2013年 07月31日 00:02 (水)

「我が脳裏に健在の父上は呵々大笑し、「かまわんかまわん」と言い給う。「いてもうたれ!」」
(幻冬舎文庫 森見登美彦『有頂天家族』P144より)
映像化された本編では最も印象に残った総さんの面影。
有頂天家族探訪記①
有頂天家族探訪記②
有頂天家族探訪記③
今回は「有頂天家族」第四話「大文字納涼船合戦」。
送り火の京都上空を舞台にした下鴨家、夷川家の対決となる本作前半の見せ場でしたが、半分以上が空中戦ということで紹介するカットは少なめです。
しかしながら、忠実に京都の風景を再現しながらも微妙に改変されているカットも多少あり、これまた考証の余地がある第四話でした。


第四話:叡山電鉄出町柳駅


第四話:賀茂大橋西側付近
BONBON CAFEを鴨川に降りたところです。作中ではかなりすっきりまとめられていますね。


第四話:出町橋西詰


第四話:出町橋西詰付近


第四話:東大文字
写真は2011年に一乗寺付近から撮影したものです(なので角度は違っています)。
【8月16日追記】


*2013年五山送り火を出町橋から撮影できましたので追記致します*
五山送り火は毎年8月16日。20時東山如意ヶ嶽の「東の大」より開始、松ヶ崎西山「妙」東山「法」、西賀茂船山の「船」、大北山「西の大」、曼荼羅山の「鳥居」と順番に点火され、およそ40〜50分程(東の大文字は20分程で鎮火してしまうので、5つ同時点火される時間帯はあるかないかだと思いますが)。夏の終わりの風物詩です。


第四話:下鴨神社楼門東


第四話:下鴨神社楼門東


第四話:愛宕神社
如意ヶ嶽薬師坊と鞍馬天狗が衝突事件を起こした愛宕神社は愛宕山山頂にあります。京都市内では最高峰となる愛宕山(標高924m)の山頂に鎮座し、全国に約900社あるという愛宕神社の総社。(余談ですが私も東北地方にある小さな町の愛宕神社の氏子です)
愛宕山山頂までのルートはいくつかありますが、最も一般的なのは清滝より登るルートで、神社まで約1時間半ほど。途中休憩所はありますが、給水所は山頂までありませんのでそれなりの格好・準備をして参拝に望まれますよう。
参考:愛宕神社


第四話:愛宕神社
まあこの編はかなり適当に撮影していますw
私が参拝したのは午前6時頃で、前日天候が悪かったこともあり、写真を見ての通り、ガスで見通しが悪い状態での撮影となりました。


第四話:嵐山渡月橋
渡月橋の撮影ポイントまで来てハテ?
渡月橋と周辺の建物はほぼ一致するのですが、背景の山が全然一致しません。

上記カットの続きですが、噴煙があがっている中央の山が劇中では愛宕山という設定ですが。。。
写真の中央の山は愛宕山ではありません。愛宕山は写真右の枠外になります。
首を傾げつつもとりあえず愛宕山を正面から撮影しようかと渡月橋より撮影。

ここで山の稜線がキャプ画と一致。
頂上部分がガスっていて見えませんが、最も標高の高い中央の山が愛宕山になります。
つまり上記嵐山のカットは渡月橋の下半分と背景の山の上半分で別々の場所からの写真の合成であると判明。
まあ、P.Aさんも愛宕山の場所関係が分かりやすいように、改変を加えたのでしょうね。
渡月橋からの愛宕山カットあれこれはこれくらいにしまして…


第四話:愛宕神社


第四話:愛宕神社
モヤってデティールが確認できないのは勘弁くださいw


第四話:愛宕神社
愛宕山太郎坊から大目玉を食らって土下座しているのは本殿付近でしょうか?
ここから空中戦に入るのですが、そこはご想像に任せるとして、奥座敷墜落シーンから。


