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最後の一杯を

2012年 02月18日 05:03 (土)

バーテンダー 21 (ジャンプコミックスデラックス)
(2012/02/17)
長友 健篩

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ついにやってきた。
『バーテンダー』最終巻です。


私がバーに通うようになったのが先か、このコミックを読むようになったのが先か、今になってはもうわからないくらい、私の手元に置き読み返してきた作品です。


思えばバーとはなんであったのか、自分がそこまで通いつめるのはなぜだったのか。

社会人になってから通い始めたことを考えても、わずか5年ほどだったと思いますが、バーで過ごしてきた濃密な時間やそこで出会ってきた人々、そして名前も私の心の中に刻まれています。


初めて訪れたものの貸切で入店できず、半年後また訪れたときに「やあ、あの時の方」と言ってくれた。京都に移った今でも「いつでもいらしてください」と便りをくれるマスター。

会社を辞め会計士を目指すことを打ち明けたとき、「私が初めてコンペティションに参加したときに作ったカクテル、初心忘るべからずとの意味もこめて自身のためにつくる一杯です」と、「未来の白地図」を意味するカクテルを出してくれたマスター。

旅の途中で立ち寄ったバー、厳しい一言を投げかけてくれたマスターもいれば、ようこそこの街へ、と優しい一言をくれたマスター。

そしてまさに一期一会の酔客達。


全ての記憶が心に沈殿しながら、これからも京都の地で新しいバーの時間を紡いでいきます。


☆5.0

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