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有頂天家族2舞台探訪記②

2017年 04月18日 09:01 (火)

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有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①

「二代目」の帰朝を知った赤玉先生は果し状を送りつけ、決闘の場となった南座に二代目がゆっくりと降り立ちますが…
有頂天家族2第二話では、100年ぶりに帰朝を果たした二代目に加え、本作初登場となる天満屋がこれまた独特な持ち味で物語を複雑怪奇なエンターテイメントに変えていきます。
それでは第二話登場の背景を紹介していきましょう。

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第二話:CANDY JOY
矢三郎がバイトをすることになった寺町の骨董屋。モデルとなったのは第一期五話でも登場した、四条寺町を下ったところにある雑貨屋「CANDY JOY」。

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第二話:寺町商店街

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第二話:寺町商店街
突如骨董屋の店主に呼び出された矢三郎は寺町商店街へ。

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第二話:寺町商店街
一通り説明を受けて寺町商店街アーケードの屋上へとあがっていると、そこにはなんとラーメン屋台がw
屋台があったのはタリーズコーヒーの上のようですね。

「森羅万象、これエンターテイメントよ。」

が口癖の天満屋が堂々の登場。

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第二話:寺町商店街
熊に化けて天満屋を驚かそうとした矢三郎でしたが、それを一笑にふし全く動じる様子のない天満屋。

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第二話:寺町商店街
「ぎゃーーーーー!」

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第二話:寺町商店街
逆に天満やの「幻術」に陥った矢三郎は熊の姿のまま寺町商店街を闊歩。

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第二話:寺町商店街
四条寺町大パニックww

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第二話:寺町商店街
すぐ近くには交番もありますが、警察官も緊急出動。

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第二話:寺町商店街
「と、とまれー!とまらんと撃つぞ〜〜!」

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第二話:寺町商店街
と、そこへ飛び込んで来たのは骨董屋で待っていたはずの海星。

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第二話:寺町商店街
たちまち矢三郎の化けが解かれ、つい先ほどまであった巨大な熊はどこへやら。

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第二話:丸太町橋
「兄ちゃん!兄ちゃん!」
「しっかりしろ!」
と、矢四郎と海星の呼びかけでようやく目を覚ます矢三郎でしたが、幻術にかかっていた記憶がまるでない様子。

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第二話:丸太町橋
結局海星のアイディアで矢三郎は鴨川に放り込まれて正気に戻ったのでした。

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第二話:丸太町橋
「まったく、狸が人間に化かされるなんて情けない!」

狸をも化かし、「おれは天狗より偉い」と豪語する天満屋はいったい何者なのか?


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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
さて、その後日、昨年冬の騒動で金曜俱楽部を除名となった淀川教授に呼ばれて来たのは三井寺(大津市)付近にある、菖蒲池画伯の家でした。

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
そこでまさかの天満屋との再会。画伯夫妻、天満屋、淀川教授と五人でサンショウウオの鍋を囲み、帰路につく二人でしたが…

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「教授、あの天満屋っていう人は何者なのですか?」
「金曜俱楽部で見かけたことがあるよ。寿老人の手先のような仕事をしていた。」
「どうりで胡散臭い訳だ。スパイかもしれない。」
「それにしても妙でね。彼は寿老人の逆鱗に触れて京都から姿を消したはずでね…」


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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「淀川教授!」
と、天満屋の提灯をもっていた滋賀県名物飛び出し小僧は、作中同様のものが現地に存在します。

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「聞きましたぜ。金曜俱楽部から追放されたそうですな。」
「なんだい天満屋さん。君には関係ないことだ。」

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「腹いせに狸鍋反対運動をしているとか。無茶しますな。」

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「君は旅に出たのではなかったかね?」
「確かにそんなこともありました。我が純粋なる好奇心の発露が寿老人の逆鱗に触れましてな。」

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「つまはじきにされたもの同士、仲良くやりましょうや。」
「相談料が高そうだね、ごめん被る。」
「ねぇ教授。寿老人ってのは怖い人だよ、せいぜい気をつけるこってす。」

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「それでは、私めはこれで。」

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
と、ひらり橋から疎水に身を翻すと渡し船にちゃっかり。

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第二話:琵琶湖疎水(三井寺駅前)
「全く呆れた人物だ。こいつは油断ならないぞ。」

そして矢三郎は淀川教授と別れ、再び菖蒲池画伯の元を訪れます。そして画伯の口から語られたのは天満屋が地獄からやってきたという話。そして見せられたのはえも言われぬ亡者たちと鬼の実に恐ろしい絵画でした。

「懐中電灯をつけて照らしてみると、異様な風景が浮かび上がった。
黒々とした岩場が広がり、あちこちに不気味な赤い色が散らばっている。それらは火炎の色であり、また血の色でもある。毛むくじゃらでたくましい鬼たちが合われな亡者たちを追まわし、血の池に沈めたり、棍棒で叩き潰したりしている。」

