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Wake Up,Girls!舞台探訪記⑤

2014年 04月04日 19:25 (金)

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Wake Up,Girls!〜七人のアイドル〜舞台探訪記
Wake Up,Girls!舞台探訪記①
Wake Up,Girls!舞台探訪記②
Wake Up,Girls!舞台探訪記③
Wake Up,Girls!舞台探訪記④
Wake Up,Girls!舞台探訪記〜I-1clubのキセキ〜

大きく大きくChanging
それは楽じゃないけど
だって 君がそばにいるから
勇気出して一歩踏み出す
(Wake Up,Girls! 「7 Girls War」)

菜々美の離脱、真夢と佳乃の感情的対立を抱え、「アイドルの祭典」地方予選を前にまたまた危機を迎えるWUG。そんなメンバーに合宿を提案したのは夏夜でした。これまでサポート役に徹してきた夏夜ですが、自らが動くべき時と自覚したのでしょうか。合宿先は仙台から高速バスで3時間程の港町・気仙沼。
劇場版パンフレットに仙台市他、石巻、気仙沼でも本格的なロケハンが行われたとの記載があり、気仙沼出身である夏夜と絡めた形で登場することが予想されていました。作中描かれたのは震災の痕跡が残る現実と、夏夜の過酷な過去でした。
今回は気仙沼を舞台に夏夜と真夢の過去が語られ、WUGが結束を取り戻す第九話「ここで生きる」を紹介します。
(なお、本記事では多数の店舗を撮影させていただいていますが、全て許可をいただいた上であることをあらかじめお断りしておきます。)


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第九話:NTTドコモ仙台

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第九話:宮城交通バス
仙台→気仙沼の交通手段は主に二つあり、一関経由での鉄路、そして高速バスです。
WUG一行が利用したのは高速バスですが、車体から宮城交通便のようですね。

【8月19日改訂】
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第九話:市役所前バス停
気仙沼での下車ポイントは他に気仙沼駅もありますが、どうやら市役所前バス停のようです。
後に登場する宿泊先「大鍋屋」に最寄りなのは市役所前になるので合点がいきます。
(読者の方のご指摘により気仙沼市役所ではなく、市役所前バス停であることが判明しましたので、訂正の上、Googleマップの画像に差し替えさせていただきます)

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第九話:七十七銀行跡
交差点左側奥にかつて七十七銀行のビルがかつてあり、震災・津波被害により取り壊されました。Googleストリートビューではまだ廃墟が残っていますが、ロケハン時(半年程前)には完全撤去されてしまったようです。

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第九話:倉元前
こちらも津波のダメージにより道路標識が折れ曲がっています。

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第九話:港ふれあい公園付近(いばさん提供)
津波被害の甚大さを印象づけるシーンが続きます。こちらも上記付近かと思われます。

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第九話:港ふれあい公園付近?
おそらくロケハン時に取り壊しをしていたものと思われ、現在は残っていないでしょう。気仙沼の復興が徐々に進んでいるようですが、それとともに震災の遺構も消えていくのですね。当然ではありますが。

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第九話:大鍋屋
夏夜の叔母の旅館ですが、港ふれあい公園近くに実在し取材協力店としてEDロールにも記載されています。
明治28年創業、4代120年続く老舗です。こちらも港に近いため甚大な被害を受けています。本館主人は津波襲来時に漁船を守るため港湾に出ており、九死に一生を得たそうです。本館の歴史、震災の記憶については本館ホームページに詳細に記載されていますので、是非ともご覧ください。
大鍋屋ホームページ

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第九話:大鍋屋
内装までほぼ完全に一致。

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第九話:大鍋屋

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第九話:大鍋屋
旅館の方に話を聞いたところによると、震災後タツノコプロの方々が復興ボランティアのためにこの地を訪れており、大鍋屋に滞在していたそうです。本作以前から大鍋屋と製作陣は縁があったのですね。

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第九話:大鍋屋

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第九話:大鍋屋
玄関右の壁は最近ぶち抜いて通路にしたそうです。

