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ゆえに我必要なし

2011年 10月09日 14:37 (日)

久々に書評。

百合男子 1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)百合男子 1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2011/08/18)
倉田 嘘

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一見イケメン、中身は百合に命をささげる「百合男子」。

そんな彼の日常の百合好き故の葛藤と苦悩を面白おかしく描いた作品ですが、

なんつーかこれまでの自分の思考と重ね合わせると、あまりに呼吸がぴったりなほど同感できる部分が多すぎて

後半笑えなくなりましたわ。

「我思う、ゆえに百合あり。だがそこに我、必要なし。」
「百合道とは、死ぬことと見つけたり」

けだし主人公の名言。

まあ言わんとしていることは、百合好きだ、本当に好きだ。だがなぜ自分は男なのか?自分必要なし。いっそ死すべし、とまあ
百合経験のない人には「論理が飛躍しすぎてついていけません」というような思考ですが、繰り返し言いますが


私も思いましたから。


中盤で主人公が百合オンリーイベントに行って百合同志を見つけ、百合談義をするシーンがありますが、
ある種そこに現実の百合好きの嗜好の違いが如実に登場人物に反映されていて、「この人、ようわかってる」とうならせるものあり。

自分は完全に鎌倉君派ですね。(もしお手元にお持ちの方いたらご覧くだされ)


最近忙しく百合のゆの字も忘れかけていたところに、稲妻のごときショックでしたが、おかげさまで百合道に完全復帰です。

☆5.0

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永遠の傍観者

2011年10月10日 21:07

お久しぶりです。
最近Unagi君にやたらと勧められて買って読んだのですが、、、
ジレンマと戦う葛藤が胸をえぐられながら泣き笑いしてしまいそうな作品ですね。

理想を追う者の宿命なのでしょうかw
続編が楽しみです。ハイ。

2011年10月11日 02:23

これまでも百合作品を集めただけの特集本はありましたが、哲学的(は言い過ぎか)に探求した本は初めてです。

現実との葛藤を乗り越え、百合道を行け、啓介!

続編も応援です。