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Rollei de たまゆら 番外編〜憧憬の路〜

2014年 10月27日 09:01 (月)

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Rollei de れっづ・ふぉと!なので。
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜①
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜②
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜③
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜④
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜⑤
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜⑥
Rollei de たまゆら〜もあぐれっしぶ〜⑦

Rollei35Sのレンズ越しにたまゆらの舞台を紹介する、「Rollei de たまゆら」シリーズ。
久方の更新になりますが、今回は「憧憬の路」の紹介となります。昨年は二週連続「憧憬の路」開催となるはずだった「たまゆらの日」当日が雨ということで、残念ながら夜の「憧憬の路」をご紹介することができませんでしたが、一年を経て念願叶いました。竹原市の歳時記ともいえる「憧憬の路」については既に優れた記事がいくつもありますので今更説明する必要はないかと思います。2014年今年は連続小説テレビドラマ「マッサン」効果もあってか(?)地元の方からも例年にない人の出、という話もありました。
Rolleiでの撮影についてはRollei de れっづ・ふぉと!なので。でも紹介しておりますが、改めて説明します。全マニュアル式のRolleiにとっては夜間撮影には非常にシビアなダイヤル設定が必要とされますが、そこで必須のアイテムは二つ、露出計と三脚です。露出計については、Rollei内蔵のものでは夜間撮影では全く役に立ちませんので露出計が別途必要です。これについては上記記事で紹介している露出計アプリもしくはデジカメを利用して、最適露出を算出することもできます。おおよそ、「憧憬の路」ぐらいの灯りですと、Rollei35Sの最大開放値2.8Fで1/6秒ぐらいのようです。手ぶれなしで撮影できる限界が大凡1/20ぐらいと言われるので、1/6では三脚が必要となります。レリーズがあればさらにベストでしょう。

それでは、Rolleiのレンズから覗いた「憧憬の路」竹灯りをご覧ください!


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たまゆら〜hitotose〜第七話:竹原市歴史民俗資料館
「憧憬の路」でも最も人気のスポットですね。竹を曲げて構築されたトンネルを、竹の毬に包まれた白熱球が行く人々を優しく照らします。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:松坂邸
カットの場所とは違うかもしれませんが、灯籠が煌煌と。

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:松坂邸
こちらも松坂邸の中庭です。彩られた和紙越しに、子供たちがじゃれ合い、その様子を親御さんたちが撮影しているほっこりする情景を楽しめますね。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:竹原町並み保存センター
今年は装いを新たにし「いとしのエリー」として大々的なオブジェが展示されていました。こちらも人気撮影スポットとなっていました。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:茶房ゆかり前
この通り、人混みが凄かったですね…あまりの人の多さに竹灯りが全く写らず。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:憧憬の広場
憧憬の広場では第七話同様、その場で願いを書いて、そのまま蝋燭の灯りで灯していただけます。中にはたまゆらーのイラストなどもちらほらと。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:ほりかわ前
ちょっと暗過ぎてどこか分かりにくいのですが、ほりかわさん前から西方寺の階段を写したものになります。

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たまゆら〜hitotose〜第七話:竹楽横
さきほどのアーチ状の竹のトンネルを一回りした出口ですね。

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:酒蔵交流館
酒蔵交流館前道沿いの水流沿いに竹のアーチが続き、それを下から照らして白壁に影が映し出される「光と影のアート」。

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:酒蔵交流館

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:酒蔵交流館

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:照蓮寺
こちらは今年、作中に比べやや控えめでしたが、竹灯りに浮かぶ照蓮寺と庭園が印象的です。

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たまゆら〜もあぐれっしぶ〜第九話:照蓮寺
なんと言っても2014年は「マッサン」なんですかね…
照蓮寺前は「マッサン」コーナーと化していましたw

さてさて、日没から滞在時間が2時間で、ワンカットづつ露出測定、カメラを調整、三脚を設置、シャッターチャンスを伺いながらということで、撮影枚数がかなり少なくなってしまいました。また初の夜間撮影ということで果たして成功しているかもわからず不安のまま竹原を後にし、現像に出してみたのですが、思いのほか綺麗に写っている写真を見るとなんとも言えない感動がありましたね。極端に光が少ない場所は黒で潰れてしまっていますが、何枚かはフィルムカメラならではのぼんやりした柔らかさを実感できる写真を撮影できたのではないかと。また、カラーフィルムですが30年、40年時間を巻き戻したかのような独特な色彩はトイカメラのような面白みがあり、見る者の錯覚を誘うような「絵」を作り出せたのではないかと思います。

既に来年の劇場版での完結編公開が決定しているたまゆらですが、今後も継続的に「Rollei de たまゆら」お送りしていけたらと思います。

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全てたまゆら製作委員会にあります、ので。

たまこラブストーリー舞台探訪記〜前編〜

2014年 10月15日 08:43 (水)

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"By always thinking unto them."