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第九話:猪狩神社前
まずは食事前のランニング。

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第九話:猪狩神社前
ランニングの途中、夏夜が猪狩神社の前でふと足を止めます。

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第九話:猪狩神社前
猪狩神社前の東浜街道から港方面が見渡せますが、一面更地です・・・。

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第九話:猪狩神社前

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第九話:猪狩神社前

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第九話:猪狩神社前

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第九話:猪狩神社前
幼いころに両親を亡くし、以来旅館の叔母のもとで育てられてきたことを打ち明ける夏夜。

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第九話:猪狩神社前
「おーい、だいじょうぶー?」

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第九話:大鍋屋
WUGメンバーがストレッチをしているのは大鍋屋隣接の駐車場。
作中のようにアスファルトで舗装されていません。

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第九話:大鍋屋

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第九話:気仙沼湾
港ふれあい公園から撮影。

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第九話:大鍋屋
WUGメンバーが秋刀魚を味わった食堂ですが、現在は改装されています。写真右端の戸が残るのみ。

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第九話:復興屋台村気仙沼横丁
2011年震災の年にオープンしたプレハブの居酒屋・食事処が並ぶ横丁。仮設店舗とあなどることなかれ。聞くも初めてな気仙沼産の珍味を堪能できます。
場所は港ふれあい公園のすぐそばです。

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第九話:男子厨房海の家
その頃丹下社長は一人横丁で一杯。
内装、外装から海の家さんで間違いないでしょう。

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第九話:男子厨房海の家

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第九話:男子厨房海の家
こちらでは日本酒を香りを楽しめるようにワイングラスで提供。

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第九話:男子厨房海の家

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第九話:男子厨房海の家
「北へ行くほど元気になる」。同意ですね。

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第九話:男子厨房海の家
「お釣りはいいわ。」
「千円足りないです・・・。」

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第九話:男子厨房海の家

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第九話:復興屋台村気仙沼横丁
「さあて、あの子たち、この窮地をどう切り抜けるのかしらね」って随分無責任にも聞こえますがw

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第九話:大鍋屋

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第九話:大鍋屋
ふと目を覚ますと真夢がいないことに気づいた夏夜は、表に出てみると・・・。

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第九話:大鍋屋前
深夜、ランニングしている真夢の姿が。

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第九話:大鍋屋前
WUGセンター・真夢の人一倍の努力が垣間見えますね。

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第九話:港ふれあい公園

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第九話:港ふれあい公園
ベンチに掛けて語り合う二人。

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第九話:港ふれあい公園
「私の秘密、聞いてくれる?」

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第九話:港ふれあい公園
「うん。」

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第九話:港ふれあい公園

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第九話:港ふれあい公園
夏夜が取り出したのは叔母からの手紙。
とある漁船のブイがアラスカに流れ着き、叔母が引き取った、というものでした。
実際、津波による漂流物が海流により多数アラスカに流れ着いており、名前入りの小学生のボールが返還されたという実話もあります。

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第九話:港ふれあい公園
手紙と一緒に取り出されたのは海水で滲んだ写真。
一人の少年と漁船が写っています。後の回想シーンから、夏夜の幼馴染のものであり、夏夜の口から少年が震災により帰らぬ人となったことがほのめかされます。

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第九話:天ぱり
回想シーン。劇場版で登場した夏夜のかつてのバイト先である久留米ラーメンの天ぱり。

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第九話:天ぱり

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第九話:天ぱり前
ここで夏夜がアイドル募集広告を目にしたのが、WUG応募のきっかけとなったようです。

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第九話:猪狩神社
回想シーン。よく見ると、鳥居右側が津波に破壊される前の状態を再現していることがわかります。

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第九話:猪狩神社
この神社が二人の遊び場だったのですね。
どうやら幼馴染の男のほうが年上のように見えます。

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第九話:猪狩神社
「強いものに挑戦し続けること」を教えられた幼い頃の記憶。

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第九話:猪狩神社

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第九話:猪狩神社
18歳の少女が背負うには「重過ぎる」秘密でした。