第四話:上御霊神社


第四話:上御霊神社
美しい鳥居がメチャクチャですw


第四話:上御霊神社


第四話:上御霊神社
それでも酒を嗜む赤玉先生。


第四話:上御霊前通
最後に矢三郎が逃走するシーン。
アニメキャプ画では丘陵地帯のように見えますが、周辺は平地。多少の演出がありますね。
方角的には奥に見える夜景は北白川付近でしょうか?
さて、「逃げの矢三郎」となったところで「有頂天家族」夏の物語はここで終わり、次回からは季節が変わりますので、今回4話で一区切りといったところですね。
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*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族」製作委員会にあります、ので。
2013年 07月24日 01:57 (水)

「弁天は身体をしなやかに反らせて、衣服を脱いだ。そうして一糸纏わぬ姿となり、彼方の波間に見え隠れする大鯨へ向かって、美しく天狗らしい弧を描いて跳躍した。」
(幻冬舎文庫 森見登美彦『有頂天家族』P127より)
有頂天家族探訪記①
有頂天家族探訪記②
なんでもこのシーンは森見先生も最も楽しみにしていたシーンだったとか。(『有頂天日記 7月21日』)
さて、第三話登場のカットは新規カットに限れば大分少なくなりましたが、その分非常に興味深いものが多かったというのが感想です。
第一にこれまで明確に描かれることの無かった「コーポ桝形」の位置がおおよそ明らかになったこと、そしてPV公表時より謎だったレンガ作りの建築物(時計台)の全容が明らかになったりと、考証するには非常に楽しみな回でした。
今回はいつもどおり本編登場順にカットを紹介していき、最後に「謎の時計台」の正体に迫りたいと思います。


第三話:BONBON CAFE
第二話でも登場しましたが、今出川通りからのカット。
こちらがカフェの正面入り口になります。


第三話:出町橋
写真を見ておわかりのとおり、出町橋からでは送り火はここまで大きくは見えませんが…


第三話:出町橋付近
実際、8月16日の五山送り火の日は絶景スポットのため、この辺りはごった返しています。


第三話:下鴨神社御手洗池


第三話:下鴨神社御手洗池


第三話:下鴨神社御手洗池


第三話:下鴨神社御手洗池


第三話:下鴨神社御手洗池
上記写真は今年のみたらし祭りの様子。下鴨神社では土用の丑の日(前後四日間)にみたらし祭り「足つけ神事」が催されており、境内にわき出すみたらし川に足をつけ、無病息災を願います。実際足をつけてみると真夏というのに飛び上がる程の冷たさ。矢三郎が足をつけているこのシーンはこの神事を再現したものかもしれませんね。


第三話:下鴨神社細殿


第三話:下鴨神社


第三話:下鴨神社


第三話:下鴨神社細殿


第三話:桝形商店街マツヤ前
またまた「たまこまーけっと」でおなじみのカットですね。


第三話:桝形商店街付近
ここからのシーンが、矢三郎・矢四郎兄弟が桝形商店街からコーポ桝形へと向かうシーンになります。
上記カットは鯖のオブジェがある商店街の交差点を北へ、酒屋八百屋をさらに北へ行ったところ。


第三話:桝形商店街付近


第三話:桝形商店街付近
そんなわけで兄弟は北へと進み…


第三話:桝形商店街付近
突き当たりのT字路を西へ折れます。


第三話:桝形商店街付近


第三話:桝形商店街付近


第三話:桝形商店街付近
そしてこのカットの右側がコーポ桝形が「ある」と思われる場所です。
これまでの経路と周辺環境を比較する限りこの場所でほぼ確定かと思われますが、劇中登場するコーポ桝形と同じ外観の建物は実在しません。また、個人宅でもあるため写真の掲載はせず、map上でもピンうちはしていません。巡礼される方は住宅街・個人住宅であることを十分にご理解の上、配慮ある行動を心がけるようお願い致します。


第三話:出町橋


第三話:出町橋


第三話:出町橋


第三話:鴨川デルタ付近


第三話:叡山電鉄出町柳駅前


第三話:叡山電鉄出町柳駅前


第三話:叡山電鉄出町柳駅前


第三話:叡山電鉄出町柳駅前


第三話:三条高倉交差点


第三話:白竹堂本店
創業が享保三年(1718年)という扇子の老舗。今回のアニメに関しては協力店ではないようですし、扇子を買う…用事がある訳でもないので、店内の取材は流石に遠慮しましたが、京都にお越しの際は弁天気分で訪れるのも宜しいのではないでしょうか。
白竹堂公式ホームページ


