2010年 05月31日 03:06 (月)
2010年 05月24日 01:21 (月)
『いばらの王』コミック版読了しました。
全6巻と長丁場ですが、それを感じさせぬテンポの良さ、スリリングな展開で非常に楽しめました。
と、同時に、コミック版でも消化しきれぬ劇場版の謎が・・・
ともあれ、コミック版を読んで劇場版の出来の良さが一層理解できた気がします。
全6巻をよくもまぁ2時間の作品に纏め上げたなぁと思いますが、当然コミック版で重要な役回りを演じたキャラが、
劇場版では「影」だけ見せて実際の立ち位置が明かされないものも存在します。
劇場版はとにかく情報量が膨大。
もう一度見に行くかDVD発売を待つか・・・
評価:☆5.0
(前回から始めましたが、便利なので書評等では今後☆1~5で評価させていただきます)
全6巻と長丁場ですが、それを感じさせぬテンポの良さ、スリリングな展開で非常に楽しめました。
と、同時に、コミック版でも消化しきれぬ劇場版の謎が・・・
ともあれ、コミック版を読んで劇場版の出来の良さが一層理解できた気がします。
全6巻をよくもまぁ2時間の作品に纏め上げたなぁと思いますが、当然コミック版で重要な役回りを演じたキャラが、
劇場版では「影」だけ見せて実際の立ち位置が明かされないものも存在します。
劇場版はとにかく情報量が膨大。
もう一度見に行くかDVD発売を待つか・・・
![]() | いばらの王 (1) (Beam comix) (2003/04) 岩原 裕二 商品詳細を見る |
評価:☆5.0
(前回から始めましたが、便利なので書評等では今後☆1~5で評価させていただきます)
2010年 05月17日 00:51 (月)

今年も行ってきました。
なんだかんだ、DMA所属以来は一回を除いて毎回参加しています・・・。
今回は前日会社の飲み会で飲みすぎ、準備が全然できておらず、デジカメの充電ができませんで、
会場巡回途中でパワー切れ・・・なんたる不覚。
さて、DMAブース前ではいつもどおりプチOB会。
社会人が集まるとなんだかんだ、仕事のグチになっちゃいますが、
DMAOBサークル立ち上げ構想などで少々意見交換。
他力本願でなんとも申し訳ないですが、ろっきぃ氏、全面協力しますので立ち上げ頑張ってください!!
別件
先週・今週で公開中の「文学少女」と「いばらの王」を見てきました。
「文学少女」は・・・まあ無難な出来でしたが、劇場版にするぐらいならもう少し頑張って欲しかったなぁ、
というのが正直な感想。
☆3といったところでしょうか。
対して「いばらの王」。
監督も意識したといってましたが、「エイリアン」ばりの緊迫シーン連続、いい意味でハリウッド的な要素を取り入れたSF作品でした。
一方で、登場人物の背景事情の濃密さ、心理描写の細やかさと謎かけはやはりジャパニメーション特有。
最後が超展開過ぎてついていけんかったので、これからコミック読みます。
☆4.5です。
2010年 05月10日 00:58 (月)
今回は北海道巡礼の番外編。
今回の巡礼目的は①広大な北の大地をツーリング②「北へ」「バーテンダー」等の聖地巡礼③引退した名馬探訪のほか、裏テーマがありまして・・・
それが「北の各地のBarをはしごして回ること」です。
本日は各都市でふらり立ち寄った良きBarを紹介。
・小樽 BAR HATTA
小樽駅より歩いて10分ほど。
オーナーのバーテンダーと女性の二人でやっています。
ここで飲んだ竹鶴18年は非常に印象に残りました。
最初に立ち寄ったところなので、北海道の情報をアレコレ仕入れました。
バーテンダーさんが、私がバイクの整備でよくいく岐阜のトライアンフ代理店の整備員さんにそっくりでした。
どうでもいいけど。
・網走 ジアス
網走駅から徒歩だと少しかかりますが、アーケード街のすぐ裏のビルにありました。
オーセンティックバーにしては珍しくウィンドウから中の様子が見られます。
なんでも流氷を使ったオンザロックが有名だとか。
・釧路 HANANOYA
残念ながら定休日で入ること叶わずだったのですが、有名店だそうで紹介させていただきます。
当店オリジナルカクテルで、釧路のサンセットをイメージしたとかいうカクテルは一度飲んでみたい。
・札幌 Bar やまざき
前々回でも紹介した老舗バー。
こっちに帰ってきて名古屋のバーで札幌でバーに行った話をしただけでも、この店の名が出るほど全国的に有名。
カクテルはどれも絶品、うなるほどうまかったです。
・札幌 Bar STARS 2003
長身でひょうきんなバーテンダーさんが迎えてくれますが、この人、数々の賞を受賞しているすごい人。
こちらから指定するより、お任せでオーダーすると楽しいカクテルを作ってくれますよ。
と、まあ一週間でよく飲んだなぁと。
飲むのに金使いすぎて、食べものに回りませんでしたとさ。
ここにあげた店はどれも自信をもってお勧めできるオーセンティックバーです。
北海道を旅行して、飲み食いした後の一軒にぜひ!!
今回の巡礼目的は①広大な北の大地をツーリング②「北へ」「バーテンダー」等の聖地巡礼③引退した名馬探訪のほか、裏テーマがありまして・・・
それが「北の各地のBarをはしごして回ること」です。
本日は各都市でふらり立ち寄った良きBarを紹介。
・小樽 BAR HATTA
小樽駅より歩いて10分ほど。
オーナーのバーテンダーと女性の二人でやっています。
ここで飲んだ竹鶴18年は非常に印象に残りました。
最初に立ち寄ったところなので、北海道の情報をアレコレ仕入れました。
バーテンダーさんが、私がバイクの整備でよくいく岐阜のトライアンフ代理店の整備員さんにそっくりでした。
どうでもいいけど。
・網走 ジアス
網走駅から徒歩だと少しかかりますが、アーケード街のすぐ裏のビルにありました。
オーセンティックバーにしては珍しくウィンドウから中の様子が見られます。
なんでも流氷を使ったオンザロックが有名だとか。
・釧路 HANANOYA
残念ながら定休日で入ること叶わずだったのですが、有名店だそうで紹介させていただきます。
当店オリジナルカクテルで、釧路のサンセットをイメージしたとかいうカクテルは一度飲んでみたい。
・札幌 Bar やまざき
前々回でも紹介した老舗バー。
こっちに帰ってきて名古屋のバーで札幌でバーに行った話をしただけでも、この店の名が出るほど全国的に有名。
カクテルはどれも絶品、うなるほどうまかったです。
・札幌 Bar STARS 2003
長身でひょうきんなバーテンダーさんが迎えてくれますが、この人、数々の賞を受賞しているすごい人。
こちらから指定するより、お任せでオーダーすると楽しいカクテルを作ってくれますよ。
と、まあ一週間でよく飲んだなぁと。
飲むのに金使いすぎて、食べものに回りませんでしたとさ。
ここにあげた店はどれも自信をもってお勧めできるオーセンティックバーです。
北海道を旅行して、飲み食いした後の一軒にぜひ!!
2010年 05月07日 01:13 (金)
最終日はニッカの余市蒸留所。