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第九話:七十七銀行跡付近

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第九話:七十七銀行跡付近
「GROUND ZERO」と書かれた看板があります。


ここから真夢の過去が語られるのですが、回想シーンについては「Wake Up,Girls!舞台探訪記〜I-1clubのキセキ〜」にまとめてありますので、こちらをご覧ください。


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第九話:港ふれあい公園

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第九話:港ふれあい公園
WUGメンバーが隠れているオブジェは森進一「港町ブルース」の石碑です。

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第九話:港ふれあい公園

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第九話:港ふれあい公園
アイドルの道があきらめ切れない、思いが抑えきれない。しかしそれを妨げるI-1のトラウマ。WUGやグリーンリーヴズのみんなとなら、それを乗り越えていける。

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第九話:港ふれあい公園

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第九話:村田漁業製氷冷蔵工場
そして自分を幸せにするために、ここにいたい。
「ここで生きる」という表題は「WUGとともに」という意味だったんですね。

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第九話:港ふれあい公園
真夢の思いが強すぎたがために、空回りしてしまった。
真夢の真意がWUGメンバーに届いたようです。

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第九話:港ふれあい公園
「本音でずけずけ語り合う」二人。

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第九話:港ふれあい公園
そんな姿を見て、菜々美も当面は「ここで生きる」覚悟を決めたようです。

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第九話:気仙沼湾
このカットは気仙沼プラザホテル展望台から撮影させていただいたものです。

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第九話:港ふれあい公園
お片づけはしっかりw

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第九話:港ふれあい公園

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第九話:港ふれあい公園
じゃれあっていますが、漁船が入れるくらいなので結構深いのではないかと思います・・・
マネしちゃいけませんw

第九話の紹介は以上になります。
「Wake Up,Girls!」が「アイドル」と「震災復興」をテーマにしていることは、映画パンフレットやムック本で監督自身により語られていました。これまでも石巻仮設住宅などが登場していましたが、今回が震災を正面から取り上げた回となりました。山本監督自身、東日本大震災後東北地方でボランティア活動をしており、震災復興をテーマにした短編アニメーション作品「blossom」を製作しています。
2012年夏、同監督が手がけた「かんなぎ」の聖地である七ヶ浜町で「blossom」上映及びトークショーが行われ、そこで監督が語ったのは以下のような内容でした。東日本大震災に深くかかわるきっかけとなったのは、学生時代に関西で経験した阪神大震災であり、他人事とは思えなかったこと。また、今回の震災と原発事故を「未曾有の国難」とし、大変な危機意識をもっていること。また、被災地・被災者のために自分ができること、それは専門とするアニメなどのエンターテイメントを通して何かしらの支えになることかもしれない、とも語っていたと記憶しています(2年前であり、メモもなにもとっていないのであやふやですが)。
それ故、今回WUGが「アイドル」と「震災復興」をテーマにすると聞いたとき、素直に監督のやりたかったことが納得できました。また、それを受けて私自身が何ができるかというと、趣味の範囲ですが探訪記事という形で震災後の様子を残すことであると理解し、今回の気仙沼探訪は通常とは異なる意味合いを持つものとなりました。

色々と思いがあり後記が長くなりました。次回はいよいよWUGが全国を目指してスターダムを駆け上る第10話から最終12話を紹介したいと思います。


より大きな地図で Wake Up,Girls!舞台探訪・聖地巡礼マップ(ポイントをクリックすると画像が表示されます) を表示


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*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全てGreen Leaves/Wake Up,Girls製作委員会にあります、ので。

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No title

2014年04月06日 10:55

WUGの聖地巡礼記事いつも楽しく見させて頂いています。
私が岩手の為、色々と思う所があります。。。
そんな所を含めてWake Up, Girls!にはとても深く、
考えさせてくれたというアニメでした。

次回楽しみにしています!

Re: No title

2014年04月06日 19:53

お読み頂きありがとうございます!
私も京都市在住ですが、東北生まれということもあって思い入れのある作品でしたね。
もう少しで最終回の記事をUPできるかと思いますので、お読み頂けると幸いです。