   - Isaac Newton -



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たまこまーけっと本編記事


デラが商店街を去って数ヶ月。
たまこが高校三年生に進級した春。
変わらず級友たちや「幼馴染み」もち蔵との日々を過ごしていたたまこに訪れたのは、移ろい行く季節と、茫漠たる未来へ向けて舵を取ろうとして少しずつ変わりゆく級友たちでした。


公開以来アニメを超越した「映画」としての評価、希代の王道青春ものとしての評価など、各方面から絶賛を受けている京都アニメーション・山田尚子監督最新作「たまこラブストーリー」。次々と繰り出される映像に散りばめられた含意や背景設定を巡る議論が多くのアニメファンを賑わせました。その解釈の多様性に毎回映画を視聴する度、そして媒体上でのファン達の言説を見る度にただ驚嘆するばかりでした。
しかし中心軸にあるのは間違いなく「たまこ」という一人の少女が恋を知り、目の前に広がる「宇宙」に戸惑い、恐れを抱きながらも「一歩」を踏み出していく物語。息をもつかせぬ濃密な感情に包まれる物語。山田監督をはじめとした作り手による知の結晶体ともいえる物語。

作品の解釈や暗喩を読み解いた優れた考察記事が既にありますが、探訪記前編は「たまこラブストーリー」の持つ魅力である、たまこやもち蔵、そして友人たちの「感情の機微」を、舞台となった京都・藤森と出町周辺の情景とともに追想いただけたらと思います。


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劇場版の始まりは級友や商店街のご近所さんとの変わらぬ日常シーンから。
TV版「たまこまーけっと」ではたまこの周囲で「お妃」騒動があり、さざ波が立ちながらも、自己を取り巻く共同体への愛着を再認識した、たまことそのコミュニティの関係に終着した物語でした。

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そんなたまこたちも高校三年生。
放課後の部活動を終え、疎水に架かる橋でいつもの通り談笑するたまこたち。

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そんな中、将来への思い、「留学」を口にする史織。最も寡黙であり、引っ込み思案であった彼女。まだ見ぬ世界へ踏み出そうとする想いを語る姿は、たまこたちにも少なからぬ影響を与えたことでしょう。

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つづけて将来の夢を口にしたのはかんな。夢は言うまでもなく、建築家としての進路でした。
でも、高いところダメなんですよねw

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史織とは駅改札口前で別れて。

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続いて帰路登場する鉄柵のある階段。
この背景は本編で二回登場しており、二回目では上空を旅客機が飛行機雲をたなびかせながら通過していきます。
本編OPにおいて各登場人物の紹介シーンにその人物を象徴するアイコンがネームのアンダーラインに登場しており、史織のアイコンが「飛行機」でした。本作でたまこ・もち蔵に対し直接的に作用を及ぼしたのはみどりでしたが、史織はたまこに「一歩踏み出す勇気」を与える非常に重要な役割を持ちます。それが顕著になるのは後半になってからですが。

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高校三年になり「初めて」同じクラスになったたまこともち蔵。同じクラスになってから、無意識のうちにたまこへの恋慕を強めていく様を、複雑な心境で見つめていたのはみどりでした。変わらぬたまこや、その友人たちとの「今」を守りたいと思いながらも、もち蔵に「変わること、変えること」を迫るみどり。そんな思春期の矛盾を体現したかのようなみどりの立ち振る舞いが、美しいピアノの旋律とともに流れる学校でのワンシーン。本作名シーンの一つと言ってもいいでしょう。そこへ出くわしたたまこの、調子の外れた笑いを誘う一言も緊張が走る劇場に弛緩をもたらす絶妙な効果を与えてくれます。

