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グラスリップ舞台探訪記②

2014年 07月11日 21:01 (金)

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グラスリップ舞台探訪記①

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透子たちの最後の夏休みが過ぎ行く高校三年の八月。「グループ内恋愛禁止」という縛りの中で変わらぬ日常を過ごして来た透子たちですが、転校生・沖倉駆が登場することで波紋が生じた第一話でした。
駆と透子の関係は?駆は何故挑発的な態度をとるのか?険悪なムードが漂う「カゼミチ」で、駆は「麒麟館」へと透子を誘い出しますが…

初回から急展開となった第一話「花火」に引き続き、今回は第二話「ベンチ」。
予告編・PVでも登場する三国を代表する建築物「龍翔館」他、実在の店舗、文化財等が登場しておりますので、こちらについても逐次解説を交えストーリー紹介をしていきたいと思います。

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第二話:みくに龍翔館(作中呼称・麒麟館)
三国町の高台に位置し、一際目を引くこの洋館。
オランダ人技師G.A.エッセルがデザインした龍翔小学校(明治12年〜大正3年)を再現して昭和56年に開館。白亜五層八角の洋館は他でもあまり目にすることのない特異な外観を誇示しており、貿易港としての栄華を象徴するものとして長く住民に愛されてきました。再建後は資料館として公開されており、三国の歴史、民俗、文人たちの足跡を辿ることが出来る展示物が豊富にあります。(休館日:毎週水曜、年末年始 開館時間0900〜1700時)
なお、4階展望室は撮影可ですが、絵画等展示されている作品の撮影は不可とのことですので、訪問される際はご留意いただきますようお願いいたします。

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第二話:みくに龍翔館
透子の付き添いで「麒麟館」に来たのは「カゼミチ」で一際強く駆に反発した幸。
駆が待ち合わせ場所に指定したのは「麒麟館」こと龍翔館展望台がある4階でした。

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第二話:みくに龍翔館
透子が幸に贈った硝子のペンダント。全く同形があるかは確認していませんが、透子実家モデルとして登場したワタリグラススタジオさんにて硝子製ペンダントを販売しています。

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第二話:みくに龍翔館
一方、透子が身につけていたのは幸が自作した硝子のペンダント。頬を赤らめる幸は、透子に対し親友を超えた親密な感情を抱いているようにも見えますね…。

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第二話:みくに龍翔館
そこへ、待ち合わせ通りにやって来た駆。

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第二話:みくに龍翔館
とっさに透子の前に立ちふさがる幸。幸にとって駆は、透子に言いよる輩として認識されてしまっているようですねw

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第二話:みくに龍翔館
「君は昨日の…」

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第二話:みくに龍翔館
「永宮です。」

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第二話:みくに龍翔館
「永宮は透子が心配でここに来たの?…どうしたら君の信頼を得られる?」

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第二話:みくに龍翔館

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第二話:みくに龍翔館
しかし、透子の「悩み」の一部を解決できるかもしれないという駆の言葉。そして透子自身が駆に好奇心を持ち始めていたのでしょう。渋る幸に対し、透子は駆との二人だけによる対話を望みます。

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第二話:みくに龍翔館
憮然と駆の前を横切る幸。

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第二話:みくに龍翔館
「うちのグループ、恋愛禁止だから。」
去り際に釘を刺したつもりが、「そういうの、すぐに崩れると思うけど。」と駆は応酬。

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第二話:みくに龍翔館
展示作品は撮影不可ですので比較写真を掲載することができませんが、こちらの絵画は作中と同じ位置に展示されています。
M.C.エッシャー作「昼と夜」です。
エッシャーは龍翔館設計社のエッセル五男に当たり、トリックアートで著名な芸術家です。エッセルと三国とのかつての関係を記念して親族を三国に招待しようとしたところ、息子がトリックアートで名を馳せたエッシャーと判明。これをきっかけに町興しも兼ねて三国で全国的なトリックアートコンテストが開催されるようになり、三国はアートの町としての側面を持つようにもなりました。(余談ですが、トリックアートコンテスト審査員としてやなせたかし氏も来場していたようです)

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第二話:みくに龍翔館
気分転換に展望台外に出た透子と駆。
実はベランダ最初のシーンから撮影した「?」と思ったのですが、どうにもカットが合いません。どうやらベランダのカット、全て反転させているようなのです。以下の比較写真は全て反転をかけていますが、反転させるとほぼ一致するようです。

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第二話:みくに龍翔館
唐突に透子の「能力」の話を始める駆。

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第二話:みくに龍翔館
意味が通じず戸惑う透子ですが。

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第二話:みくに龍翔館

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第二話:みくに龍翔館
「この間の祭の日、俺は初めて映像と声、両方を併せ持った「かけら」を見た。」
駆に聞こえる未来の声、それを「かけら」と呼んでいるようです。

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第二話:みくに龍翔館
透子の脳裏に浮かんだのは花火大会の日、立体グラス越しに見えた光と「謎」の声。
そして透子は自分が苛まれて来た「現象」が未来予知能力だったことを教えられます。
なんとも説明不足感がありますが、透子と駆は同じ未来予知能力の持ち主で、二人が接近することでその精度が高まる、ということのようですね。

