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響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑫

2015年 06月24日 05:24 (水)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑥
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑦
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑧
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑨
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑩
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑪
響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

トランペットソロパートをめぐる再オーディションにも決着がつき、夏休みに入った北宇治高校吹奏楽部はまさに8月の京都府大会を目標にラストスパートをかけていきます。そして自由曲「三日月の舞」の合奏練習の最中、滝は唐突に注文を入れます。

「いまのところ、ユーフォも入れますか?」「162小節目です。コンバスとユニゾンで。」

その時間にして僅かなフレーズですが高いハードルとなった「三日月の舞/162小節目」。困難を前にした久美子の脳裏にあるのは、ソロパートオーディションで麗奈が見せた圧倒的なパフォーマンスでした。

「うまくなりたい」「誰にも負けたくない」

これまでは「ユーフォは影が薄い」という言葉そのままに主人公としてはどこか冷めて、麗奈やあすかに比べると存在感が際立たなかった久美子ですが、いよいよ主人公に焦点を当てた第十二話「わたしのユーフォニアム」。背景とともに紹介していきましょう。

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第十二話:莵道高校
滝に指定を受けたパートをいざ練習してみても思うように音の出せない久美子は一人校舎裏で個人練習。と、そこにやってきたのは麗奈でした。

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第十二話:莵道高校
「わたし、麗奈みたいにうまくなりたい。わたし…わたし、麗奈みたいに特別になりたい。」
校舎裏で麗奈に吐露した言葉に込められた、コンクールにかける久美子の思い。

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第十二話:井川用水機場前


「熱いのか、冷めているのか、そもそも今までの自分はどんなだったのか。とにかく、あのオーディションでの麗奈を見てから、あの音を全身で受け止めてしまってから、私は完全に冒されてしまったのだ。うまくなりたいという熱病に。」
(黄前久美子)


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第十二話:井川用水機場前

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第十二話:井川用水機場前
そしていつものベンチで一人個人練習をする久美子ですが…。

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第十二話:井川用水機場前

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第十二話:井川用水機場前
ふと休憩した時に響いてきたトロンボーンの音色。

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第十二話:井川用水機場対岸
そこには滝に再び厳しく叱責された秀一の姿が。

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第十二話:井川用水機場前
今は共に「全国大会出場」という目標を達成する「仲間」として久美子もユーフォニアムで応えます。

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第十二話:井川用水機場対岸

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第十二話:宇治川
宇治川を挟んで夕闇迫る空に響き渡るユーフォニアムとトロンボーンの音色が、互いにエールを送り合うようでもあり、「努力で負けない」という二人の強い意志のぶつかり合いも感じられますね。

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第十二話:宇治川JR奈良線橋梁
こちらはこれまで出番がなかったJR。本作品初登場となりますねw

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第十二話:あじろぎの道

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第十二話:あじろぎの道
個人練習を終えた久美子がばったり出会ったのは吹部をやめた葵でした。

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第十二話:あじろぎの道
「こんな時間まで練習?」
「うん、コンクール直前だし…葵ちゃんはこれから塾?」
「そう。」

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第十二話:あじろぎの道
「ねぇ、全国大会行けそう?」
「う〜ん、どうかなわかんない。でもうまくなったと思う、春に比べれば段違いだよ。」

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第十二話:あじろぎの道
「そっか、滝先生さまさまだね。」

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第十二話:あじろぎの道
自身の判断ながらも、ある意味、葵が吹部を辞めざるを得なくなった状況を作り出した滝が、今や弱小校を本当に全国大会に連れて行くかもしれない。その可能性を感じれば尚更、途中で夢を共有できなくなった葵に対するすっきりしない感情が久美子にはあるのでしょう。

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第十二話:あじろぎの道
「じゃあ、頑張ってね。」
「うん…」

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第十二話:あじろぎの道
「…葵ちゃん!吹部辞めたこと、後悔してない?」
「してないよ、全然してない。わたし、吹部より受験の方が大切だったから…多分、部のゴタゴタがなくても辞めてたと思う。わたしには続ける理由がなかったから…。」

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第十二話:あじろぎの道

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第十二話:あじろぎの道
なんとも後味の悪い結末を残した葵の退部事件でしたが、これでひとまず物語の中では区切りがついたというべきでしょうか?