第三話:白竹堂本店
さて、この後「謎の時計台」が登場し、弁天が鯨と戯れるシーンが登場するのですが、少し記述が長くなりそうなので最後にまわします。


第三話:烏丸四条交差点


第三話:大垣書店四条店
アニメカットではカフェのように見えますが、こちらの書店では窓際に椅子が設置してあり、販売書籍をじっくり「座り読み」できるよう配慮がされています。


第三話:四条烏丸付近


第三話:四条烏丸交差点付近
流石に烏丸通りのど真ん中からの撮影は危険ですのでw
そしていよいよ物語後半の見せ場となる弁天と鯨のシーン。登場する謎の時計台です。

放映翌日よりTwitter上で京都の地理に詳しい探訪者の方、近現代建築に詳しい方を交えてやりとりが交わされたのですが、どうやらこの建物がモデルに限りなく近いということになりました。


登録有形文化財:家邊徳時計店ビル三条本店
なお、本ビルは写真撮影等に家主様のご許可が必要とのことで、今回掲載の写真は信頼のおけるベースとして文化遺産オンライン様より転載させていただいております。
本ビルの来歴は下記の通り(ビル一階の紹介版を参考)。
明治4年(1871年)創業の家邊徳時計店。本ビルは初代家邊徳之助が明治23年(1890年)に建造した、日本で最古の煉瓦石造洋風商店建築物であるとか。三階と四階の時計台は昭和30年に撤去され、現存するのは1階2階部分のみ。
なお、最近まで一階部分には洋品店が入っていましたが、私が現場に訪れた2013年7月下旬現在では内装が完全に撤去されております。建屋は残っていますので外からの見学は可能です。
モノクロの写真とカットを比較するところでは、時計台部分が酷似していますが、三階部分の窓がアニメではアーチ型であるのに対し四角、さらには一階二階部分の構造もかなり違っています。しかし時計台部分の他に類似点も。

上記写真と比較していただきたいのですが、隅飾りはほぼ一致。

そして角の煉瓦の組み合わせも一致。おそらく三階部分も同様であったと推察されます。

ただ、二階一階がほとんど別物なのが悩みどころ。
と、いうわけで「確定」とまではいえませんが、暫定的に本建築物をモデルとして劇中では改変されたもの、ということで一応の結論としたいと思います。最後に森見先生の「有頂天家族」より本建築物に関する記述を転載して結びとします。
「長年風雨にさらされて荒れ果てたそれは、大正時代に成功した貿易商が建てた堂々たる洋館であるが、今は八割がた海中に没している。海上に高く聳えている時計台は、かつてその洋館がホテルとして盛名を誇った当時、格好の宣伝塔の役目を果たしたという。その名高い時計台も、絶え間なく吹き付ける潮風に今は錆びついて、二度と動くことは無い。」
(幻冬舎文庫 森見登美彦『有頂天家族』P121より)
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*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族」製作委員会にあります、ので。
2013年 07月17日 00:25 (水)

「樋口一葉というのは、雨樋の端に濡れた枯葉が一枚ひっかかっているということさ。秋の淋しさを表した四文字熟語だ。僕は本で読んだことがある」
(幻冬舎文庫 森見登美彦『有頂天家族』P86より)
まれに見る名…迷言である。
有頂天家族探訪記①
さて、今回の有頂天家族探訪記②はTV放映第二話「母と雷神様」登場のカットを紹介。
本編登場のカット撮影数は第一話とほぼかわらず、またまた圧倒的なボリュームでした。
今回登場の新規の場所としては賀茂大橋西詰のBONBON CAFE及び六道珍皇寺、賀茂大橋東のたもとといったところでしょうか。


第二話:賀茂大橋西詰
橋を渡ったところにあるビルが「黒服の王子」こと下鴨家母が通うビリヤード場のモデルとなった、BONBON CAFEです。


第二話:BONBON CAFE


第二話:BONBON CAFE


第二話:BONBON CAFE
写真を見て分かる通り、建屋内の作りは再現されていますが、カフェなので流石にビリヤード台は置いていません。
店内はご許可をいただいて撮影していますが、来客・スタッフの邪魔にならないよう注意を払いながらの撮影でしたので、多少のアングルのズレはご容赦をw


