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「ベルリン市民?そんなもの知ったことか。全て彼らの自己責任だ。」

2006年 10月10日 00:35 (火)

かなり時期を逸してしまった気もしますが、『ヒトラー最期の12日間』を鑑賞。


戦後生き残ったヒトラーの秘書の視点を通して、総統官邸地下壕で繰り広げられる様々なドラマを淡々と描写したもの。


とは言ってみたものの、登場人物の中でドラマに値したのは軍需相シュペーアと軍医の教授(名前忘れた・・・)だけ。


ヒトラーをはじめ、ゲッベルス、ヒムラー、彼らに翻弄される将官たちの最期の数日間は、はっきり言って喜劇そのもの。


数千万の人間を死に至らしめた世界大戦を引き起こした男の最期がこれとは・・・。


震えの止まらない手を庇いながら猫背で歩き回り、次々に裏切る重臣たちに癇癪起こして「処刑だっ!処刑!」と絶叫し、この期に及んで第三帝国「勝利」後の首都再建計画を妄想したり、ありもしない軍団による反撃を命令したり・・・・


官邸の最期の惨めさは手塚治氏の『アドルフに告ぐ』でも描かれていたのですが、ここまでとは。


とにかくよく出来てました。


兵器はほとんど登場しないのですが、登場人物たちがイメージ通りで、歴史モノとしては一級の作品です。


 


 

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