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第十二話:莵道高校


「そのときは、まだ10日ある。このまま練習を続ければ、なんとかなる、そう思ってた。」(黄前久美子)


ところが
「それからユーフォ。ここは田中さん一人でやってください。」
予想だにしなかった滝からの久美子を第162小節から外すとの宣告。


「それは、一瞬だった。反論の隙も猶予もなく、先生はそれだけ言うと演奏に戻った。そう、これは関西大会進出をかけた闘いなのだ。」(黄前久美子)


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第十二話:京阪黄檗駅
深く傷ついているはずなのに平然を装う久美子を励まそうと、緑輝の提案で「中路ベーカリー」にてパンを買い込んだようですね。ちなみに緑輝は六地蔵駅より中書島方面、久美子は宇治方面、葉月は京阪黄檗駅近くということで、三人は買い込んだパンを黄檗駅の中書島方面ホームで食べていたようです。

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第十二話:京阪宇治駅前

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第十二話:京阪宇治駅前
しかしこれまでの努力が一瞬にして無に帰した傷は思いのほか深かった様子で悄然として歩く久美子。

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第十二話:京阪宇治駅前
思い出されるのはわずかな時間ながらも充実していた苦闘の時間。

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第十二話:京阪宇治駅前
そしてそれをブツリと切られてしまった滝の宣告。

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第十二話:京阪宇治駅前

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい…」

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい…うまくなりたい!」

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい、うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
ただひたすらに悔しい。恐らくそれは、久美子が生まれて初めて味わうであろう、心底から沸き上がる熱情。

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第十二話:宇治橋

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい、うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい…!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「だれにも負けたくない!」

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第十二話:宇治橋
「だれにも…だれにも…」

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十二話:宇治橋
息を切らし、久美子は宇治橋西詰の欄干にしがみつきます。そして…

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十二話:宇治橋
「うまくなりたーーーーーい!」

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十二話:宇治橋
その様子を道を挟んで反対側で見ていた秀一。

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十二話:宇治橋
「そんなの、おれだってうまくなりてぇ!」

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十二話:宇治橋
「あたしの方がうまくなりたい!」
「おれの方がもーっとうまくなりてぇ!」


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十二話:宇治橋
「…悔しい…悔しくって、死にそう…!」

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十二話:宇治橋
その言葉に耳の奥底で甦ってきた「地獄のオルフェ」の旋律。

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十二話:宇治橋
それは中学最後の吹奏楽コンクール、「ダメ金」で涙を流した麗奈の姿。


「そのとき、わたしは知った。そのつらさを。そのとき、麗奈がどんな思いでいたかを、わたしは知ったのだ。」(黄前久美子)


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十二話:宇治橋

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十二話:宇治橋

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第十二話:宇治川(朝霧橋付近)

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第十二話:莵道高校
受験のために吹部を諦めた姉と向き合い、そして夜の学校で滝と向き合う時間。「ユーフォが好き」という心の底に宿る炎と、一度は自分を切り捨てたはずの滝の久美子に対する期待に気付かされ、久美子の気持ちは収斂していきます。

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近
久美子が麗奈を電話で呼び出した展望台はOPで久美子が雨上がりの坂道をジャンプする場所の隣となります。

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第十二話:京阪宇治駅
「ごめんね。」
「今日のことなら謝ることじゃない。」
「でも折角協力してくれたのに。」

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第十二話:京阪宇治駅
「まだ終わってないでしょ。」
「うん、そうだね…」
「呼び出したのはそのこと?」