ここを語る前には、まずこの二人、竹鶴政孝とリタ夫妻の話から始めねばならないでしょう。
竹鶴正孝は言わずと知れたニッカの創業者。
1894年生まれの彼は広島造り酒屋の家に生まれますが、大学卒業後は日本における本格的な
ウィスキーの製造を目指し、単身スコットランドに渡ります。
孤独にひたすら研究を続ける彼を支えたのが、スコットランドで出会った女性リタ。
惹かれあう二人は家族の反対を押し切り結婚。
竹鶴はリタと共に帰国し、サントリーの鳥井の元で山崎蒸留所建設を指導、日本発の本格ウィスキーを世に送り出します。
やがて鳥井と目指すところが違うことを悟った竹鶴は、本場スコッチウィスキーを目標として、独自の道を歩みだします。
彼が出発の地として定めたのが、スコットランドと気候のよく似た北海道・余市。
1934年新会社(現在のニッカ)と余市蒸留所を開設、そして1940年、念願のニッカウィスキー第一号が世に送り出されました。
世界五大ウィスキー生産地の一つとして数えられるジャパニーズウィスキーは竹鶴正孝が90年前、単身渡英したときから始まったといってよく、
ある英国政治家は来日した際、「40年前、ある日本青年が一本の万年筆とノートで英国のドル箱であるウィスキー作りの秘密を盗んでいった」
とジョーク交じりにジャパニーズウィスキーと竹鶴を褒め称えたとか。
ウィスキー作りにひたすら邁進する竹鶴を支え、共に働いたのがリタ夫人。
家族の反対を押し切っての結婚、来日後は異文化の中でも必死に日本人たろうと努力し、
そんなリタを労わって自宅をスコットランド風の洋館にしたなど、二人にまつわる美談は尽きることがありません。
前置きが長くなりましたが、早速蒸留所を案内。

