2023年 08月11日 16:39 (金)
C102にてサークル「日々是妄想」は1日目土曜日東ニ-09bにて出店します。
以下、頒布予定の新刊1冊他を紹介しますのでお立ち寄りいただければと思います。
【C102新刊】『聖地人 -聖地巡礼のこの先、聖地移住-』 フルカラー50P 1,200円

業界初となった『聖地移住-行きたい場所で生きる-』の続編となります。前巻は聖地巡礼が高じて聖地に移り住んでしまう「聖地移住」の実例を複数紹介し、アニメコンテンツと地方創生の関係を解説し、様々な方から高い評価を受けました。今回の『聖地人』では前巻の内容をさらに充実・発展させ、聖地移住を多くの人々に知っていただくと同時に、最新の研究をお届けします!





【既刊】『聖地移住-生きたい場所で生きる-』 カバーカラー・モノクロ156P 1,500円

【既刊】『宇治をのたしなみ-響け!ユーフォニアム舞台解説-』 フルカラー92P

【C94既刊】『宇治を識る。-響け!ユーフォニアム舞台解説-』 フルカラー92P

・サークル「走れ!聖地巡り隊」様委託
【新刊委託】『湯るキャン▲』 700円

また、新刊「聖地人-聖地巡礼のその先、聖地移住」は下記サークル様で委託します。
走れ!聖地巡り隊 日曜東V41a
以上、紹介でしたが当日会場にてお待ちしております!
以下、頒布予定の新刊1冊他を紹介しますのでお立ち寄りいただければと思います。
【C102新刊】『聖地人 -聖地巡礼のこの先、聖地移住-』 フルカラー50P 1,200円

業界初となった『聖地移住-行きたい場所で生きる-』の続編となります。前巻は聖地巡礼が高じて聖地に移り住んでしまう「聖地移住」の実例を複数紹介し、アニメコンテンツと地方創生の関係を解説し、様々な方から高い評価を受けました。今回の『聖地人』では前巻の内容をさらに充実・発展させ、聖地移住を多くの人々に知っていただくと同時に、最新の研究をお届けします!





【既刊】『聖地移住-生きたい場所で生きる-』 カバーカラー・モノクロ156P 1,500円

【既刊】『宇治をのたしなみ-響け!ユーフォニアム舞台解説-』 フルカラー92P

【C94既刊】『宇治を識る。-響け!ユーフォニアム舞台解説-』 フルカラー92P

・サークル「走れ!聖地巡り隊」様委託
【新刊委託】『湯るキャン▲』 700円

また、新刊「聖地人-聖地巡礼のその先、聖地移住」は下記サークル様で委託します。
走れ!聖地巡り隊 日曜東V41a
以上、紹介でしたが当日会場にてお待ちしております!
2023年 05月02日 18:34 (火)
であいもん舞台探訪記①
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
であいもん舞台探訪記④
であいもん舞台探訪記⑤
さて、年々桜の咲く時期が早くなっている京都ですが、3月下旬になると京都は俄然、桜シーズンに向けて観光客の受け入れモードに入ります。一果の誕生日である3月25日、歴史的な超早咲きだった今年は既に満開を迎えていましたが、例年であれば開花寸前か開花宣言が出されている頃でしょうか。そんな一果の誕生日に和が選んだのは関西人なら知らない人はいない「ひらぱー」ことひらかたパークです。

第十二話:ひらかたパーク第2駐車場
今回は和の運転で京都市内から八幡市を通って枚方市内へ。車を駐めたのはメインゲート最寄りの第2駐車場です。

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート前
ひらぱーって、TDWやUSJと違って本当に住宅街のど真ん中にあるんですよね。そこが庶民的というか。

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
ちなみに入園料はおとな(中学生以上)1,800円、小学生以下1,000円。フリーパスつきでおとな4,800円、小学生4,000円、未就学児〜2歳は2,800円です。

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「一果〜、どした?」

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「な、なんでもないです!」

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「ふ〜〜。」

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「よかったぁ〜、無事着いたぁ〜。」
「無事?着いた?」

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「いやーほらー、一果を隣に乗せたの初めてやしちょっとビビってたとかないから!」
「それで話しかけてもカタコトで返ってきたんですね。」

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
(いや〜、おれにはまだ虎の巻があるからな。)

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
一果はふと見かけた親子に、かつてひらぱーをパパと訪れたときの自分を重ねてしまいます。

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「誰かおったか?」
「あ、いえ!和さんはここに誰かと来たことあるんですか?」

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「高校んときやな。友達や先輩らと来たことあるんで。一果は?来たことあんの?」
「ないです…」
「そうか〜。それなら連れて来てよかったな。じゃ、まずは何乗るか。」

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「そうですね…」
(キタで。一果が好きそうなもの咲季くんにピックアップしてもろうたからな!)