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第二話:みくに龍翔館
透子が未来予知能力を発動させる「触媒」になるのが硝子。

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第二話:三国の町並み(みくに龍翔館より)
さて、このシーンの舞台となった龍翔館展望台ですが福井市内の平野部を一望。三国の町並みは勿論、あわら温泉街、遠く白山系も望むことができます。

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第二話:jelato&sweets CARNA
三国駅より徒歩10分ほどのsweets店ですが、ジェラートに使用するミルク、小麦、卵に至まで地元産品にこだわった地元人気店です。「CARNA」の創業史は70年代、三国に設立された「おけら牧場」まで遡ります。以来三国有志によるまちづくり「三国湊魅力づくりPJ」に参加、ジェラート店を開業に至ります。
「CARNA」を巡る物語も非常に読み応えがありますので、ご興味をお持ちの方は下記HPよりアクセス!
三国湊魅力づくりPJ jelato&sweets CARNA

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第二話:jelato&sweets CARNA
「もし透子ちゃんを困らせるような人がどこかにいたら、わたしはきっと、そいつを許さない。」
幸のヤンデレの予感w
ちなみに、透子が食べているのはCARNAさんで実際販売されているラムレーズンジェラートかと思われますが、幸が食べているチョコミント(?)のようなものはないようですね。

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第二話:竹田川
竹田川沿をランニングする雪哉。
港橋〜栄橋間の南西側かと思われますが、手前の道路と遠景、どうも背景が完全には一致しませんでした。

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第二話:竹田川

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第二話:竹田川
先のカットの撮影ポイントより鉄塔を撮影したのですが、こちらも一致しません。
そこで反転をかけてみたところ、多少近くなったかというところです。

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第二話:竹田川
挨拶もそこそこに駆を追い抜く雪哉。

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第二話:竹田川


ランニングから帰宅した雪哉のつぶやきから、「恋愛禁止」また「血のつながらない家族関係」を超えて告白を選択したやなぎ。やなぎが相談相手に選んだのは透子でしたが、ここからボタンの掛け違いが起こります。透子はやなぎの応援のために「恋愛解禁」を宣言したのですが、先に行動を起こしたのは雪哉でした。


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そして第二話ラストとなる雪哉告白シーンの舞台となったガードレール付きスロープとベンチですが、どうも別々の場所をモデルにしているものと思われます。

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第二話:(左)加戸神社付近・(右)踏切前ベンチ
ガードレール付きスロープは305号線三国〜あわら間の加戸神社から東へ50mほど進んだところにある畑。また、ベンチ及び背後の木に類似した場所が龍翔館から三国港方面に降りてきた所の踏切(第一話でも登場しています)の脇にあります。あくまで推測ですが、左写真の畑となっている部分に右のベンチ・木を合成したものではないかと思われます。なお、加戸神社を特定された背景坊主さん(@high_k)及びベンチに関する情報を発信いただいたテラビッチさん(@teravich)にはこの場を借りて謝意を表したいと思います。

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第二話:加戸神社付近
以降、二つの場所が交互に登場して少々混乱を招くかもしれませんw

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第二話:踏切前ベンチ
「気持ちとか、口にしないと伝わらないし。」
「大切な人には、素直な気持ちを打ち明けてみたら?」
透子の天然でややこしいことにw

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第二話:加戸神社付近
雪哉の動きを察知したやなぎは足早に「カゼミチ」から二人がいるであろう帰宅路へ。

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第二話:加戸神社付近

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第二話:踏切前ベンチ
想いが伝わらないのなら「言葉」で。雪哉が「言葉」を向けたのは勿論透子でした。

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第二話
雪哉の正面からの告白に驚くのは透子ばかりでなく、背後で見ていたやなぎもまた、覚悟していたはずですが小さく驚いています。

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第二話:踏切前ベンチ

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第二話:加戸神社付近
「えっと、あの…ども…」

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第二話:加戸神社付近
スロープ前の畑から南の田園風景を望んだカットですが、かなりの精度で一致しますね。

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第二話:加戸神社付近
想い人が失恋(と決めつけるのは早いですが)する一部始終を見ていたやなぎ。心なしか表情が柔らかくなったように見え、何かしら包み込む母性的なものを感じさせますね。

第二話の紹介は以上となります。早くも二話目にして主要人物が告白する展開で、果たして最終回まで関係がどこまでもつれ込むのか。また透子と駆が持つ「未来予知能力」がこの恋愛ストーリーにどのような影響力を及ぼすのか。
次回第三話は登山の回ということで刈安山が登場予定となっていますので、三国・あわら地域を自然の側面から紹介できたらと思います。


より大きな地図で グラスリップ 舞台探訪・聖地巡礼マップ(ポイントをクリックすると画像が表示されます) を表示


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*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全てP.A.WORKS・glasslip projectにあります、ので。

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2014年07月12日 23:34

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Re: No title

2014年07月13日 23:45

マスターのblog確認しました(笑

私も35Sでたまゆら探訪記を挙げているので、今度話のネタにしてみます。

三国湊座さんと言えば、既に食されているかと思いますが、三国バーガーですね。
ポスター二枚貼りで気合いが入っていたので、グッズ販売もなるほどと納得しました。
作中でも登場することを期待しています。