09月 « 2017年10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 11月

文学少女の世界(第4回)

2010年 08月16日 01:03 (月)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)
(2007/04/28)
野村 美月

商品詳細を見る


オペラ座の怪人 (角川文庫)オペラ座の怪人 (角川文庫)
(2000/02)
ガストン ルルー

商品詳細を見る


盆休みのおかげで一気に二回分更新できましたが、やはり古典は読むに疲れる・・・
『嵐が丘』しかり、今回の『オペラ座の怪人』しかり、海外ものって冗長すぎねぇか?と思うのですが、
そんなこと言ったら叱られますかね。

さてさて、物語も中盤第4回、まずは、多数の推理物などに引用されだれもがご存知の『オペラ座の怪人(ファントム)』から。

あらすじは

時は19世紀末パリのオペラ座。
ここでは従業員の不審な首吊り自殺、支配人への脅迫状、シャンデリラの崩落事故と不幸が立て続けに発生していた。
人々はその背後に、オペラ座に住まう「ファントム」の存在を噂していた。

さて、そんな事件の渦中、ファントムが脅迫状で異常な執着を見せていた女優クリスティーヌが突如行方不明に。
クリスティーヌを想い続けていたラウル子爵は「ペルシャ人」の力を借りて、「ファントム」が住まうとされるオペラ座の地下へと潜入する。
そこで2人が見たのは「ファントム」の狂気が作り出した世界。
「ファントム」が繰り出す数々の罠を潜り抜けた先で見たものは・・・。

といったおどろおどろしい内容ですが、
最後の最後、「ファントム」とクリスティーヌが交わす言葉は、
嵐の暗闇を光の閃光が払いのけるような美があります。
あくまで闇でありながら、光の世界を望んだ「ファントム」の存在は今なお、読者の心を捉えて離しませんねぇ。


さて、『文学少女』これまで心葉に華麗にスルーされてきたななせに(ようやく)スポットが当たります。
作中、誰が「クリスティーヌ」の「ラウル子爵」なのか、誰が「音楽の天使」たる「ファントム」なのか、
難易度がそれほど高いわけではありませんが、今回は候補者が複数人いるので、推理を楽しめる内容かと。

心葉のトラウマとなっている「美羽」もベールが一枚一枚はがれてきて、次回はいよいよ?といったところ。
いよいよ佳境に差し掛かりつつあります。

☆4.0

コメントの投稿

非公開コメント