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
うっかり虎の巻を家に忘れて来たことに気づいて慌てる和…

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「和さん、変に気遣うとかやめてくださいね。こっちが困るんで。」
「でも〜、今日の主役は一果やしさ〜」
「帰りますよ。」
「わかりやした。」

第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「いつもの和さんでええんです。行きますよ。」
「…はいよ。」

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン
こうして二人の楽しいひらぱーでの時間が始まりますが…

第十二話:ひらかたパーク・ジャイアントドロップメテオ
ひらぱーを一果以上にエンジョイする和…

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
そんな和にドン引きする一果…

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「よし!次は何いこか?」
「和さん、お腹の方は…」
「聞かれて今気づいたな。何食べよう?」
「おお…」

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
(いつもどおりでいいって言った手前、もっと落ち着いてくださいって言えへん…」

第十二話:ひらかたパーク・スカイウォーカー
レストランで昼食をとった二人。「お父さん」をめぐるドタバタがありましたが…

第十二話:ひらかたパーク・ワンダーガーデン
食後は少しまったり目に動物たちを見学。

第十二話:ひらかたパーク・ワンダーガーデン

第十二話:ひらかたパーク・トロールパニックパチャンガ
こちらは今回訪問時には閉まっていたのでアトラクション外からの撮影になります。

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「そろそろ時間やなぁ。」

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「お土産は買わんでええか?」
「はい。」
「ほな、帰るって電話しとくか。ちょっと待っててな。」

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
和が電話をかけに一果を離れた隙に「ママ…」という声が聞こえて来ます。
振り返ると迷子になった自分より年下の子供が。

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
泣きそうになったところで迷子になった子の母親が現れます。
しかし一果がホッとしたのもつかの間、和の姿を見失ってしまいます。
そして蘇って来るのは一人になることの恐怖感…

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
桜の花びらが舞う先に目を向けると、そこに和の姿がありました。
(近くにいたのに、目を離したのは私の方やった…)
「どうした?」
「なんでもないです…」

第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「まぁええけど。服、伸びん程度にな。」

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
こうしてひらぱーでの楽しい1日が終わりました。

第十二話:ひらかたパーク・メインゲート前
「あー楽しかったなぁ〜、一果〜。」
「はい。」
そこで目に入ったのは鯛焼き屋さんでした。
前にパパと来た時に買ってもらった店かは分かりませんが、鯛焼きをほおばりながら一果の気持ちも少し和に打ち解けてきた様子です。
コミック『であいもん』第一部の前半部分を描いたテレビシリーズでしたが、一果が緑松にやってきて2年、和が京都に戻って1年という節目を描いた作品でした。最後には一果のパパがちらっと映ったり、第二期への伏線を見せた作品でしたので、是非とも第一部の最後まで(欲を言えば現在連載中の第二部も)アニメ化されることを願ってやみませんね。
さて、『であいもん』は作者の浅野りんさんが京都出身なのは勿論、取材対象となった鳴海餅さんもコラボレーションにノリノリ。さらには京菓子を紹介する冊子を浅野さんが書き下ろしされるなど、すっかり京都に受け入れられている感があります。舞台探訪をしながら、街中の京菓子屋さんを巡ってみるのも楽しいと思います。あなただけの京都が見つかるはずです。
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
であいもん舞台探訪記④
であいもん舞台探訪記⑤
さて、年々桜の咲く時期が早くなっている京都ですが、3月下旬になると京都は俄然、桜シーズンに向けて観光客の受け入れモードに入ります。一果の誕生日である3月25日、歴史的な超早咲きだった今年は既に満開を迎えていましたが、例年であれば開花寸前か開花宣言が出されている頃でしょうか。そんな一果の誕生日に和が選んだのは関西人なら知らない人はいない「ひらぱー」ことひらかたパークです。


第十二話:ひらかたパーク第2駐車場
今回は和の運転で京都市内から八幡市を通って枚方市内へ。車を駐めたのはメインゲート最寄りの第2駐車場です。


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート前
ひらぱーって、TDWやUSJと違って本当に住宅街のど真ん中にあるんですよね。そこが庶民的というか。


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
ちなみに入園料はおとな(中学生以上)1,800円、小学生以下1,000円。フリーパスつきでおとな4,800円、小学生4,000円、未就学児〜2歳は2,800円です。


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「一果〜、どした?」


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「な、なんでもないです!」


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「ふ〜〜。」


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
「よかったぁ〜、無事着いたぁ〜。」
「無事?着いた?」


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「いやーほらー、一果を隣に乗せたの初めてやしちょっとビビってたとかないから!」
「それで話しかけてもカタコトで返ってきたんですね。」


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
(いや〜、おれにはまだ虎の巻があるからな。)


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
一果はふと見かけた親子に、かつてひらぱーをパパと訪れたときの自分を重ねてしまいます。


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「誰かおったか?」
「あ、いえ!和さんはここに誰かと来たことあるんですか?」


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「高校んときやな。友達や先輩らと来たことあるんで。一果は?来たことあんの?」
「ないです…」
「そうか〜。それなら連れて来てよかったな。じゃ、まずは何乗るか。」


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「そうですね…」
(キタで。一果が好きそうなもの咲季くんにピックアップしてもろうたからな!)


