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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①

2015年 04月08日 03:27 (水)

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4月より放映開始となった京都アニメーション「響け!ユーフォニアム」。監督に言わずと知れた「中二恋」石原さん、シリーズ演出に「けいおん!」「たまこま」山田さんの布陣で挑むのは武田綾乃さん原作の小説「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」です。宇治市「北宇治高校」の吹奏楽部を舞台に、少年・少女たちが全国大会出場を目指す青春物語・高校部活動ものです。まさしく「王道」ともいえるライトノベルを、京アニがどのようにアニメ化するのか、また音楽ものとしてはアニメ「四月は君の嘘」や「坂道のアポロン」などの傑作もあり非常に期待して放映日を迎えました。原作小説では、作者が京都生まれの京都在住ということで地名・言葉など非常に地域色の強い作品で、その辺りもどこまでどのように再現するのかも見所でした。放映前より京都市での先行上映イベント、宇治市内でのポスター貼り出しなど京アニとしては珍しい(?)力の入れようで、作品を視聴すると登場する背景や地域は原作に極めて忠実でまさしく宇治。
それでは第一話「ようこそハイスクール」を登場する背景とともに振り返っていきましょう!

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第一話:京都コンサートホール
冒頭の久美子が中学生の頃の京都府大会会場として登場したのは地下鉄烏丸線北山駅近くの京都コンサートホール。原作では京都会館となっていますが、現在再整備のため閉館ということでモデルが京都コンサートホールに変更されたとの製作陣の談です。
京都コンサートホールHP

【4月27日追記】
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第一話:京都コンサートホール
大ホールへの通路受付を通過して大ホールへの入口左側になります。なお、ホールの方に聞いたのですが、客席は撮影禁止ですがそれ以外はOKとのことです。

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第一話:京都コンサートホール
京都コンサートホールの大ホールの自慢は荘厳なパイプオルガン。(京都コンサートホールパンフレットより引用)

【4月11日追記】
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第一話:仏徳山
宇治の眺望が良い仏徳山です。上宇治神社隣の源氏ミュージアムより山道が伸びており、展望所まで徒歩15分ほど。

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第一話:あじろぎの道
後述しますが、久美子の家は平等院の背後に位置するものと考えられ、登校道は平等院参道から京阪宇治駅→六地蔵駅→学校かと思われます。

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第一話:莵道高校
放映前より特定されていましたが、校舎のモデルとなったのは京阪沿線から少し離れた莵道高校と考えて間違いなさそうです。ただ、実際のロケーションとしては六地蔵駅近くの東宇治高校という説が有力とも。
以前にも注意喚起しましたが、本校校門から先は関係者以外の立ち入りは禁止されており、また訪問される場合も生徒さんにカメラを向けない等のご配慮をお願いいたします。

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第一話:莵道高校
校門の外からも階段が一致することが確認できますね。
ここで「暴れん坊将軍」のテーマ曲がw

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第一話:六地蔵駅前
期待はずれの吹奏楽部にまさかの中学校吹奏楽部の同窓生、麗奈がやってきて・・・。葉月、緑輝らと打ち解けた久美子は下校して六地蔵駅へ。高校同様、桜の木の位置も同じですね。

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第一話:六地蔵駅前
「でもさ、三人が入れば救世主になれるんじゃない?」

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第一話:六地蔵駅前

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第一話:六地蔵駅前

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第一話:六地蔵駅
「音楽はいつだって、世界中の人々の心に訴えることができる、強力な言語のひとつだって信じているので!」

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第一話:六地蔵駅

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第一話:六地蔵駅前
気勢をあげながら信号のボタン押し忘れている緑輝ちゃんかわゆすw

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第一話:六地蔵駅

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第一話:六地蔵駅
比較写真をみてわかる通り、六地蔵駅にもユーフォニアムのポスターが掲示されています。それにしてもこのアングルに合わせたかのような見事な位置に掲示されていますねw

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第一話:六地蔵駅
「久美子は?どうする、吹部!」

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第一話:六地蔵駅
「えっ!?わたし?わたしは・・・ちょっと、考える。」

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第一話:六地蔵駅
ここで電車がきて緑輝は中書島方面へ。よく見ると京阪が正式協力ということだけあって駅板もまったくそのままです。

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第一話:六地蔵駅
久美子たちは宇治方面ホームへ。

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第一話:京阪電車
詳しくはわかりませんがすべてがこのタイプの内装ではないようですね。

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第一話:京阪電車
しかし忠実に再現されていますね。「いなこん」の相当でしたがこの作品もガチですw

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第一話:あじろぎの道付近
久美子の自宅近くで。あじろぎの道付近の宇治川川辺のベンチになります。

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第一話:あじろぎの道付近
麗奈との衝撃の再会を思い起こす久美子。

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第一話:あじろぎの道付近
と、そこへ幼なじみの秀一がやってきます。

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第一話:あじろぎの道付近
「幼なじみに挨拶なしですかー」

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第一話:あじろぎの道付近
「反応鈍くないか・・・」

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第一話:あじろぎの道付近
「話しかけてくんなっていうから従ってるんですよー」

