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由利高原鉄道×ゆりてつ〜ラッピング列車でゆく由利高原の旅〜

2014年 05月12日 00:21 (月)

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ゆりてつ~私立百合ヶ咲女子高鉄道部~ 4 (サンデーGXコミックス)ゆりてつ~私立百合ヶ咲女子高鉄道部~ 4 (サンデーGXコミックス)
(2013/11/19)
松山 せいじ

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ゆりてつ探訪記〜最終話:由利高原鉄道〜

本年初頭、ゆりてつ最終話の舞台となった秋田県・由利高原鉄道を紹介しましたが、その後嬉しい企画のお知らせがありました。なんと、由利高原鉄道がゆりてつとタイアップし、ラッピング列車が2014年春より夏にかけて運行されるとのことです!今回の企画実現にあたっての経緯はラッピング列車車内に説明書きがありましたが、おおよそ以下の経緯のようです。

2011年4月より2013年11月にかけて連載された松山せいじさんの「ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子校鉄道部」。
最終回で由利高原鉄道が舞台となり、社長やアテンダントも登場。由利高原鉄道の他、旧鮎川小学校など観光スポットも紹介されました。
最終回を読んだ鉄道ファンが実際に鳥海山ろく線に乗りに訪れるなどしている(←私もです)。
『由利鉄』と『ゆりてつ』!!
『コラボしたらおもしろい!この縁を生かそう!』
と、会社(由利高原鉄道)が小学館にラッピングの構想を持ち掛け、実現に至りました。

自身も先述の通り最終回連載・単行本刊行後に現地を訪れたのですが、鉄道関係者の方はほぼ皆さん「ゆりてつ」のことをご存知で非常に歓待を受けたのは良き思いでとなりました。また私の探訪記事を公式Facebookで紹介いただけたこともあり、そして何より生まれ故郷であることから今回の企画を聞きつけ、是非とも現地を訪れたいと思っていました。幸い、今回秋田帰省に合わせて、現地取材をする機会を得ましたので、ラッピング列車の様子、そして何より雄大な自然を走る由利高原鉄道の魅力をお伝えできたらと思います。

まずは由利本荘駅からスタート。
由利高原鉄道・鳥海さんろく線の切符売り場に行くとまず目に入るのが松山せいじさんの直筆イラスト色紙。

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冬に訪れた際にはなかったので、4月19日の運行開始セレモニー時に寄贈されたものかもしれませんね。
こちらで是非ともゲットしておきたいのが記念切符。

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由利高原鉄道名物の硬券切符、ゆりてつラッピング車両記念乗車券です。
大人・小児用で絵柄が異なりますので、ここは両方とも買っちゃいましょう!
なお、本切符は通信販売でも入手可能です。
webショップはこちら

待合室から、入線してくるピンク色の車両がちらりと見え、いよいよ改札口を抜けると

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凄い、凄いです・・・。関西で「けいおん!」ラッピングや「中二病(こちらはまだ目にしていませんが)」などのラッピング車両が走行していますが、それにひけをとならに完成度の高いラッピングです。

ここからは細部を紹介していきましょう。まずは車体左側。

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こちらはヘッドマーク。やはりはつねちゃんですね。

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まずは最も目を引く鉄道部メンバーと春日さくらの「おばこ」衣装バージョンのイラスト。
私も刊行物の全てに目を通しているわけではないのですが、本イラストは今回のための書き下ろし(?)ではないかと思います。
さて、前回の記事でも説明しましたが、「おばこ」というのはこの地方に伝わる「若い女性」を表す古い方言で、農作業時にイラストのような格好をしていたそうです。由利高原鉄道ではアテンダント添乗便も運行しており、その際にはおばこ衣装の添乗員さんが道中の見所などを紹介してくれます。

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日野はつねの足元には松山さん直筆サインが。

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日野はつね×能登まみこ

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本企画のロゴマークと言ってもいいでしょうね。

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石塚まろん

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鶴見はくつる

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春日さくら

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滝沢このみ

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こちらは上り方面、正面側からになります。

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正面はおばこコスのはつねちゃん。

さて、この列車のラッピングは左右で別デザインとなっているのですが、羽後本荘駅の停車位置が端のホームのため、確認するには駅外に出なくてはなりません。ゆっくり撮影できるポイントとしては上り終点羽後本荘駅と下り終点矢島駅ですが、今回は矢島駅で停車中に駅裏に回り込んで撮影してみました。