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
うっかり虎の巻を家に忘れて来たことに気づいて慌てる和…


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「和さん、変に気遣うとかやめてくださいね。こっちが困るんで。」
「でも〜、今日の主役は一果やしさ〜」
「帰りますよ。」
「わかりやした。」


第十二話:ひらかたパーク・マジカルボルケーノ
「いつもの和さんでええんです。行きますよ。」
「…はいよ。」


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン
こうして二人の楽しいひらぱーでの時間が始まりますが…


第十二話:ひらかたパーク・ジャイアントドロップメテオ
ひらぱーを一果以上にエンジョイする和…


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
そんな和にドン引きする一果…


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「よし!次は何いこか?」
「和さん、お腹の方は…」
「聞かれて今気づいたな。何食べよう?」
「おお…」


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
(いつもどおりでいいって言った手前、もっと落ち着いてくださいって言えへん…」


第十二話:ひらかたパーク・スカイウォーカー
レストランで昼食をとった二人。「お父さん」をめぐるドタバタがありましたが…


第十二話:ひらかたパーク・ワンダーガーデン
食後は少しまったり目に動物たちを見学。


第十二話:ひらかたパーク・ワンダーガーデン


第十二話:ひらかたパーク・トロールパニックパチャンガ
こちらは今回訪問時には閉まっていたのでアトラクション外からの撮影になります。


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「そろそろ時間やなぁ。」


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「お土産は買わんでええか?」
「はい。」
「ほな、帰るって電話しとくか。ちょっと待っててな。」


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
和が電話をかけに一果を離れた隙に「ママ…」という声が聞こえて来ます。
振り返ると迷子になった自分より年下の子供が。


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
泣きそうになったところで迷子になった子の母親が現れます。
しかし一果がホッとしたのもつかの間、和の姿を見失ってしまいます。
そして蘇って来るのは一人になることの恐怖感…


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
桜の花びらが舞う先に目を向けると、そこに和の姿がありました。
(近くにいたのに、目を離したのは私の方やった…)
「どうした?」
「なんでもないです…」


第十二話:ひらかたパーク・レッドファルコン前
「まぁええけど。服、伸びん程度にな。」


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート
こうしてひらぱーでの楽しい1日が終わりました。


第十二話:ひらかたパーク・メインゲート前
「あー楽しかったなぁ〜、一果〜。」
「はい。」
そこで目に入ったのは鯛焼き屋さんでした。
前にパパと来た時に買ってもらった店かは分かりませんが、鯛焼きをほおばりながら一果の気持ちも少し和に打ち解けてきた様子です。
コミック『であいもん』第一部の前半部分を描いたテレビシリーズでしたが、一果が緑松にやってきて2年、和が京都に戻って1年という節目を描いた作品でした。最後には一果のパパがちらっと映ったり、第二期への伏線を見せた作品でしたので、是非とも第一部の最後まで(欲を言えば現在連載中の第二部も)アニメ化されることを願ってやみませんね。
さて、『であいもん』は作者の浅野りんさんが京都出身なのは勿論、取材対象となった鳴海餅さんもコラボレーションにノリノリ。さらには京菓子を紹介する冊子を浅野さんが書き下ろしされるなど、すっかり京都に受け入れられている感があります。舞台探訪をしながら、街中の京菓子屋さんを巡ってみるのも楽しいと思います。あなただけの京都が見つかるはずです。
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
2023年 04月28日 20:29 (金)
であいもん舞台探訪記①
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
であいもん舞台探訪記④
クリスマスが終わると寺町商店街のイルミネーションも片付けられ、京都の街中は年末の準備に入ります。そして迎える大晦日と新年。三が日休店中の緑松の前にある男性が立っていますが…?
であいもん舞台探訪記④では1、2月の京都を描く第十話・十一話を紹介します。

第十話:高原児童公園
和が配達で立ち寄ったのは叡電元田中駅を少し北に行ったところにある高原児童公園です。

第十話:高原児童公園
公園を通りかかると先ほど緑松の前にいた男性が沈んでいる様子。

第十話:高原児童公園
「すみません、店の前で会ったもんです。」

第十話:高原児童公園
男性の身の上話を聞いたところ、最近不幸が続いており、久しぶりの母親の墓参りに好物だった緑松の菓子をお供えしようとしていたとか。

第十話:高原児童公園
「あの、ちょっと提案があるんすけど。」

第十話:高原児童公園
「おれと知り合いになりませんか?」
店の花びら餅はないけど、修行として作った物なら客でない知り合いに渡せる、という和の機転で男性に緑松の菓子を贈ることができました。男性は次は客として来ることを誓って母の墓前へと向かうのでした。
第十話後半パートは小梅さんことお鶴さんの過去をめぐる淡い恋愛エピソードです。
諸々が一件落着して和たちがやって来たのは鴨川の左岸、加茂大橋を少し南に下ったところ。

第十話:加茂大橋下る
「小梅とゆうにつけた梅の字は、母さんにもろたんよ。母さんが築いてきた芸の道は私の憧れやった。」

第十話:加茂大橋下る
「せやし、自分の子に憧れを名付けた。」
「それめっちゃええやん。」
「せやろ。」
ここのカットは微妙に雰囲気が合わなかったので北側を撮影して反転しています。

第十話:加茂大橋下る
「桃色の梅、かわええなぁ。」
「うん、小梅、この名前大好き!」
第十一話は2月。まだまだ寒い日が続きますが京都は春に向けた準備に入ります。
そしてやって来るバレンタインデーを前に…