第二話:BONBON CAFE
カフェは本館一階、二階、テラスからなっていますが、二階は特に鴨川の眺望がよくオススメです。


第二話:BONBON CAFE


第二話:賀茂大橋西詰


第二話:賀茂大橋


第二話:関電夷川発電所
アバンタイトルでも登場しますが、こちらが水門。


第二話:関電夷川発電所
発電所裏に夷川家の「偽電気ブラン工場」がある設定になっていますが、勿論これは完全にフィクション。
発電所敷地内は関係者以外立ち入り禁止となっていますので、わざわざ探訪しませんようにw


第二話:六道珍皇寺


第二話:六道珍皇寺


第二話:六道珍皇寺
普段は前カットの境内までしか入れませんが、2013年7月13日(土)~9月30日(月)は特別拝観期間ということで普段は見ることの出来ない寺院内部や「冥途通いの井戸」「黄泉がえりの井戸」がある庭園を見学できます。つまり矢二郎の住む井戸を見ることが出来るのは今年は9月一杯まで。ただし拝観休止期間もあるので詳しくはこちらをご覧ください。


第二話:六道珍皇寺
なお、庭園を降りての撮影は禁止されており、今回は許可されている寺院内から撮影させていただきました。


第二話:六道珍皇寺
ちなみに井戸の格子は固定されており、外して中をのぞくことは出来ません。


第二話:八坂神社
ちょうど祇園祭の期間だったのでかなり賑やかですがw


第二話:東大路三条付近
地元では有名なレトログッズ屋さん(?)だそうですが…京都在住の私は恥ずかしながら意識したことありませんでした(汗


第二話:東大路岡崎付近


第二話:関電夷川発電所付近


第二話:秋月橋
夷川発電所のすぐそばです。


第二話:秋月橋


第二話:秋月橋


第二話:秋月橋


第二話:秋月橋


第二話:秋月橋
疎水ど真ん中からのカットになりますので、川端通りより望遠で。


第二話:秋月橋より東山方面を向く


第二話:秋月橋付近


第二話:秋月橋より川端通り方面を向く


第二話:秋月橋
こちらも疎水ど真ん中からというわけにはいきませんので…


第二話:秋月橋付近


第二話:秋月橋


第二話:吉川眼鏡店横
今回唯一?発見が困難と思われる場所。夷川発電所から京大医学部方面へと抜けた通りです。(正面ビルは京大医学部)


第二話:賀茂大橋


第二話:BONBON CAFE


第二話:BONBON CAFE


第二話:BONBON CAFE前


第二話:川端今出川交差点


第二話:鴨川デルタ
「けいおん!」でもおなじみ飛び石ですね。


第二話:賀茂大橋(鴨川デルタより)


第二話:賀茂大橋東側


第二話:賀茂大橋東側


第二話:賀茂大橋東側


第二話:賀茂大橋東側


第二話:賀茂大橋東側


第二話:賀茂大橋東側京阪出町柳駅付近
京阪出町柳駅への地下入り口があるところですね。


第二話:賀茂大橋東側京阪出町柳駅付近


第二話:下鴨神社楼門


第二話:下鴨神社舞殿
ここが下鴨家のhoom。


第二話:下鴨神社舞殿


第二話:下鴨神社御手洗池
7月19日~22日のみたらし祭準備のため、色々と違っていましたね。
みたらし祭も行ってみようかしら?


第二話:下鴨神社御手洗池
総さん渋いっす!


第二話:下鴨神社舞殿


第二話:下鴨神社舞殿


第二話:下鴨神社楼門
舞殿から目一杯引いて撮影してもこれが限界でした。
さて、第二話は以上になります。
今回も選別して掲載したのが50数カット。OP,EDがない分前回より少ないですが、本編のボリュームとしてはあまり変わりありませんね。とにかく体力と時間のある限り次回も追いかけてみます。
より大きな地図で 有頂天家族 舞台探訪/聖地巡礼マップ を表示
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族」製作委員会にあります、ので。
2013年 07月10日 03:12 (水)