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たまこと一緒の去り際、みどりが溜め息まじりに残した「自己嫌悪」の言葉。この「自己嫌悪」が何に向けられてのものなのか、様々に解釈できると思います。想像するに、それは「できるわけがない」と確信していたもち蔵によるたまこへの告白をけしかけた自分に対するものなのではないでしょうか?ある意味恋敵であるもち蔵が、告白できずに終わることは彼の立ち直れないほどの敗北を意味するものであり、それを意図した自身の残酷さに向けられた自己嫌悪だったようにも思えます。それは同時に、10代の少女が内包する特有の残酷さであるような気もします。

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みどりに背中を押され、たまこに伝えることがある、と連れ出した場所は夕暮れ、近所の川岸(鴨川デルタ)でした。

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「飛び石だね。」
しばし小学生時代に思い出にふけるたまこ。

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思い詰めたもち蔵にあいも変わらぬ「お餅」の話題を無意識に振り向けるたまこ。
帰宅後のシーンからも、このときもち蔵はリュックを開け「糸電話」を取り出そうとしていたことがわかります。前日夜のシーンで「糸電話をたまこが受け取ることができたら、その時は・・・」「糸電話は心と心を繋ぐ」と述べていることから、「糸電話」がもち蔵にとって、たまことのコミュニケーションツール以上に意味のあるものであることが分かります。ここからは想像ですが、「糸電話」は二人が「幼馴染み」という特別な関係性を象徴するものとしてもち蔵に認識され、彼はその絆を縁(よすが)にして思いを伝えられるというある種の「甘え」があったのかもしれません。

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しかし、「お餅」の話題で喜々とするたまこを見て、もち蔵はリュックを閉じます。
「もう、いいや」というもち蔵の言葉が、このとき諦めを意味していたのか、これまでの自分との決別を意味していたのかは分かりません。自分は後者だと思っていますが。

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「お餅って、やわらかくて、白くて、やさしくって、いいにおいがして、あったかいんだもんなぁ。私もそんな人になれないかなって、思ってるんだ。なれるかな?」

「お餅」に見立てた小石を手のひらに語るたまこですが、同時に亡き母ひなこの映像がたまこの脳裏に流れることからも、「お餅」がたまこにとって自らを優しく包み込む母性の象徴であることが一目瞭然です。

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その言葉を聞いてもち蔵の表情が変わる様子も見てとれます。
このとき、もち蔵は引き返すことの出来ないところまで来たこと、そして幼馴染みではなく一人の男性として告白することを決意したのでしょう。

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「たまこ!」

自分とすれ違おうとするたまこを呼び止めるもち蔵。

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転びそうになるたまこを引き寄せると同時に、たまこにとって母性の象徴であった「小石=お餅」が手からこぼれ落ちます。

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「今日は助けてくれるんだね。」

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「もち蔵?」

既にたまこの心中ではいつもと違うもち蔵が眼前にいることを悟り始め、ある種の違和感とかすかな恐れを感じている様が、微妙にうわずったたまこの声からも聴き取れる気がします。

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「たまこ!」
「はい!?」

「おれさ、東京の大学に行くんだ。」



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たまこにとってのそれまでの「世界」は唐突に終わりを告げました。

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動揺のあまり激しくもち蔵を振り払い、勢い余って川へと転落。

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実際には頭半分程の水深しかありませんが(笑)。

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「かたじけねぇ」「かたじけねぇ」

告白を受けた衝撃で意識を失ったかの如く水中に沈みこみ、もち蔵に上半身を引き上げられてなお、焦点の定まらぬ震える瞳で惚けるたまこの姿には、心が締め付けられるほどの愛くるしさを覚えますね。
漫画的というか、アニメ的な演出の中でも、空気をためたスカートが水面で半沈みになっている異常なほどのリアルな描写が、そこに生身の人間が存在することを強く印象付けます。

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「あっし、先に失礼するでござんす」

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デルタを早足に駆け上がり、やがて駆け出すたまこ。
コミカルな動態を見せるたまこに、ここでまた愛くるしさを覚えます。

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そして急テンポなメロディと形質を失い色彩の海となった商店街を、今何が起こったのか必死に反芻しながら駆け抜けるシーン。告白を受けた少女の心象をこれほどまでに鮮やかに眼前に描いてみせた作品はこれまでに観たことがありません。


まさしく「たまこの」ラブストーリー開始となる前半部を背景とともに紹介してきました。
冒頭でも述べたように、本作品の最大の魅力の一つはたまこ、もち蔵、その友人たちの感情の機微とゆらぎを緻密に描いているところにあります。また、その舞台背景として新緑の藤森疎水、夕暮れのデルタなどの美しい色彩溢れる背景がそのまま彼・彼女らの心象と重なり、観る者の心の琴線に触れる静かなる力を添えているとも言えるでしょう。
次回は後半、たまこともち蔵の心の揺らぎと、怒濤のラストを背景とともに追いたいと思います。