十一話:ゴールドマウンテン前
手作りのぜんざいを和に振る舞われた佳乃子は手作りチョコに挑戦しようと、河原町今出川を少し下ったところにある輸入食品店に買い物に。
「挑戦するだけ、挑戦するだけ…お礼にと思って渡すだけ…」

十一話:ゴールドマウンテン前
「あ、一果ちゃん。」

十一話:ゴールドマウンテン前
「佳乃子さん!さぼりですか?」
「い、意地悪ね。ちゃんと仕事もしてる!」

十一話:河原町今出川バス停前
「和菓子もバレンタイン用ってあるのね。緑松のもかわいいなって見てたの。でも和菓子はイベントより催事って感じよね。」

十一話:河原町今出川バス停前
「一果ちゃんは買ったの?チョコ。好きな男子とかに。」
「ん?いません。」
「なんだないんだー。」

十一話:河原町今出川バス停前
「和には?」
「えっ」
「待って、その顔。」
「ちゃんとお礼を伝えたい人には買いました。」

十一話:河原町今出川交差点
そのまま二人は北上して今出川の交差点で別れます。

十一話:河原町今出川交差点
第十一話後半は「雪」にまつわる一果のつらい過去を交えてのエピソードでした。
「もし、あのとき、うんって言わへんかったら。もし、あのとき、パパから離れへんかったら。」
「一果がここに来た時、こんな雪の日やったんやろ。そん時おれがおったら、一果と何して遊んだやろうって思ってな。」
果たして和は一果の父親という大きな隙間を埋めることができるのか?そして一果の誕生日がやってきます。
次回はいよいよ最終回、第十二話の紹介です!
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
であいもん舞台探訪記④
クリスマスが終わると寺町商店街のイルミネーションも片付けられ、京都の街中は年末の準備に入ります。そして迎える大晦日と新年。三が日休店中の緑松の前にある男性が立っていますが…?
であいもん舞台探訪記④では1、2月の京都を描く第十話・十一話を紹介します。


第十話:高原児童公園
和が配達で立ち寄ったのは叡電元田中駅を少し北に行ったところにある高原児童公園です。


第十話:高原児童公園
公園を通りかかると先ほど緑松の前にいた男性が沈んでいる様子。


第十話:高原児童公園
「すみません、店の前で会ったもんです。」


第十話:高原児童公園
男性の身の上話を聞いたところ、最近不幸が続いており、久しぶりの母親の墓参りに好物だった緑松の菓子をお供えしようとしていたとか。


第十話:高原児童公園
「あの、ちょっと提案があるんすけど。」


第十話:高原児童公園
「おれと知り合いになりませんか?」
店の花びら餅はないけど、修行として作った物なら客でない知り合いに渡せる、という和の機転で男性に緑松の菓子を贈ることができました。男性は次は客として来ることを誓って母の墓前へと向かうのでした。
第十話後半パートは小梅さんことお鶴さんの過去をめぐる淡い恋愛エピソードです。
諸々が一件落着して和たちがやって来たのは鴨川の左岸、加茂大橋を少し南に下ったところ。


第十話:加茂大橋下る
「小梅とゆうにつけた梅の字は、母さんにもろたんよ。母さんが築いてきた芸の道は私の憧れやった。」


第十話:加茂大橋下る
「せやし、自分の子に憧れを名付けた。」
「それめっちゃええやん。」
「せやろ。」
ここのカットは微妙に雰囲気が合わなかったので北側を撮影して反転しています。


第十話:加茂大橋下る
「桃色の梅、かわええなぁ。」
「うん、小梅、この名前大好き!」
第十一話は2月。まだまだ寒い日が続きますが京都は春に向けた準備に入ります。
そしてやって来るバレンタインデーを前に…


十一話:ゴールドマウンテン前
手作りのぜんざいを和に振る舞われた佳乃子は手作りチョコに挑戦しようと、河原町今出川を少し下ったところにある輸入食品店に買い物に。
「挑戦するだけ、挑戦するだけ…お礼にと思って渡すだけ…」


十一話:ゴールドマウンテン前
「あ、一果ちゃん。」


十一話:ゴールドマウンテン前
「佳乃子さん!さぼりですか?」
「い、意地悪ね。ちゃんと仕事もしてる!」


十一話:河原町今出川バス停前
「和菓子もバレンタイン用ってあるのね。緑松のもかわいいなって見てたの。でも和菓子はイベントより催事って感じよね。」


十一話:河原町今出川バス停前
「一果ちゃんは買ったの?チョコ。好きな男子とかに。」
「ん?いません。」
「なんだないんだー。」


十一話:河原町今出川バス停前
「和には?」
「えっ」
「待って、その顔。」
「ちゃんとお礼を伝えたい人には買いました。」


十一話:河原町今出川交差点
そのまま二人は北上して今出川の交差点で別れます。


十一話:河原町今出川交差点
第十一話後半は「雪」にまつわる一果のつらい過去を交えてのエピソードでした。
「もし、あのとき、うんって言わへんかったら。もし、あのとき、パパから離れへんかったら。」
「一果がここに来た時、こんな雪の日やったんやろ。そん時おれがおったら、一果と何して遊んだやろうって思ってな。」
果たして和は一果の父親という大きな隙間を埋めることができるのか?そして一果の誕生日がやってきます。
次回はいよいよ最終回、第十二話の紹介です!
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
2023年 04月27日 21:21 (木)
であいもん舞台探訪記①
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
11月末から12月初旬になると京都もいよいよ年末に向けて冬の装いを新たにします。夏のうだるような暑さから一転、冬は「底冷え」と言われる京都ですが、そんな京都の冬にも楽しみはそこかしこにあります。第9話では近年注目を集めるスポットが多数登場します。