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第十二話:京阪宇治駅
「実はね、今まで滝先生と二人っきりだったから」
と、ここで麗奈の顔つきが変わりますw

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第十二話:京阪宇治駅
「それでね、滝先生がわたしの…ハッ!」

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第十二話:京阪宇治駅
「ユーフォくん!」
どうやら新キャラとしてユーフォくんがガチャで出たようですねw

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第十二話:京阪宇治駅
「ちょっと麗奈、これみて!」「久美子、今なんて…ねぇ?」
麗奈の足元にペットボトル転がってますwそりゃ麗奈は滝に「Love」なはずですからw

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第十二話:京阪宇治駅
「久美子!?」
「わたし、ユーフォが好き!」
「久美子〜!?」


「努力した者に神様が微笑むなんて嘘だ。だけど、運命の神様がこちらを向いてウィンクをし、」


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第十二話:京都コンサートホール(吹奏楽コンクール京都府予選会場)


「そして、次の曲がはじまるのです。」(黄前久美子)


ある意味久美子が情熱に「覚醒」した第十二話。勝負の世界に身を置くものなら一度は味わう挫折ですが、その挫折を転回点としてそこから去る者、再挑戦を誓う者、様々な物語が人の数だけあるでしょう。思い返せば「響け!ユーフォニアム」も、受験と部活の両立で悩んだ葵、夏紀をはじめオーディションで落選し大編成部門に出場できなかった幾多の部員、高校生活最後のコンクールでソロパートを絶対吹くため努力しながら叶わなかった香織、そして今回の久美子と挫折の連続の物語であったといってもよいでしょう。しかしその一人一人の挫折の上に築かれていく最高の「北宇治高校吹奏楽部の12分」。次回最終回、その真価が問われるときが来ます。



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。
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響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑪

2015年 06月17日 05:25 (水)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑥
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑦
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑧
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑨
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑩
響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

北宇治高校吹奏楽部に波乱を呼んだトランペットソロパートへの1年生、高坂麗奈の抜擢。そして麗奈と滝の過去に端を発して不穏な空気が渦巻く中、滝が下した決断は希望者による再オーディションでした。「特別な存在」として誰にも譲れない、負けられない絶対の自信と自負心を持つ麗奈。一方、3年間の努力とつらい時期を過ごし、最後のコンクールを前に「絶対ソロパートを吹く」との強い思い入れをもつ香織。そして二人を取り巻く吹奏楽部員の思いが熱を帯びる中、ホール壇上での再オーディションが始まります。
それでは第十一話「おかえりオーディション」を背景とともに紹介していきましょう。

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第十一話:黄檗駅
今回登場の黄檗駅の看板は既出のカットとは反対側のようです。

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第十一話:さわらびの道(朝霧橋東詰付近)
今更ながら久美子の帰宅ルートは京阪宇治駅→さわらびの道→朝霧橋のようですね。

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第十一話:さわらびの道(朝霧橋東詰付近)
川辺の蛾をよけつつ走る久美子ですが、実際宇治川周辺は暗くなると蛾が大量発生するので、描写の細かさには驚かされますね。

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第十一話:朝霧橋東詰
さしかかったのはいつか秀一と二人で、滝のことを話した朝霧橋の東詰…

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第十一話:朝霧橋東詰

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第十一話:朝霧橋東詰
そこには今日の合奏で滝に厳しく叱責され、独り練習をする秀一の姿が。

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第十一話:朝霧橋東詰
声もかけることができずひっそりと見守る久美子。

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第十一話:宇治文化センター
北宇治高校吹奏楽部が本番前に練習場所として選んだのは宇治文化センター大ホール。
JR宇治駅からは少し離れており徒歩20分ほどかかりますが、京阪宇治駅、JR宇治駅からバスが出ており、太陽が丘公園行きに乗車、バス停「宇治文化センター」にて下車することによりアクセス可能です。

