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酒コーザ6回:アイランズモルト

2007年 02月21日 00:23 (水)

最近、以前買って開栓したウィスキーを飲もうとグラスに注いだところ・・・
どうも長いこと放置していたせいか、香りがとんでしまっているようで、
「こんなんだったかなぁ?」
と首をかしげることがよくあります。

常に味を忘れぬよう、毎日ボトルを変えて飲んでいるのですが、開封後は3ヶ月ぐらいが目安のようですね。
もったいないから、と取っておいても劣化させるだけ。
早々に味わってしまうのがよろしいようで。

そんなわけで、開封済のボトルを呑み尽くしていこうと思うんで、
久々に酒の話題をば。


前々回、アイラモルト
前回、スペイサイドモルト
に続いて、今回はアイランズモルト。

和訳すれば「諸島のモルト」といったところでしょうか。
特定地域を指す前二者と違い、こちらはスコットランド周辺に散在する
オークニー島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島などで産出されるモルトウィスキーを総称してアイランズモルトといいます。
(場所はこちらで確認)

それぞれの島で産出されるモルトウィスキーに共通の特徴といったものはありませんが、一本一本独特な個性をもっています。
ものによってはアイラモルト並みにスパイシーかつピーティーであったり、はたまたスペイサイドのように華やかだったりと・・・
それでいて絶妙なバランスをもっている。
私にとっても、最もお気に入りのスコッチを挙げろといわれたら、迷わずアイランズの以下二つを推奨しますね。

IMGP2332.jpg


ハイランドパーク12年

スコットランド最北に位置するオークニー諸島で産出され、「北の巨人」と称される逸品。
その名のとおり、濃厚な香りと味わいはスケールの大きさを感じさせてくれます。
香りは「華やかさ」とは違った甘さがあり、口に含んだ後は最初に洋菓子のような甘味と酸味がやってきて、最後にピート香が鼻から抜けてきます。
スコッチのあらゆる魅力を濃縮した一本といえるでしょう。


IMGP2337.jpg


タリスカー10年

こちらはスカイ島産出のシングルモルト。
個性の強さでいえば、アイランズモルトでも一二を争う存在です。
香りからして海岸を思わせるヨード香を漂わせているのですが、
その真価が発揮されるのは口に含んでから。
その驚くほどの刺激的な味わいは、ブレンダーたちの間で「舌の上爆発するような」と形容されるほど。
飲み込んだ後は舌の奥から胡椒のような味がじわじわやってきます。
それでいて、ふと甘さを感じさせるところが実に奥深い。


試飲しながら書いているんで、そろそろ言語機能ガ・・・
怪しくなってきましたヨヨヨ。

本日はこれにて。