第九話:京都水族館
クリスマスイヴ当日、一果の母親が来日して親子で京都を回る様子が描かれます。
まずは近年水族館や鉄道博物館、公園などで京都の代表的なレジャースポットになっている梅小路公園界隈。

第九話:京都水族館

第九話:京都水族館
京都水族館は2012年3月にオープンした日本初の大型内陸型水族館で、全て人工海水で魚類や動物類の飼育が行われています。

第九話:京都水族館
こちらは京都水族館内にある、京都の生態系を再現した中庭です。京都郊外の里山を感じさせ、冬にはライトアップが行われています。

第九話:京都水族館
京都水族館で飼育されているペンギンたちの親子・友人・恋人関係を描いた「ペンギン相関図」は人気ですね。

第九話:京都水族館
こちらも見どころの一つ、大規模なクラゲ水槽のライトアップです。実に幻想的ですね。

第9話:京都水族館
そして京都水族館のマスコット的なキャラクターといえば鴨川上流に生息する天然記念生物のサンショウウオで、ぬいぐるみがグッズコーナーで販売されています。

第九話:木津屋橋通
その一方で和は佳乃子と美弦のブッキングというものすごい状況になっていました。
イルミネーションへ行く途中に三人と母親とお茶をする一果がニアミスしたのはヨドバシカメラ京都店南側の木津屋橋通です。

第九話:木津屋橋通
「美弦ちゃんは前に来たことあったんだ。」
「はい、とても綺麗だったんでもう一度来たいと思ってたんです。」

第九話:木津屋橋通
「二人とも、いつの間に仲ようなってたん?あんま店で会わへんよな。」
「確かにあまり会わないけど、夏に友達になったのよね。」
「はい。」
(「よかった、佳乃子さんがいて。二人だったら余計しんどかったかもしれへん」)
(「胸がいっぱいって感じ。余裕がないって羨ましい…」)

第九話:名倉公園
「うわぁーー、すごいなぁーー!」
そして三人が来たのはローム本社に隣接している名倉公園のイルミネーション。
ちなみにヨドバシカメラからだと京都駅からJRで丹波口駅下車が最寄りになりますが、駅からでもそこそこ遠いです。

第九話:名倉公園
(「和さんの手、こんなに近くで見るの初めてかも…はっ!意識したら急にドキドキしてきた!」)

第九話:名倉公園
と、そこで美弦が家からスマホで呼び出されて…キャーな展開に。
一方で佳乃子も負けじと和の手をとりますが。

第九話:名倉公園
「ちょっと、手変わった?」
「うーん、まだお菓子作らせてもらえてないけど、なんか気の使い方違うようになったからやろか。」

第九話:名倉公園
「そや、これ佳乃子の影響入っとるわ。お前爪切りやのうて爪ヤスリで整えていたやろ。切りすぎもないし、細こう手入れできるから便利やねん。」
「それじゃぁ、私と付き合ったことも無駄じゃなかったんだ…」

第九話:名倉公園
「そんな思ったことないよ。それに、今年も一緒におってくれてよかった。あーいや、一果もおらんし、美弦ちゃんと二人というのもなんやし。」
「はいはい。」

第九話:名倉公園
三人が解散する流れになったところで二人から和にクリスマスプレゼント。
で、再び冷戦の火花が散る佳乃子と美弦でしたが…

第九話:名倉公園
「ちょっと、二人とも待っといて。」

第九話:名倉公園
「和…?」

第九話:名倉公園
「もう引き上げる言わはるさかい、一曲だけ弾かせてって頼んでん。今日はこれがおれから二人へのクリスマスプレゼントってことで。」
EDは和(cv島崎信長)による高田漣「オーランド」。

第九話:名倉公園
「あれ、和さんじゃない?」
「…みんなに幸あれ。」
というわけで、なんと気づいたら前回の更新から1年近く経っており、申し訳ないの一言です…。なんとか最後までアニメ『であいもん』が描く京都(最終話は枚方でしたが)を紹介したいと思います。
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
であいもん舞台探訪記②
であいもん舞台探訪記③
11月末から12月初旬になると京都もいよいよ年末に向けて冬の装いを新たにします。夏のうだるような暑さから一転、冬は「底冷え」と言われる京都ですが、そんな京都の冬にも楽しみはそこかしこにあります。第9話では近年注目を集めるスポットが多数登場します。


第九話:京都水族館
クリスマスイヴ当日、一果の母親が来日して親子で京都を回る様子が描かれます。
まずは近年水族館や鉄道博物館、公園などで京都の代表的なレジャースポットになっている梅小路公園界隈。