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第十一話:宇治文化センター
再オーディションを受けることになった香織と久美子は会場設営をする吹奏楽部員から離れ、オーディション前の練習に入ります。

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第十一話:宇治文化センター
「どうですか?」
「うん、大丈夫。準備とかあるから、優子ちゃんも行って。」

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第十一話:宇治文化センター
「あの…」

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第十一話:宇治文化センター
「…なに?」
「あ、いえ。頑張ってください。」

香織の変わらぬ笑みに優子が言葉を濁らせたのは、香織に対する溢れる思いと、その思いが行動に移らせてしまった、そして決して香織に知られるわけにはいかない麗奈に対する言動でしょうか。

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第十一話:宇治文化センター

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第十一話:宇治文化センター
「うわっ!なに?」

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第十一話:宇治文化センター
仇敵の背中にもすがりたい思いとはこのことでしょうか?

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第十一話:宇治文化センター
麗奈に厳しく当たる優子を叱った夏紀でしたが、優子のままならぬ気持ちを全く解していないわけではないでしょう。1年前、技量でははるかに上回るにも関わらずソロパートの座を先輩に譲り、さらには当時の2年、1年の対立の責任をとろうとした香織の姿を見て来ているはず。

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第十一話:宇治文化センター
「香織、緊張している?」

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第十一話:宇治文化センター
「いいよ、来なくて。部長でしょう。」
「まあ顔だけね。」

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第十一話:宇治文化センター
「なんか結婚前の花嫁みたい。それで、なに?」
「部長じゃなく、3年間一緒にやってきた仲間として、いっとこうかと思って。納得できるといいね。それと、あすかは来ません。」
「わかってる。」
「ねえ、前から聞こうと思っていたんだけど、どうしてあすかなの?」

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第十一話:宇治文化センター
そこで香織の口から語られるのは、常に自分を先読みしているあすかのこと。そしてそのあすかの想像する自分の一歩前を行きたい、「本物の自分」が「あすかの中の自分」を超えてみたい、というものでした。

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第十一話:宇治文化センター
「なんか、めんどくさいね。」という晴香の言葉どおり、苦節の3年間を共に過ごし情が絡んだ仲。その中心にいるのがあすかかもしれませんね。

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第十一話:宇治文化センター
その頃、麗奈と久美子も来るべきオーディションのときを静かに迎えてました。

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第十一話:宇治文化センター
「大丈夫?」
「うん…」

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第十一話:宇治文化センター
「久美子は…」

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第十一話:宇治文化センター
「もしわたしが負けたら、いや?」

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第十一話:宇治文化センター

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第十一話:宇治文化センター
「いや…」

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第十一話:宇治文化センター
「いやだ!」
「どうして?」
「麗奈は特別になるんでしょ!?」

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第十一話:宇治文化センター
「…そうね。」

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第十一話:宇治文化センター
「他の人とは違う…麗奈は誰とも違う!人に流されちゃだめだよ!そんなの馬鹿げてるでしょ!?」

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第十一話:宇治文化センター
「でも、今わたしが勝ったら、わたしは悪者になる。」

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第十一話:宇治文化センター
「いいよ…そのときはわたしも悪者になるから。ソロは香織先輩じゃなく、麗奈が吹くべきだって言う、言ってやる!」

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第十一話:宇治文化センター
「そばにいてくれる?」
「うん…」
「裏切らない?」
「もしも裏切ったら、殺してもいい。」
「本気で殺すよ?」
「麗奈ならしかねないもん、それは分かったうえで言っている。だってこれは、愛の告白だから。」

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第十一話:宇治文化センター

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第十一話:宇治文化センター
「麗奈…」

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第十一話:宇治文化センター
「…大丈夫。」

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第十一話:宇治文化センター
「最初から負けるつもりなんて、全くからないから!」