人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。
平安遷都この方続く、人間と狸と天狗の三つ巴。
それがこの街の大きな車輪を廻している。
(幻冬舎文庫 森見登美彦『有頂天家族』P9より)
2008年小説『有頂天家族』発表より5年。
これまでも『四畳半神話体系』がアニメ化された森見登美彦氏の小説が、『true tears』『花咲くいろは』を制作したP.A.WORKSよりアニメ化となりました。
言うまでもなくP.A.WORKS社の背景芸術は高い評価を受けており、今回は京都が舞台となる『有頂天家族』。
PV段階でも十分満足の行く出来であることは予想でき、期待して放映日を迎えた訳でありますが、本番放送でこれでもかと繰り出されるリアルな京都の日常風景(なんと京都市指定ゴミ袋(!)まで)に圧倒されつつも、膨大なカット画像を懐にしまい込み翌朝から探訪を開始しました。
今回はカット画像が大量であることから、とりあえず重複するカットを省きつつアバンタイトル、本編第一話を紹介し、最後に本編では登場しなかったOP、EDのカットを紹介していく形式と致します。
それでは人間と狸と天狗が棲まう京都をご堪能あれ!


第一話アバンタイトル:京都タワー


第一話アバンタイトル:四条通り(四条河原町交差点付近)
向かいに「青山」が見えるところが目印。


第一話アバンタイトル:百万遍交差点
京大生御用達(?)だった劇中に描かれいるレブン書房は昨年をもって閉店。
今は王将になっています。


第一話アバンタイトル:川端今出川交差点


第一話アバンタイトル:今出川通り(京大付近)
先の写真の交差点を少し京大方面に進んだところです。


第一話アバンタイトル:河原町今出川交差点付近


第一話アバンタイトル:出町桝形商店街前


第一話アバンタイトル:出町桝形商店街前


第一話アバンタイトル:出町橋


第一話アバンタイトル:鴨川デルタ


第一話アバンタイトル:下鴨神社参道付近


第一話アバンタイトル:叡山電鉄出町柳駅(鴨川デルタより)
PV探訪時にも書きましたが、この撮影ポイントのすぐ横が木の枝で視界が遮られてしまうので、バチピタカットは無理かと。


第一話アバンタイトル:鴨川川床(四条大橋より)
「いかにも」京都の夏、といった風景。


第一話アバンタイトル:四条大橋


第一話アバンタイトル:鴨川(四条大橋付近)


第一話アバンタイトル:四条河原町交差点


第一話アバンタイトル:京都駅


第一話アバンタイトル:賀茂大橋
手をつないで橋を渡るカップルを自転車で引き裂いて進むww
この辺を生活圏にしている人にとっては「あるある」な風景で思わずニンマリ。


第一話アバンタイトル:賀茂大橋


第一話アバンタイトル:四条通り(四条河原町交差点付近)


第一話アバンタイトル:花見小路
ひどい時には舞妓さんを撮影しようとする観光客と乗り入れてくるタクシーでカオスな状態になります。
ある意味撮影難易度は高いかもしれません。


第一話アバンタイトル:六道珍皇寺


第一話アバンタイトル:関電夷川発電所


第一話アバンタイトル:関電夷川発電所


第一話アバンタイトル:関電夷川発電所
まだOPが始まっていないのにこのボリューム…。
さて、続きましては本編。


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社
参道から鳥居までの糺の森の脇を小川が流れていますが、柵があるため立ち入ることが出来ません。
一カ所だけ柵が途切れて小川を撮影できる場所があり、そこになります。


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社
ちなみに下鴨納涼古本祭りは毎年開催される恒例行事で、今年2013年は8月11日(日曜)から…って劇中の看板もまんまですねw


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:下鴨神社


第一話:出町桝形商店街


第一話:出町桝形商店街
京都アニメーション『たまこまーけっと』のモデルでおなじみの商店街ですが、たまこまでメインに登場する入り口はここ河原町通り側(東口)と反対の寺町通り側(西口)となります。


第一話:出町桝形商店街
たまこまOP登場のカットですねw


第一話:出町桝形商店街


第一話:出町桝形商店街


第一話:出町桝形商店街


第一話:出町桝形商店街
劇中登場と全く同じ模様のタイルがあります。
探してみましょう!