第九話:京都水族館


第九話:京都水族館
京都水族館は2012年3月にオープンした日本初の大型内陸型水族館で、全て人工海水で魚類や動物類の飼育が行われています。


第九話:京都水族館
こちらは京都水族館内にある、京都の生態系を再現した中庭です。京都郊外の里山を感じさせ、冬にはライトアップが行われています。


第九話:京都水族館
京都水族館で飼育されているペンギンたちの親子・友人・恋人関係を描いた「ペンギン相関図」は人気ですね。


第九話:京都水族館
こちらも見どころの一つ、大規模なクラゲ水槽のライトアップです。実に幻想的ですね。


第9話:京都水族館
そして京都水族館のマスコット的なキャラクターといえば鴨川上流に生息する天然記念生物のサンショウウオで、ぬいぐるみがグッズコーナーで販売されています。


第九話:木津屋橋通
その一方で和は佳乃子と美弦のブッキングというものすごい状況になっていました。
イルミネーションへ行く途中に三人と母親とお茶をする一果がニアミスしたのはヨドバシカメラ京都店南側の木津屋橋通です。


第九話:木津屋橋通
「美弦ちゃんは前に来たことあったんだ。」
「はい、とても綺麗だったんでもう一度来たいと思ってたんです。」


第九話:木津屋橋通
「二人とも、いつの間に仲ようなってたん?あんま店で会わへんよな。」
「確かにあまり会わないけど、夏に友達になったのよね。」
「はい。」
(「よかった、佳乃子さんがいて。二人だったら余計しんどかったかもしれへん」)
(「胸がいっぱいって感じ。余裕がないって羨ましい…」)


第九話:名倉公園
「うわぁーー、すごいなぁーー!」
そして三人が来たのはローム本社に隣接している名倉公園のイルミネーション。
ちなみにヨドバシカメラからだと京都駅からJRで丹波口駅下車が最寄りになりますが、駅からでもそこそこ遠いです。


第九話:名倉公園
(「和さんの手、こんなに近くで見るの初めてかも…はっ!意識したら急にドキドキしてきた!」)


第九話:名倉公園
と、そこで美弦が家からスマホで呼び出されて…キャーな展開に。
一方で佳乃子も負けじと和の手をとりますが。


第九話:名倉公園
「ちょっと、手変わった?」
「うーん、まだお菓子作らせてもらえてないけど、なんか気の使い方違うようになったからやろか。」


第九話:名倉公園
「そや、これ佳乃子の影響入っとるわ。お前爪切りやのうて爪ヤスリで整えていたやろ。切りすぎもないし、細こう手入れできるから便利やねん。」
「それじゃぁ、私と付き合ったことも無駄じゃなかったんだ…」


第九話:名倉公園
「そんな思ったことないよ。それに、今年も一緒におってくれてよかった。あーいや、一果もおらんし、美弦ちゃんと二人というのもなんやし。」
「はいはい。」


第九話:名倉公園
三人が解散する流れになったところで二人から和にクリスマスプレゼント。
で、再び冷戦の火花が散る佳乃子と美弦でしたが…


第九話:名倉公園
「ちょっと、二人とも待っといて。」


第九話:名倉公園
「和…?」


第九話:名倉公園
「もう引き上げる言わはるさかい、一曲だけ弾かせてって頼んでん。今日はこれがおれから二人へのクリスマスプレゼントってことで。」
EDは和(cv島崎信長)による高田漣「オーランド」。


第九話:名倉公園
「あれ、和さんじゃない?」
「…みんなに幸あれ。」
というわけで、なんと気づいたら前回の更新から1年近く経っており、申し訳ないの一言です…。なんとか最後までアニメ『であいもん』が描く京都(最終話は枚方でしたが)を紹介したいと思います。
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
2022年 05月18日 22:59 (水)
であいもん舞台探訪記①
であいもん舞台探訪記②
東京から京都に引っ越して来た和の元カノ・佳乃子も加え、ますます賑やかになる緑松でしたが、水面下では和に想いを寄せる美弦との間で…
京都はまだまだ暑さが厳しい8月ですが、第五話では少しマイナーなスポットが登場します。

第五話:左京区図書館
一果が読書感想文の宿題をしに来たのは左京区図書館。

第五話:御蔭橋

第五話:田中神社前
「あ、あそこに神社ありますよ!」

第五話:田中神社前
「ほんとだ。京都ってふいに神社やお寺があるよね。」

第五話:田中神社
三人がやってきたのは叡電元田中駅を少し南に下ったところにある田中神社。田中神社はかつてこの付近が田中村と呼ばれていた頃、村民たちの産土神として信仰を集めたそうです。

第五話:田中神社

第五話:田中神社
「二礼二拍手一礼だっけ。」
「はい。」

第五話:田中神社

第五話:田中神社

第五話:田中神社
「あ、おみくじ!」
「引いてみましょか。」

第五話:田中神社

第五話:田中神社
そして三人が引いてみたところ…凶、待ち人来らず…

第五話:田中神社
「結んで行こうかー。」
「そうしましょー。」

第五話:田中神社
「一果ちゃんは?」
「お、小吉じゃん。悪くないよ。」
「待ち人、やや遅れて来たり…」

第五話:田中神社
「そうだ、おみくじ、他の神社で引き直そうか。」
「いいんですか?そんなこと。」
「いまのはここに任せよう!うーんどこか面白そうなところ…」

第五話:吉田神社
そして三人が訪れたのは…

第五話:菓祖神社
吉田神社の末社である菓祖神社でした。

第五話:菓祖神社
果物の祖とも言われる橘を日本に持ち帰ったとされる田道間守命と、日本で初めて饅頭をつくったとされる林浄因命の二人が祀られています。歴史は1957年創建と比較的新しい神社ですが、田道間守命を祀る兵庫県出石の中島神社から分霊されたそうです。

