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彼女と彼女の猫-Everything Flows-舞台探訪記

2016年 03月28日 20:56 (月)

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キービジュアル:塚本・淀川河川敷

短編全四話による「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」は、2000年に新海誠監督が自主制作したモノクロアニメ「彼女と彼女の猫」のリメイク作品でしたが、エピローグで新海監督作品の世界へと繋がり、見るものの感動を呼びました。短編全四話と通しても30分弱の作品ですが、坂本監督がインタビューで答えていたとおり、ご自身がかつて暮らしていた大阪・塚本の風景が多数登場しています。今回はそんな坂本版「彼女の猫」を背景とともに振り返っていきたいと思います。

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sec1:淀川・JR東海道本線鉄橋
キービジュアルに登場しており、本編でも何度も登場する鉄橋は大阪駅・塚本駅の間を流れる淀川に架かる鉄橋です。

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sec2:塚本駅前ヘアサロン・ハシモト
「彼女」の母が子猫を拾って帰宅するシーンですが、今はもう閉店してしまったのかシャッターが降りてしまっている塚本駅西口のヘアサロン・ハシモトのようです。

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sec2:ライフ・塚本店付近の道路標識
こちらは「彼女」が猫である「僕」を捨てにいくシーンで登場する道路標識です。接触事故があったのか歪んでいますが、確かにここの標識ですね。

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sec2:山科川・桃山南口駅付近
上記シーンに続き「彼女」が「僕」を捨てた橋ですが、これは淀川ではなく京阪宇治線の桃山南口駅付近、山科川に架かる橋です。この場所のみ塚本以外の舞台となりますが、坂本監督も京都アニメーション出身ということでこの場所を選んだのでしょうか?

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sec2:花川公園
「彼女」が「僕」とたどり着いた公園は塚本駅近くの花川公園。

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sec2:花川公園

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sec2:花川公園

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sec2:花川公園
結局は、転校先で馴染めなかった友達から猫をかわいいと言われたことで、今につながる「彼女」と「僕」の物語は始まります。

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sec2:塚本幼稚園
そしてワンカットのみ登場する飛び出し坊やですが、付近にある飛び出し坊やは少なく、また背後に草が生い茂っていることから塚本幼稚園のものと考えて良さそうですね。

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sec4:某所
「彼女」のアパート近くと目される場所ですが、該当アパートは確かに存在しました(個人マンションであることに配慮し、具体的な場所は伏せておきます)。

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sec4:塚本駅
「彼女」と「僕」の別れのシーンで登場するホームは塚本駅です。三宮方面のホームから大阪方面を撮影するカットで一致します。

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sec4:淀川・JR東海道本線鉄橋
こちらも何度も登場している鉄橋ですが、大阪ではこれほど雪がちらつくのも年に何回あるかないかですね。

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sec4:淀川・JR東海道本線鉄橋

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sec4:淀川・JR東海道本線鉄橋
そして物語が新海誠版につながるエピローグ。新しい「僕」と彼女が出会うのは鉄橋の橋桁ぼ下でした。

以上になります。どちらかというと、東京に生きる現代の若者の心理を背景芸術を駆使して描くのが巧みな新海監督。京都ライデンフィルムが関西を舞台にどう「料理」するのか楽しみでもあり不安でもありましたが、蓋を空けてみると新海監督の世界観と見事にマッチする作風で、下町とも言える塚本も都会の一角としてなんの違和感もなく作品に溶け込んでいました。坂本監督が「大都会なわけでもなく、田舎なわけでもない。川向こうに広がる高層ビル群に対する憧れのようなものもあった」と自身の塚本在住時代を回顧していますが、その思い出を「彼女」と「僕」の心象風景に重ねたのだろうと推察されます。塚本の川向こうに広がる大都会の風景は、まさしく「彼女」と「僕」の生きる温もりのある此岸と、「不完全な世界」である彼岸を表象しているのかもしれません。



最後になりましたが、今回探訪で参考にさせていただきました下記サイト様、どうもありがとうございました!
舞台巡礼の実録(その0)
ホクロを結んで星座をつくれ!(舞台探訪)

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て彼女と彼女の猫EF製作委員会にあります、ので。

WUGオンリー2016 Wake Up Girls!ーBeyond the Bottomー舞台解説本頒布について

2016年 03月14日 22:41 (月)

BtB表紙入稿データ00

BtB本文入稿データ03 BtB表紙入稿データ01


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3/20(日)東京都大田区産業プラザPiO小展示ホールにて開催されるWUGオンリーイベント 同人誌即売会やらせてください!2016に出店します。出店情報およびお品書きは下記の通りとなります。


2016年3月20日(日)大田区産業プラザPiO小展示ホール
WUGオンリー2016

C19 サークル「日々是妄想」

新刊:『Wake Up,Girls! Beyond the Bottom 舞台解説』
フルカラー26P 価格600円

既刊:『Wake Up,Girls! 青春の影 舞台解説』
フルカラー22P 価格500円



新刊は『BtB』に登場した仙台をはじめとする秋田から博多までの全国都道府県の舞台を紹介するのは勿論、巻頭特集インタビューでは聖地・仙台の人気店でWUGメンバーも訪れる熊谷屋さん、ビジュゥさんへのロングインタビューを掲載。さらには今回声優デビューとなった伊達武将隊の皆様への取材もさせていただきました。
既刊はWUGオンリーin仙台、コミケで頒布したものですが、今回表紙をPP加工として第二版を再販いたします(内容は初版と同じです)。まだお持ちでない方は是非2冊同時ご購入ください!

表紙