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P171より)

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第二話:京都市営地下鉄東西線
そして京都に帰った矢三郎は、天満屋に一矢報いようと策を練るのですが…


「いやらしくも恐ろしいのは人間である。生き馬の目を抜く世の中、化かし化かされながら昼夜を分たず腕を磨き、「世はなべて化かし合い」とナマ悟りした人間ほどデンジャラスなものはない。」
「今や我々は、人間が狸を化かす時代を迎えた。
かくして、怪人「天満屋」の登場となる。」

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P129より)


**さて、ここからはOPの背景紹介です。

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OP:京都タワー(京都駅から)

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OP:祇園白川(大和橋から)

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OP:辰巳大明神(?)

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OP:ハッピー六原前

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OP:祇園(巽橋下る)

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OP:鴨川デルタ

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OP:下鴨神社(御手洗池)

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OP:紫雲山頂法寺・六角堂

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OP:先斗町

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OP:鴨川(団栗橋より)

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OP:東華菜館

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OP:夷川発電所

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OP:珈琲蔦屋

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OP:寺町商店街(三嶋亭前)

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OP:吉田山北側入口

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OP:建仁寺北壁

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OP:建仁寺北側

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OP:花見小路(京料理美登幸前)

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OP:四条河原町

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OP:四条烏丸(三菱東京UFJ銀行前)

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OP:紫雲山頂法寺・六角堂

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OP:鴨川デルタ

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OP:鴨川デルタ

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OP:建仁寺北側

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OP:祇園白川

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OP:祇園白川

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OP:祇園(切り通し)

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OP:下鴨神社

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OP:下鴨神社

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OP:京都タワー

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OP:下鴨神社(?)

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OP:千花(祇園四条)



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2舞台探訪記①

2017年 04月10日 08:25 (月)

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あるとき老狸はこう言った。
「狸の喧嘩に天狗が出る。これは駄目ぢゃ」
「天狗の喧嘩に狸が出る。これも駄目ぢゃ」
私はその言葉が気に入らなかった。

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P167より)

下鴨矢一郎と夷川早雲の偽右衛門選挙が、金曜俱楽部を巻き込んでの一大騒動に終わって半年

ときは青葉が鴨川沿いに繁る5月。かつて京都にその権勢を誇った夷川早雲は雲隠れ、矢一郎は次の偽右衛門選挙への準備をに余念がなかった。一方の弟、矢三郎といえば、「むつかしい本」を読みふける矢四郎を従えて「ツチノコ探検隊」と称して野山を歩き回っていた。
一見平和が戻ったかに見える京都、しかし次なる波乱は海の彼方を越えてやって来る・・・

2013年にアニメ化された小説『有頂天家族』。その続編となる『有頂天家族 二代目の帰朝』が待望の続編アニメ化です。もうあれから4年経ちましたが、再びP.A.WORKSをはじめとした製作陣が結集しました。わたしたちを魅了した「森見ワールド」、大ヒットアニメの製作陣が再びとあればいやが上にも期待が高まりますが、それでは今回も美麗に再現された京都をオモチロおかしく紹介していきましょう。

有頂天家族舞台探訪記(第一期)


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第一話:狸谷不動院
ここに一つ、毛深き恋の物語がある。

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第一話:狸谷不動院
今は昔、左京区一乗寺狸谷不動の森に、桃仙という名の狸の雌が暮らしていた。

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第一話:狸谷不動院
桃のように瑞々しくて、仙人のように身が軽い。

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第一話:狸谷不動院
参道の二百五十段もある階段で朝から晩まで遊んでいた。

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第一話:狸谷不動院

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第一話:狸谷不動院

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第一話:狸谷不動院
彼女を軽んじるようなぼけなすは、「くたばれ!」の一言で撃退された。

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第一話:狸谷不動院
近隣の子狸たちは畏敬の念をこめ、「階段渡りの桃仙」と呼んだ。

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第一話:狸谷不動院
ある日のこと、馴染みのない子狸たちが狸谷不動へ乗りこんできた。

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第一話:狸谷不動院
当時狸界を席巻していたツチノコブームに煽られて「ツチノコ探検隊」を標榜し、近郊の山々を荒しまわっていた悪童たちである。

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第一話:狸谷不動院
歌いながら階段をのぼってきた悪童たちは、途中で桃仙と出会ったが、彼女の勇名を知らない彼らは居丈高に出た。

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第一話:狸谷不動院
「そこのけチビスケ」
「なんだとコンニャロ」
桃仙は憤激し、悪童たちをぽこぽこ蹴落とした。
「くたばれ!」