第五話:菓祖神社
本社を創建したのは京都府菓子卸商業組合ということもあり、石碑には関係業者の名前が刻まれています。

第五話:菓祖神社
参拝。

第五話:菓祖神社
「そういえば、「ときじくのかくのこのみ」ってなんだろうね?」

第五話:菓祖神社
「えっと、不老不死の妙薬で、今でいう橘、蜜柑のことのようですよ。」
「おー、今年からいっぱい食べよう!」

第五話:菓祖神社

第五話:菓祖神社

第五話:吉田神社
三人は吉田神社の思い出話しをしながら参道を戻って来ます。

第五話:吉田神社
吉田神社といえば節分祭。
「でも、楽しいですよ。この辺一帯、下の方までずらーって屋台が出ますし、京都三大祭に引けを取らないくらい賑やかなんです。」
「へー、見てみたい!」

第五話:吉田神社
「じゃあ来年行きましょう。みんなで都合つけて!」

第五話:吉田神社
「それなら先に和を誘ってあげたら?」

第五話:吉田神社
「佳乃子さん!?」
「お菓子の神社だって連れて来たら喜ぶだろうし。」

第五話:吉田神社
「いえ、こういうのは女の子同士でわいわい行くのがいいじゃないですか。佳乃子さんとももっと仲良くなりたいし。」
「私も!美弦ちゃん!」

第五話:吉田神社
「どうなるかと思って焦ったりしたけど、いらん心配やったみたい。ああやって思うことあっても仲ようできるってええな。」

第五話:吉田神社
「神様、わたしもいつか、佳乃子さんや美弦ちゃんみたいな素敵な大人になれますように。」

第五話:京大正門前
と、一果の心配は他所に二人の仲は深まったように見えましたが…

第五話:京大正門前
「あ、ちょっとバスの時間見てくるね。」

第五話:京大正門前
「どうしたん、一果ちゃん。」
「美弦ちゃんが楽しそうでよかったなって。佳乃子さんのこと気にしてるんちゃうかと思って。」

第五話:京大正門前
「ああ、和さんとの関係?もう別れてるっていう話やし、わだかまり作るより仲ようしたほうが、和さんもこの先安心やろ。」
「ふぇ?」

第五話:京大正門前
「バス20分後だって。」

第五話:京大正門前
「どうしたの?一果ちゃん。」
「あ、いえ佳乃子さん、美弦ちゃんに気いつかってるんちゃうかなって…」

第五話:京大正門前
「あ〜、和のこと好きっぽいよね、あの子。まぁたかだか高校生だし恋に恋するお年頃を相手にするほど和に余裕ないからさ。」

第五話:京大正門前
「あ…」
「お待たせしました。夕飯の材料頼まれちゃって。」
「あ、私も買わなきゃ。お弁当そろそろ復活させなきゃ。」

第五話:京大正門前
「「ん、どうしたの一果ちゃん?」」
というわけで一果にとっては非常に気疲れして終わった一日でした…
後半パートは和の命日に鬼祖母が帰ってくるエピソードですが、終盤で五山送り火の護摩木書きに行きます。これが五山送り火で焚きあげられるわけですね。

第五話:白川今出川交差点
早朝の白川通り(写真は夕方ですが)。

第五話:哲学の道
「この時間は涼しくてええなぁ。」

第五話:銀閣寺参道
「このまま上ですか?」
「そう、どんつきに銀閣寺。後ろが大文字さんや」
道中、祖父との思い出話をしながら参道を登り、銀閣寺前で護摩木を書きます。
ちなみに大の字の中央で焚きあげられるのがここで書かれた護摩木になります。
田中神社は地元でも訪れる人は少なく、吉田神社も観光名所としてそれほどメジャーではないことから左京区のマイナースポット巡りとして、第五話はちょうどよいのではないでしょうか。美弦の言うとおり、吉田の節分祭は京大正門入り口から鳥居まで数百メートルにわたり出店が出ることや、「追儺」などの伝統行事もあるのでおすすめです。以上、第五話でした!
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。
であいもん舞台探訪記②
東京から京都に引っ越して来た和の元カノ・佳乃子も加え、ますます賑やかになる緑松でしたが、水面下では和に想いを寄せる美弦との間で…
京都はまだまだ暑さが厳しい8月ですが、第五話では少しマイナーなスポットが登場します。


第五話:左京区図書館
一果が読書感想文の宿題をしに来たのは左京区図書館。


第五話:御蔭橋


第五話:田中神社前
「あ、あそこに神社ありますよ!」


第五話:田中神社前
「ほんとだ。京都ってふいに神社やお寺があるよね。」


第五話:田中神社
三人がやってきたのは叡電元田中駅を少し南に下ったところにある田中神社。田中神社はかつてこの付近が田中村と呼ばれていた頃、村民たちの産土神として信仰を集めたそうです。