第一話:出町桝形商店街
桝形商店街おなじみの鯖オブジェ。


第一話:出町桝形商店街(ちびから本舗前から北側を向く)


第一話:出町桝形商店街北側八百屋前


第一話:出町桝形商店街北側八百屋前


第一話:出町桝形商店街北側八百屋前


第一話:出町桝形商店街北側八百屋
ここで視聴者が一斉ツッコミ。
それもそのはず、八百屋さんはたまこまの餅屋と同じ所在地ですw
参考:たまこまーけっと探訪記


第一話:出町桝形商店街北側八百屋


第一話:出町桝形商店街北側八百屋前


第一話:川端四条交差点
この辺は京阪への地下入り口があるので、その辺りは劇中ではスッキリ見えるように配置を変えているようですね。


第一話:鴨川(四条大橋付近)


第一話:鴨川(四条大橋付近)


第一話:鴨川(四条大橋付近)


第一話:鴨川(四条大橋付近)
いわゆる「金曜倶楽部」が会席をもうけたのは「山とみ」がモデルかと思われます。
写真からでは分かりづらいのですが、下にある換気扇等の形・数が一致。
【9月26日追加】


第一話:山とみ
先日、山とみで宴席をもうける機会がありましたので、ご参考までに写真を追加しておきます。
山とみは「鉄ピン揚」が名物の先斗町の料理店。鉄ピン揚を含む料理コースと1時間30分飲み放題コースで3900円(だったかな?)と、それほど敷居の高い店ではないので、お気軽に先斗町で川床を満喫できるお店としてお勧めです。山とみ公式ホームページ


第一話:鴨川(四条大橋付近)
この日は鴨川が満水でしたので、PV探訪時に撮影できた写真を掲載。
【9月26日追加】


第一話:山とみ


第一話:鴨川(四条大橋付近)


第一話:寺町商店街
シューズショップのCLARKS前です。


第一話:BARノスタルジア
「有頂天家族読本」にて作中登場する「朱硝子」のモデルになったバーとして紹介されていたのが、河原町御池交差点を少し南に下ったところにあるノスタルジア。
入り口は似ていなくもないですね。


第一話:BARノスタルジア
内装は劇中登場する「朱硝子」とは違っていたので、内装まではモデルにならなかったようですが、せっかくなので店内で撮らせていただいた写真を掲載。(ノスタルジア様の許可をいただいて撮影しています)


第一話:寺町商店街
四条通り側の入り口です。


第一話:四条大橋


第一話:四条大橋


第一話:四条大橋


第一話:四条大橋


第一話:南座大屋根


第一話:東華菜館
弁天様は高らかに笑い夜の京の闇へ消えてゆく…


第一話:南座


第一話:南座


第一話:南座


第一話:南座


第一話:南座


第一話:南座前川端通り(五条方面を向く)


第一話:下鴨神社参道前
以上で第一話本編は終了ですが、最後にOP、EDにて登場したこれまで未出のカットをいくつか紹介致します。


OP:鴨川デルタ


OP:鴨川川床(四条大橋付近)


OP:関電夷川発電所


OP:紫雲山頂法寺 六角堂


OP:南座


OP:南禅寺 水路閣


OP:下鴨神社


OP:先斗町
四条通り側入り口付近です。


ED:琵琶湖なぎさ公園
今回唯一の京都市外のカット。
弁天がかつて「鈴木聡美」だったころ、琵琶湖湖畔から赤玉先生にさらわれてきた、とのことなので。
かつてこの辺りを散策していたのでしょうか?


ED:百万遍交差点
京大名物立て看板の石垣前ですね。


ED:このカットで写っている橋は色々検索したのですがピッタリくるものがなかったですね。
とりあえず出町近く、高野川の鞍馬口通りの橋が似ていたので撮影。


ED:新京極商店街
先に紹介した寺町商店街のCLARKS前がちょっとした休憩スポットになっており、そこの一角になります。


ED:四条通り地下通路大丸付近


ED:下鴨神社
ちなみに下鴨神社は1700時には閉まりますので。
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さて、以上になりますが、なんという再現カットの多さ。
もう第一話見ているだけでも京都観光番組のような感じですが、今後も様々なスポットが登場します。
また放映次第順次記事をあげていきたいと思いますので、どうぞよしなに。
*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族」製作委員会にあります、ので。