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第一話:狸谷不動院
それからというもの、参道の長い石段をめぐって、狸谷不動の子狸たちとツチノコ探検隊による陣取り合戦が繰り広げられた。桃仙はよく戦って自分たちの縄張りを守ったという。

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第一話:狸谷不動院
やがて歳月が過ぎ去り、

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第一話:狸谷不動院
白無垢姿となった桃仙は、かつて守り抜いた二百五十段を下っていった。

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第一話:狸谷不動院
狸谷不動をあとにして、嫁入り先の糺ノ森へ向かうのである。

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第一話:狸谷不動院
この世に毛深き恋なかりせば、下鴨家の兄弟は毛一筋だに存在しなかった。
玉のような毛玉たちが生まれたその先は、毛深き愛の物語となる。

(以上『有頂天家族 二代目の帰朝』P60〜61より)

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)
「わたしはその三男として糺ノ森に生を受けた。」

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第一話:四条花見小路付近
「しかし無念なことに、偉大な父を引き継ぐには、ちょっぴり器が足りなかったようで」

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第一話:加茂大橋
「父亡き後、我ら糺ノ森の兄弟は立派な父の血を引き損ねた阿呆たちと言われてきた。」

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)
「しかし、父から受け継いだ阿呆の血を身のうちに流す狸として、他にどういう生き方があったろう。阿呆の道より他に、我を生かす道なし。」


そして本編へ。


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第一話:下鴨神社
「そのツチノコっていうのは、タケノコみたいなものなの?」
「全然違いますよ、母上。」

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第一話:下鴨神社
「ヘンテコな蛇ね。きっとお肉はぶりぶりしてるわね。これは美味しくない。美味しくない!」
「だから、食べないですってば。」
下鴨総一郎の血を受け継いだ矢三郎はツチノコに興味を持った様子ですが、母は全く解する気配なし。

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第一話:下鴨神社
「そういえば、総さんも若い頃そんなの探してたっけ。」

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第一話:下鴨神社
「ほんとにもう呆れてしまうわ。狸の子っていうのは変なものに夢中になるものだからね。」

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第一話:下鴨神社
さらに通りがかった矢一郎が矢三郎の説教を始めますが、興味を示さない矢三郎は早速、矢四郎をツチノコ探検隊員1号に任命。

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第一話:六道珍皇寺
「というわけで、誰もツチノコのロマンを理解してくれない。」
矢三郎は珍皇寺の井戸にこもる蛙となった矢二郎を訪ねます。

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第一話:六道珍皇寺
「おれは蛙だから」ということでツチノコ探検隊へは協力できないと断られた矢三郎。

さて、その頃弁天は世界一周クルーズへ出かけてました。

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第一話:高野川(出町橋付近)
思い起こすはこの春先。
「世界一周クルーズ?どうして急に?」
「だって、退屈したんだもの。」

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第一話:高野側(出町橋付近)
「気が向いたら手紙を書くかもしれないわ。」

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第一話:高野側(出町橋付近)
「おーほっほっほっほっほ〜」
と高笑いのまま、桜の花びらとともに京都の街から姿を消した弁天でした。

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)
そしてたった二人のツチノコ探検隊として如意ヶ岳へと入った矢三郎、矢四郎でしたが、そこで出会ったのは倫敦から「帰朝」した「二代目」如意ヶ岳薬師坊、すなわち赤玉先生の「息子」。

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)
「二代目の帰朝」!。この一大事を知らせるために京の街に駆け下りる矢三郎でしたが・・・

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)

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第一話:如意ヶ岳(大文字山)
赤玉先生の住居、コープ枡形を訪問した二代目を赤玉先生に化けて迎え撃ったりと、その胆力をすっかり気に入られた矢三郎は鞍馬天狗に打ち捨てられた倫敦土産の家財道具を探しまわることに。

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第一話:四条花見小路付近

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第一話:祇園巽橋下る
「二代目のことを偽右衛門の八坂さんが、お前から意見を聞きたいそうだ」ということで、矢一郎に引き連れられて矢三郎がやってきたのは祇園。

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第一話:祇園巽橋下る
さて、「二代目の帰朝」を八坂さんに伝えに来た矢三郎がやってきた肛門診療所は、祇園は巽橋を南に下ったところのようです。花見小路の一本西ですね。

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第一話:南座
そして教えられるのは100年前、大正時代に京都で繰り広げられた薬師坊と二代目の大決戦。
しかし「父親」との三日三晩の親子喧嘩に破れた二代目は海外へと姿をくらましたのでした。

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第一話:祇園巽橋下る
「ところで、赤玉先生は二代目が帰朝されたことを知っているのか?」