第五話:田中神社


第五話:田中神社
「二礼二拍手一礼だっけ。」
「はい。」


第五話:田中神社


第五話:田中神社


第五話:田中神社
「あ、おみくじ!」
「引いてみましょか。」


第五話:田中神社


第五話:田中神社
そして三人が引いてみたところ…凶、待ち人来らず…


第五話:田中神社
「結んで行こうかー。」
「そうしましょー。」


第五話:田中神社
「一果ちゃんは?」
「お、小吉じゃん。悪くないよ。」
「待ち人、やや遅れて来たり…」


第五話:田中神社
「そうだ、おみくじ、他の神社で引き直そうか。」
「いいんですか?そんなこと。」
「いまのはここに任せよう!うーんどこか面白そうなところ…」


第五話:吉田神社
そして三人が訪れたのは…


第五話:菓祖神社
吉田神社の末社である菓祖神社でした。


第五話:菓祖神社
果物の祖とも言われる橘を日本に持ち帰ったとされる田道間守命と、日本で初めて饅頭をつくったとされる林浄因命の二人が祀られています。歴史は1957年創建と比較的新しい神社ですが、田道間守命を祀る兵庫県出石の中島神社から分霊されたそうです。


第五話:菓祖神社
本社を創建したのは京都府菓子卸商業組合ということもあり、石碑には関係業者の名前が刻まれています。


第五話:菓祖神社
参拝。


第五話:菓祖神社
「そういえば、「ときじくのかくのこのみ」ってなんだろうね?」


第五話:菓祖神社
「えっと、不老不死の妙薬で、今でいう橘、蜜柑のことのようですよ。」
「おー、今年からいっぱい食べよう!」


第五話:菓祖神社


第五話:菓祖神社


第五話:吉田神社
三人は吉田神社の思い出話しをしながら参道を戻って来ます。


第五話:吉田神社
吉田神社といえば節分祭。
「でも、楽しいですよ。この辺一帯、下の方までずらーって屋台が出ますし、京都三大祭に引けを取らないくらい賑やかなんです。」
「へー、見てみたい!」


第五話:吉田神社
「じゃあ来年行きましょう。みんなで都合つけて!」


第五話:吉田神社
「それなら先に和を誘ってあげたら?」


第五話:吉田神社
「佳乃子さん!?」
「お菓子の神社だって連れて来たら喜ぶだろうし。」


第五話:吉田神社
「いえ、こういうのは女の子同士でわいわい行くのがいいじゃないですか。佳乃子さんとももっと仲良くなりたいし。」
「私も!美弦ちゃん!」


第五話:吉田神社
「どうなるかと思って焦ったりしたけど、いらん心配やったみたい。ああやって思うことあっても仲ようできるってええな。」


第五話:吉田神社
「神様、わたしもいつか、佳乃子さんや美弦ちゃんみたいな素敵な大人になれますように。」


第五話:京大正門前
と、一果の心配は他所に二人の仲は深まったように見えましたが…


第五話:京大正門前
「あ、ちょっとバスの時間見てくるね。」


第五話:京大正門前
「どうしたん、一果ちゃん。」
「美弦ちゃんが楽しそうでよかったなって。佳乃子さんのこと気にしてるんちゃうかと思って。」


第五話:京大正門前
「ああ、和さんとの関係?もう別れてるっていう話やし、わだかまり作るより仲ようしたほうが、和さんもこの先安心やろ。」
「ふぇ?」


第五話:京大正門前
「バス20分後だって。」


第五話:京大正門前
「どうしたの?一果ちゃん。」
「あ、いえ佳乃子さん、美弦ちゃんに気いつかってるんちゃうかなって…」


第五話:京大正門前
「あ〜、和のこと好きっぽいよね、あの子。まぁたかだか高校生だし恋に恋するお年頃を相手にするほど和に余裕ないからさ。」


第五話:京大正門前
「あ…」
「お待たせしました。夕飯の材料頼まれちゃって。」
「あ、私も買わなきゃ。お弁当そろそろ復活させなきゃ。」


第五話:京大正門前
「「ん、どうしたの一果ちゃん?」」
というわけで一果にとっては非常に気疲れして終わった一日でした…
後半パートは和の命日に鬼祖母が帰ってくるエピソードですが、終盤で五山送り火の護摩木書きに行きます。これが五山送り火で焚きあげられるわけですね。


第五話:白川今出川交差点
早朝の白川通り(写真は夕方ですが)。


第五話:哲学の道
「この時間は涼しくてええなぁ。」


第五話:銀閣寺参道
「このまま上ですか?」
「そう、どんつきに銀閣寺。後ろが大文字さんや」
道中、祖父との思い出話をしながら参道を登り、銀閣寺前で護摩木を書きます。
ちなみに大の字の中央で焚きあげられるのがここで書かれた護摩木になります。
田中神社は地元でも訪れる人は少なく、吉田神社も観光名所としてそれほどメジャーではないことから左京区のマイナースポット巡りとして、第五話はちょうどよいのではないでしょうか。美弦の言うとおり、吉田の節分祭は京大正門入り口から鳥居まで数百メートルにわたり出店が出ることや、「追儺」などの伝統行事もあるのでおすすめです。以上、第五話でした!
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て緑松にあります、ので。