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第十一話:宇治文化センター
第八話同様、密接に絡み合うような二人の空気の描写に、ある種特別な感情が芽生えているのが見て取れますね。ただ第十話で麗奈自信は滝への「Love」を口にしているので、やはり久美子への思いは友達以上恋人未満ですが、ギリギリの綱渡りをしているようで視聴者をハラハラさせますw

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第十一話:宇治文化センター
そして部員を聴衆とした再オーディション。
会場となったのは上述のとおり宇治文化センター大ホールですが、内部の様子はこちらから確認できます(ちょっと細部では違うようにも思えます)。
「黒帯への道」

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第十一話:宇治文化センター
宇治文化センターホームページ

第十一話の紹介は以上となります。実は今回の再オーディションの部分に関しては、原作では再オーディションを提案するのは滝ではなく香織自身であったり、オーディション後に香織はソロを辞退する際、涙を流すシーンがあるといった違いがあります。高校3年間の努力を誰にも否定されたくないという強い気持ちが一層際立つシーンでもあるのですが、今回のすっきりとしたアニメでの終わり方、どちらが好みかは視聴者の皆さんにお任せすることとしましょう。いえ、むしろ香織の人間らしさは最後、優子が流した涙に仮託されていたのかもしれませんね。



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。

響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑩

2015年 06月10日 05:35 (水)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑥
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑦
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑧
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑨
響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

緊張が張りつめたオーディションの結果発表のラスト、トランペットパートの発表でまさかのソロパート1年生大抜擢となった高坂麗奈。しかし麗奈が滝の知人であったことが発覚して滝への不信感が募り、合奏練習もままならないほどになる北宇治高校吹奏楽部でした。自身はソロパート争いに敗れながら、結果に不公正はなかったと主張する中世古香織でしたがその内心では…?
再び部内に緊張と亀裂が走る第10話「まっすぐトランペット」。登場背景が少ないですが、BD・DVDジャケットの背景とともに紹介しましょう。

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第十話:羽戸山第三児童公園
公園の名称が「北宇治第三児童公園」に変更されていますね。

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第十話:羽戸山第三児童公園
結果に納得できない不満を訴えるのは香織を慕う2年生優子。

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第十話:羽戸山第三児童公園
「わたしはもう、納得しているから。」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「でも!…」
「先生は、わたしより高坂さんのほうがソロにふさわしいと判断した」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「それがオーディションでしょ。」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「だから、そのオーディションが!…」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「優子ちゃんもコンクール出るのよ、これからは全員で金賞目指して頑張る。ちがう?」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「香織先輩あきらめないでください!最後のコンクールなんですよ!」

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第十話:羽戸山第三児童公園
「香織先輩の夢は…香織先輩の夢は…絶対叶うべきなんです!」

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第十話:羽戸山第三児童公園
しかし香織は優しく微笑み
「ありがと。」

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第十話:羽戸山第三児童公園
優子の脳裏に浮かぶ教室での香織との時間。それは後輩としていつも見慣れてきた笑みだったのか、または1年前の「あの事件」で見せた寂しげな笑みだったのか?

そして紛糾したソロパートの問題に決着をつけるために滝が用意したのは再オーディションのチャンス。まっすぐ、最後のコンクールに向けて3年間努力を続けてきた香織はゆっくりと静かに、しかし力強く挙手します。

「ソロパートのオーディションを、もう一度やらせてください。」



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。

響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑨

2015年 06月03日 05:15 (水)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑥
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑦
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑧
響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

夢のような県祭の一夜は終わり、再びオーディションという現実と向き合い、戦うことになる北宇治高校吹奏楽部員たち。北宇治高校吹奏楽部のうちコンクールA編成部門に出場できるのは55人まで。
少し詳しく説明しましょう。吹奏楽コンクールはA(大編成部門)、B(小編成部門)、C(合同部門)の3編成部門がありますが、このうち全国大会への道が開かれているのはA編成部門のみとなっています。A編成部門は上限が55人と規定されているため、これ以上の人数を抱える吹奏楽部は必然的に出場できない者が出てくることになります。その場合でもB編成部門で大会出場は可能ですが、こちらは地方大会しかありません。従って、全国を目指すために努力してきたことが報われるための最低限の前提条件として、A編成メンバーに選ばれる必要があるわけです。
そんな緊張感の中ついにオーディションの日がやってくる第九話「おねがいオーディション」。実力がものをいい、努力が報われるとは限らない吹部の残酷な一面を垣間見せる一幕、紹介していきましょう。