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第一話:祇園巽橋下る
「いや、知らないと思う。」

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第一話:京都ホテルオークラ
しかし既に「二代目の帰朝」が赤玉先生にも筒抜けで、こともあろうか赤玉先生は二代目に果し状を届けるよう、矢三郎に命じます。
ところで、二代目が滞在しているのは河原町御池の京都ホテルオークラ。

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第一話:東華采館
さて、赤玉先生が二代目に果し状を送った時刻が迫る四条河原町。

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第一話:東華采館
赤玉先生の親友・金光坊も東華采館のビアガーデンで読書をしながら「そのとき」が来るのを待ちます。

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第一話:菊水
菊水のビアガーデンでは薬師坊のオンボロ姿を見ようと宴会を開く鞍馬天狗の姿。

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第一話:南座
何も知らず四条大橋を通り過ぎる地上の人々。

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第一話:南座
しかし、そのとき二代目が南座に舞い降り、いよいよ薬師坊如意ヶ岳との100年越しの因縁の火ぶたが、切って落とされようとしていました。

***

こちらからはEDになりますが、モチーフとなったのは弁天が世界周遊中に立寄り、また二代目が100年間雌伏のときを過ごした英国の様子になります。

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第一話:家邊徳時計店ビル
こちらは第一期三話でも登場した、謎の時計台です。
この時計台のモデルについては明らかにされていませんが、三条寺町近くにある家邊徳時計店ビルがモデルであるというのは、私もかつてから主張してきたところであります。
参考:有頂天家族探訪記③

さて、『有頂天家族2』第一話の背景紹介は以上となります。第一話からこれまで登場しなかった一乗寺の狸谷不動院や、如意ヶ岳の大文字やその山道が登場するなど、なかなか観光客では行かない場所なのでは?という少しマニアックな名所が登場しました。
原作どおりですと、今回は第一期以上に舞台が広範(ひょっとすると京都府外も!?)になるやもしれませんので、期待して次回を待ちましょう!



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2PV探訪

2017年 01月21日 17:01 (土)

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PV:鴨川デルタ飛び石




2013年夏に公開され人気を博したP.A.Worksによる森見登美彦原作『有頂天家族』。2015年ついに続編となる小説『有頂天家族 二代目の帰朝』が刊行されました。そして2017年春、再びTVに『二代目の帰朝』を原作として『有頂天家族2』が帰ってきます!
ストーリーは1期での夷川家による陰謀が潰えた翌年、新緑の季節から始まります。かつて100年前、赤玉先生こと薬師坊と親子喧嘩の末に英国に出奔した二代目が京都に帰朝。「天狗新時代」の幕開けに狸たちが騒然とする中、海外漫遊中だった弁天も帰国、そして人間ながら狸を化かす謎の男・天満屋の出現。京都を暗躍する「金曜倶楽部」。天狗と狸と人間の三つ巴。京都を舞台に再び繰り広げられるドラマ、この春見逃すことなかれ!

というわけで、今回はPVに登場した背景を紹介しましょう。


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PV:大文字山
大文字山で文字通り大の字になって昼寝を楽しむ矢三郎。ここで「二代目」との運命的な邂逅を迎えるのですが…

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PV:寺町通り商店街
1期でも登場している寺町通り、タリーズカフェの前あたり。

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PV:四条花見小路付近
1期本編にはあまり登場しませんでしたが祇園界隈。

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PV:四条大橋
こちらは正確には東華菜館上層階から四条大橋を眺めた風景ですね。

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PV:狸谷山不動院
叡電一乗寺駅から詩仙堂を抜け、さらに奥地にある狸谷山不動院。

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PV:狸谷山不動院
よく見ると矢三郎たちの母親の若き頃の姿のようですが…

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PV:四条花見小路付近
人力車に振り落とされる矢一郎w

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PV:加茂大橋
矢四郎は歩く間も本を読む勉強熱心ぶりw

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PV:下鴨神社
そして今回も物語の中心となるであろう下鴨神社。1月初旬にはここで有頂天家族2イベントが開催されました。

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PV:寺町通り商店街
今回も海星は阿呆な金閣・銀閣兄貴に振り回され、下鴨四兄弟にも振り回されながら活躍を見せるのでしょうか?

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PV:京都南座
そしてこちらは赤玉先生と二代目の確執の原因となった100年前の南座での決闘のようです。

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PV:大文字山
大文字山を駆け下りる矢三郎。

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PV:大文字山より京都市内
そしてPV最後を飾るのは如意ヶ嶽(大文字山)からの京都市内の眺めです。

以上になりますが、原作を読んだところでは今回も前回以上に登場場所が多岐にわたるようで、今から楽しみですね。京都の美しさ・楽しさをこれでもか!と見せつけてくれた『有頂天家族』1期の制作陣は、次はどのような京都の一面を見せてくれるのでしょうか。

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て森見登美彦・幻冬舎、「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。