蒸留所は余市駅からすぐ見える位置にあります。


30分おきにニッカの女性職員さんが案内をしてくれます。


まずは乾燥塔。
ここでピートを焚いて麦芽を乾燥させます。

乾燥した麦芽を粉砕してお湯に混ぜて濾すと、麦汁と呼ばれる成分ができ、
これに酵母菌を混ぜることで醗酵が始まります。
アルコール分が生成され、もろみと呼ばれる酒の原料になります。(ここまではビールと同じ)
ここからいよいよ蒸留工程。

もろみはポットスチルと呼ばれる釜で蒸留され、無色透明で純度の高いアルコール酒となります。(ウォッカなんかこれですね)
琥珀色のウィスキーとなるためにはここから樽熟成を経ねばなりません。

最低でも10年寝かされ、その間に樽成分が染み出し、琥珀色のウィスキーとなるわけです。
さて、蒸留所内ではミュージアムなども充実。





ジャパニーズウィスキーの礎となった竹鶴留学時代のノート。

そして竹鶴・リタを結びつける運命の場となったスコットランドのリタ邸の一室が再現されています。
また、敷地内には旧竹鶴邸が移築されています。


蒸留所見学を終えた後は二人が眠る余市市内を見渡せる墓地へ。


激動の人生の後の二人が安らかならんことを祈り、「献杯」です。
(運転する自分は飲んでませんよ、勿論。)
ここまで述べた足跡は全て『バーテンダー』16巻をトレース。
しつこいようですが、二度薦めます。

ここを語る前には、まずこの二人、竹鶴政孝とリタ夫妻の話から始めねばならないでしょう。
竹鶴正孝は言わずと知れたニッカの創業者。
1894年生まれの彼は広島造り酒屋の家に生まれますが、大学卒業後は日本における本格的な
ウィスキーの製造を目指し、単身スコットランドに渡ります。
孤独にひたすら研究を続ける彼を支えたのが、スコットランドで出会った女性リタ。
惹かれあう二人は家族の反対を押し切り結婚。
竹鶴はリタと共に帰国し、サントリーの鳥井の元で山崎蒸留所建設を指導、日本発の本格ウィスキーを世に送り出します。
やがて鳥井と目指すところが違うことを悟った竹鶴は、本場スコッチウィスキーを目標として、独自の道を歩みだします。
彼が出発の地として定めたのが、スコットランドと気候のよく似た北海道・余市。
1934年新会社(現在のニッカ)と余市蒸留所を開設、そして1940年、念願のニッカウィスキー第一号が世に送り出されました。
世界五大ウィスキー生産地の一つとして数えられるジャパニーズウィスキーは竹鶴正孝が90年前、単身渡英したときから始まったといってよく、
ある英国政治家は来日した際、「40年前、ある日本青年が一本の万年筆とノートで英国のドル箱であるウィスキー作りの秘密を盗んでいった」
とジョーク交じりにジャパニーズウィスキーと竹鶴を褒め称えたとか。
ウィスキー作りにひたすら邁進する竹鶴を支え、共に働いたのがリタ夫人。
家族の反対を押し切っての結婚、来日後は異文化の中でも必死に日本人たろうと努力し、
そんなリタを労わって自宅をスコットランド風の洋館にしたなど、二人にまつわる美談は尽きることがありません。
前置きが長くなりましたが、早速蒸留所を案内。

蒸留所は余市駅からすぐ見える位置にあります。


30分おきにニッカの女性職員さんが案内をしてくれます。


まずは乾燥塔。
ここでピートを焚いて麦芽を乾燥させます。

乾燥した麦芽を粉砕してお湯に混ぜて濾すと、麦汁と呼ばれる成分ができ、
これに酵母菌を混ぜることで醗酵が始まります。
アルコール分が生成され、もろみと呼ばれる酒の原料になります。(ここまではビールと同じ)
ここからいよいよ蒸留工程。

もろみはポットスチルと呼ばれる釜で蒸留され、無色透明で純度の高いアルコール酒となります。(ウォッカなんかこれですね)
琥珀色のウィスキーとなるためにはここから樽熟成を経ねばなりません。