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第九話:羽戸山緑地公園付近

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第九話:羽戸山第三児童公園
県祭の一件以来本調子に戻らない緑輝。あすかを怒らせてしまい、緑輝を連れて学校近くの公園へと連れ出しますが。

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第九話:羽戸山第三児童公園

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第九話:羽戸山第三児童公園
「チョップ!チョップ!チョップ!チョップ!」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「いつまでうじうじしてるの!もういいって言ったでしょ?」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「ですが…みどりがあんなこと言わなければ…」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「誰かに背中を押してもらえて良かった」「時間をかけても変わらなかった」と葉月は緑輝をさとし、久美子に話をふるものの曖昧な返事。

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第九話:羽戸山第三児童公園
「だからもう気にしないで、わたし本心でそう思っているからさ。」

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第九話:羽戸山第三児童公園

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第九話:羽戸山第三児童公園
「「みどりちゃん」」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「「おれ、ジョージくん、元気出して!」」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「これも好きなんでしょ?」

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第九話:羽戸山第三児童公園
「もちろんです〜。死ぬ程集めてます。」

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第九話:羽戸山第三児童公園
それは友からの大切な贈り物でした。

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第九話:京阪六地蔵駅

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第九話:京阪六地蔵駅付近山科川橋梁

久美子と二人になった葉月は、実は緑輝を巻き込もうとしていたこと、そして久美子の弱気をあてにすれば秀一に迫れるかもしれないと思っていたちょっぴりダークな部分を吐露します。しかし久美子の照れ隠しの「無自覚さ」に微笑ましさを覚え、久美子と秀一の仲をとりもつ優しさを見せます。

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第九話:京阪黄檗駅
アレ?カーブが逆のようですね…

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第九話:中路ベーカリー
毎回秀一が黄檗駅で降りてパンを買っていたのはこちら、京阪黄檗駅すぐ横の中路ベーカリーさんです。すぐそばに有名パン屋さんの「たまき亭」があるのですがこちらもひけをとらない美味しさ。メニューはたこやきパンや宇治抹茶生クリームパンなど珍しい商品も並んでいます。(ちなみに、「食べログ話題のお店」に選ばれているそうです)

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第九話:中路ベーカリー
そしてこちらが作中登場していると思われる中路ベーカリーさんのウィンナーデニッシュ。1個160円(税抜き)でしっかりした太さのウィンナーをサクサクのデニッシュが包み込んでいて、中々食べ応えのある一品ですね。

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第九話:京阪宇治駅

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第九話:京阪宇治駅

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第九話:京阪宇治駅

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第九話:京阪宇治駅
葉月に指摘されて自覚し始めたものの、秀一と一度捩じれてしまった関係は中々に修復しそうにありません。


そんな微妙な秀一とのスレ違いと葉月たちとの友情の狭間で、いよいよオーディション当日を迎えます。そこに至るまで夏紀の努力、また「最後の年」のトランペットソロにかける香織の思い、様々な思惑や情熱が交錯する中オーディションの1日が終わります。そして結果発表、まさしく実力が努力に勝る結果を視聴者にも見せつけるシビア過ぎる結果でしたが、

「ソロパートは高坂麗奈に担当してもらう。」

ラスト、トランペットソロパートの選抜でどよめきが起こります。「吹部のマドンナ」中世古香織を追い抜いての大抜擢、一波乱ありそうですね。



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