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右側は鉄道部メンバーが順に由利高原鉄道の魅力を一言ずつ伝えてくれるデザインになっています。
それでは彼女たちから一言w

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さて、列車内部はというと、外装ほど凝ったラッピングはされていませんでしたが、松山せいじさんのプロフィールや、先ほど説明した今回のコラボ企画実現の経緯を説明する文章が、イラストと伴に掲示されていました。

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まあ内装はこんな感じ、外面のように全面塗装がされているわけではありません。

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正面ヘッドマークのイラストです。
額縁に入れて大切にされています。

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正面運転席付近には松山せいじさん著作物の読書コーナーが(笑)
しかし、由利高原鉄道は地元の方も多く日常の足として使っていますので、むしろ地元の方に今回の企画の趣旨と作品を知っていただく試みとして非常によいのではないでしょうか。


さて、車両の紹介はそのくらいにしまして、由利本荘駅から矢島駅までの風景を紹介していきたいと思います。


由利本荘駅を出て20分程で前郷駅に到着します。由利本荘駅は基本的に単線のため、前郷駅で上り・下り列車が並びます。

前郷駅のホームに近づくと、駅員さんが立っています・・・

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そしてここで行われるのがタブレット交換。

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(前回探訪記事からの転載になりますが)スタフとタブレットがあり、上下単線で事故を起こさぬように使用される「通行許可証」のようなものだそうです。
かつては全国の鉄道で行われていたそうですが、安全システムの自動化が進んだ今では、由利高原鉄道が数少ない「非自動化閉塞」を採用している鉄道であるとか。


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前郷を過ぎてさらに15分程、終着駅矢島駅に到着です。
ここに入ってまた目に飛び込んだのが・・・


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またまた松山せいじさん直筆の色紙ではありませんかw

さて、矢島駅に15分程停車(この隙に駅裏に回って反対側を激写w)した後、折り返し羽後本荘方面上りに乗車します。

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田園の中にぽつねんとある曲沢駅。前郷〜曲沢が絶好の撮影ポイントで、多くの鉄道ファンが撮影をするようです。
周囲には遅き東北の春を感じさせる花々も。

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今回は曲沢を中心にラッピング列車と鳥海山麓の自然を撮影しようと、3時間程張り込みましたw
コンデジでの撮影のためあまり映えない写真であれですが、以下、牧歌的な田園風景をちょっとミスマッチなラッピング列車が走る風景の面白さを感じていただけたらと思います。


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子吉川付近を曲沢駅に向かうラッピング列車(下り)


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曲沢駅に停車するラッピング列車(上り)


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曲沢駅を出発したラッピング列車は子吉川へ(上り)


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子吉川を渡るラッピング列車(上り)


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新緑の山々を背景に走るラッピング列車(下り)


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「秀麗無比なる鳥海山(秋田県民歌より)」を背景に走るラッピング列車(下り)


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日が暮れ、夕日に照らされるラッピング列車(上り・鮎川駅付近)


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というわけで、私も夕闇が迫る1800時頃、鮎川駅をラッピング列車で離れました。


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帰路、夕日に照らされる水田が奇麗でしたね。
今まさに田植えの時期で、もう1、2ヶ月もすれば青い草に覆われるわけで、そういった意味でも今回水鏡のような田園を背景に撮影ができたのは僥倖とも言えます。


このラッピング企画は8月お盆過ぎまで開催中とのことです。首都圏、まして関西圏からはかなり遠くなりますが、ラッピング列車抜きにしても十分に堪能できる由利高原鉄道の自然。そんな中を「可愛い」「ピンク色」のラッピング列車が走ってるなんて、なんかワクワクしませんか?由利高原鉄道、是非この機会にお越し下さい!

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て松山せいじ様/小学館にあります、ので。

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