最低でも10年寝かされ、その間に樽成分が染み出し、琥珀色のウィスキーとなるわけです。
さて、蒸留所内ではミュージアムなども充実。





ジャパニーズウィスキーの礎となった竹鶴留学時代のノート。

そして竹鶴・リタを結びつける運命の場となったスコットランドのリタ邸の一室が再現されています。
また、敷地内には旧竹鶴邸が移築されています。


蒸留所見学を終えた後は二人が眠る余市市内を見渡せる墓地へ。


激動の人生の後の二人が安らかならんことを祈り、「献杯」です。
(運転する自分は飲んでませんよ、勿論。)
ここまで述べた足跡は全て『バーテンダー』16巻をトレース。
![]() | バーテンダー 16 (ジャンプコミックスDX) (2010/03/04) 長友 健篩 商品詳細を見る |
しつこいようですが、二度薦めます。
2010年 05月05日 01:13 (水)

朝起きると一面の霧。
見通しの悪い路面を進みますが、霧に霞む牧場風景はまたよし。



静内の案内所がサラブレッド見学の拠点になっており、重賞レース勝利馬繋養先牧場と、見学条件等について懇切丁寧に教えてくれます。
まず向かったのはHBA門別種馬場のテイエムオペラオーとアドマイヤボス。
まずはテイエムオペラオー。


三歳クラシックまでは勝ち負けを繰り返しましたが、古馬になってからはGⅠを連戦連勝、現在まで賞金獲得額は世界No1です。(もちろん、だから世界最強というと話は別でしょうが)
次はGⅠ勝利こそなかったのですが、常に好走を続けたアドマイヤドン。


そこから少し離れた日西牧場にはビワハヤヒデが繋養されています。





弟にナリタブライアンがいるため、どうしても地味な印象ですが、レース運びは豪快、圧巻そのものでした。
4歳時、古馬GⅠ戦線を圧倒し、3歳3冠を制覇したナリタブライアンとの直接対決を期待されながら、怪我のため実現を見ず引退を余儀なくされました。
ちなみに私は、仮に有馬記念で対決が実現していたら、ビワが勝っていたと信じています。いや、お世辞じゃなく。
さて、札幌についてからは、いつもどおりとらとメロンを回って、ススキノへ。

そして「Bar山崎」。

ここも実は聖地巡礼。
最近発売された「バーテンダー」16巻が北海道編と銘打って、主人公佐々倉溜が札幌のバーテンダーに会いに行くのですが、ここがモデル。
作中、白髪の優しげなベテランバーテンダーが登場するのですが、入ってみて「ああこの人!!」と瞬時にわかりましたよ。
佐々倉溜の足跡どおり、まずはラーメン屋でラーメンとギョウザを注文、それから向かいます。
少し強めのオリジナルカクテルを注文したのですが、食後の胃と舌にしみ入るうまさでした。
明日はコミックどおり、余市のニッカ蒸留所に向かう予定。
あ、コミックも紹介
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2010年 05月04日 07:07 (火)
さて4日目は釧路~帯広途中の豊頃町に立ち寄ります。


ここにはハルニレの木があるのですが、前回5年前「北へ」巡礼でも立ち寄った思いで深い場所です。

今度はバイクで来ることになろうとは・・・感慨深い。
その後は南下、北海道最南端えりも岬に到達。



で、今回タビで初のアニメネタ。

色々物議を醸した日高昆布。
えりも岬の土産屋にてget。
さて、5日目はサラブレッドを中心に回る予定。


ここにはハルニレの木があるのですが、前回5年前「北へ」巡礼でも立ち寄った思いで深い場所です。

今度はバイクで来ることになろうとは・・・感慨深い。
その後は南下、北海道最南端えりも岬に到達。



で、今回タビで初のアニメネタ。

色々物議を醸した日高昆布。
えりも岬の土産屋にてget。
さて、5日目はサラブレッドを中心に回る予定。
2010年 05月03日 01:53 (月)
2010年 05月01日 00:18 (土)

さて二日目、少しは晴れるなと思ったんです・・・
思いっきり暴風雨でした。
しかし、しかし、かじりつくように写真を撮りつつ。


途中、留萌を過ぎたあたりで平和記念碑を発見。


なんでも、終戦7日後の1945年8月22日頃、樺太からの疎開船が留萌沖付近で旧ソ潜水艦により2隻撃沈、1隻大破、千数百名が犠牲になったとか。
昨年四国でも終戦間際での惨劇による鎮魂碑をみましたが・・・
ポツダム宣言受諾後、対ソ停戦までのほんのわずかの間に、なぜこんなことに・・。
ほんの数日のハザマで失われていった人命、憤りを通り越して虚しさが心に押し寄せます。
と、しんみりした心境で稚内着くや飲み屋へ。
二件目で飲んだロシアンビール、黒ながらワインのような芳醇かおり、ホテルにお持ち帰りしちゃいました。
「

我慢しきれずホテル呑み。