*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て京都アニメーション・うさぎ山商店街にあります、ので。

グラスリップ舞台探訪記・番外編〜三国花火大会〜

2014年 10月06日 19:24 (月)

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グラスリップ舞台探訪記①
グラスリップ舞台探訪記②
グラスリップ舞台探訪記③
グラスリップ舞台探訪記④
グラスリップ舞台探訪記⑤
グラスリップ舞台探訪記⑥
グラスリップ舞台探訪記⑦
グラスリップ舞台探訪記⑧

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第一話「花火」、そして第十二話「花火(再び)」で登場した花火大会のモデルとなった三国花火大会。今年はグラスリップ放映中に催行されるとのことで、グラスリップとのコラボレーションポスターが作成されるなど、これまで地域の祭事と連携してきたPA作品としても異例の放映中のタイアップ企画となりました。本来の催行日は8月11日でしたが、順延の末強風のため中止。しかし関係者の働きがあってでしょうか(?)なんと1ヶ月ずらしての9月6日決行となりました。
今回は舞台探訪記・番外編ということで、やや季節外れではありますが探訪記を締めくくる記事として三国花火大会の写真を本作のカットから再構成し、透子たちの一夏の思い出を追想いただけたらと思います。

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第一話:サンセットビーチ前
この日は19:30時花火大会開始でしたが、私がサンセットビーチに到着した昼過ぎの時点でカメラマンがガチスタンバイ状態。3時間前の16:30時からは会場周辺は交通規制が敷かれました。

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第一話:サンセットビーチ前
サンセットビーチ周辺には露店が出店しており、中には作中参考になった(?)と思われるお店も。

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第一話:三国港駅
花火大会は1時間程で終了してしまうため、駆のように打ち上げ開始後に会場入りするとはあまり考えられませんが…
写真は帰り際に三国港駅でえちてつ車両を背景に花火を撮影してみました。

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第一話:三国花火大会
ここからはしばらくカットで再現された花火の様子を、実際の写真と比較しながらご覧ください。

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第一話:三国花火大会

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第一話:三国花火大会

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第一話:三国花火大会

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第一話:三国花火大会

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第一話:三国花火大会
前年に西村監督は花火大会を取材しており、その際の印象を次のように述べています。
「三国花火を砂浜で見ましたが、今までの持っていた花火のイメージを覆すような衝撃を受けました。『花火は美しく咲く花ではなく、まさしく火薬の爆発なんだ」と。その時感じた印象を、作品で表現したいと思いました。」(広報「さかい」8月号より)

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第一話:三国花火大会
三国花火大会の目玉でもある水中花火です。写真は主人公たちが見物したのと同じ白山神社から撮影したものですが、海岸線からやや離れたところでもまさしく火花に包まれるかのような臨場感でしたね。

さて、今回グラスリップとのタイアップ企画の一つとして、OP「夏の日と君の声」fullバージョンに併せたスターマインがありました。ファンとしては嬉しいサプライズでしたが、写真では伝えきれない音と光のハーモニーをYou Tube上でokayann yamatozi様が素晴らしい動画でアップされていますので紹介させていただきます。




以下、カットの比較の他、数枚の写真を紹介しましょう。

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1時間ほどの間に「これでもか」と惜しげなく打ち上げられる花火。

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やはり水中花火は凄かったですね。もう手持ちのカメラでは見切れて全体像を捉えきれないほどでした。

三国花火大会の紹介は以上となります。当日はあいにく開始直前からの雨でレンズに着く水滴との闘い、また自身が花火撮影初体験ということでなんとも迫力を伝える決定的な一枚が撮れず歯がゆい思いもしましたが、撮影を終えて白山神社から降りる際の坂道。上も下も空間の中で眼前に広がる花火の壮大さは、しばし言葉を失うほどでした。

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来年もまた来たいですね。それまでに撮影の腕を上げなければなりませんが(笑)。
北陸を代表する一大花火大会、この夏の探訪の1ページとして自身の記憶にも残るものとなりましたね。開催にご尽力された関係者の皆様、本当にどうもありがとうございました!

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全てP.A.WORKS・glasslip projectにあります、ので。