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第一話:あじろぎの道付近

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第一話:あじろぎの道付近
「違った、それどころじゃなかった!」

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第一話:あじろぎの道付近
吹奏楽部の話にも乗り気ではない久美子に少々あきれ顔の秀一。

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第一話:府立宇治公園前交差点
久美子の住むマンションがあると思われる交差点ですが、実際にはマンションは所在しません。隣の一休堂などは一致しますね。

【4月11日追記】
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背景坊主(@high__k )さん、セキ(@seki_saima )さんが発見されましたが、某所のマンションと形が一致。

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第一話:宇治神社
続けて登場するのは平等院とは宇治川を挟んで対岸の宇治神社です。宇治神社は応神天皇の離宮跡でもあり、同帝の息子である菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)の宮居の跡と伝えられており、菟道稚郎子命の死後にその神霊を祀ったのが、この神社の始まりだそうです。奥には世界遺産・上宇治神社もありますので、併せて訪問されてはいかがでしょうか。
宇治神社HP

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第一話:宇治神社
こちらの神社の手水舎はうさぎの形ですね。うさぎとは・・・たまこ(ry

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第一話:宇治神社

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第一話:宇治神社
参拝していたのは次話以降本格的に登場する滝先生。

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第一話:宇治神社

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第一話:宇治神社
カップルに熱く「吉」について説明する先生w

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第一話:宇治神社

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第一話:府道7号線ガスト前
スマホからこぼれた「地獄のオルフェ」がオーバーチュアのように響きますね。
滝先生が車で帰ったのは府道7号線京阪宇治駅付近から黄檗駅方面に向けてですね。

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第一話:京阪宇治駅

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第一話:京阪宇治駅
朝の登校風景の一コマ。コミック版でも京阪宇治駅構内はわりと忠実に描かれていましたね。

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第一話:京阪宇治駅

最後に、OPに登場する背景を紹介していきましょう。

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OP:平等院参道入り口交差点
このカットは実に驚くほど正確に描写されていますね。撮影していてピッタリ過ぎて唸ったほどです。

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OP:宇治橋西詰
上のカットすぐそばで、柳が目印。

【4月28日追記】
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OP:莵道高校付近
一瞬だけ映りますが、莵道高校より少し住宅街を下った某所。

【4月11日追記】
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OP:羽戸山緑地付近高台
久美子がジャンプする背景と類似するのは莵道高校付近の羽戸山緑地付近の高台です。確かに手前のガードレールや電柱の位置は一致しますが、奥に見える背景は六地蔵〜木幡のようで、実際にこの位置からは見えません。ある意味、「北宇治高校」の位置モデルと推察される東宇治高校の近くですね。

【4月11日追記】
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OP:六地蔵駅付近鉄塔
こちらがかなりの難カットですが、地元の方がおっしゃるには鉄塔から送電線が直角に近い形で交わるのはここしかないですね。撮影位置も少し難しめですが、京阪六地蔵駅から山科川の土手を少し地下鉄東六地蔵駅方面に進んだ所になります。こちらを特定されたのはえてすけ(@etesuke)さん。

【4月12日追記】
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OP:名古屋国際会議場センチュリーホール
OP最後に映るのは京都以外の施設となりますが、実はここセンチュリーホールは毎年秋に開催される全日本吹奏楽コンクールの会場です。吹奏楽全国といえば数年前までは東京の普門館が「吹奏楽の甲子園」とも呼ばれ、コンクールを目指す吹奏楽部員の憧れ的存在でしたが、耐震上の問題から2012年より名古屋のセンチュリーホールに会場が移っています。ちなみに今年の全日本コンクール高校の部の開催日は11月1日(日)となります。

さて、第一話の内容やOPを交え宇治の景観を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。自身、宇治は本作品が放映されることがきっかけで何度か訪れるようになったのですが、桜並木や平等院などの観光地としての賑わい、一方では広大な宇治川や静謐な宇治神社のような自然が残る非常に魅力ある土地にすっかり魅せられてしまいました(舞台探訪・聖地巡礼にのめり込むのはいつもこのパターンですが・・・)。というわけで、本作品で宇治ってどんなところ?と興味をもたれた方、はたまたかつて観光に訪れた方もアニメ・ユーフォニアムの舞台として楽しんでいただけることと思います。桜シーズンが過ぎつつあり、これから新緑の季節を迎えますが、緑に萌える宇治も奇麗な装いになることと期待しております。

最後に紹介ですが、先日放映開始と前後して地元のひで(@HidesanYamasiro )さんにより開設されたユーフォニアム舞台探訪・聖地巡礼応援サイトを紹介させていただきます。アクセス情報他、ユーフォニアム探訪をされた方の探訪記リンク集などもありますので是非ご覧下さい!
響け!ユーフォニアム 北宇治探訪案内所



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。

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No title

2015年04月09日 14:38

いきなりの初コメント失礼します。

地元なので、力になれればと思いコメントさせていただきます。「宇治市を見渡せる高台」のことですが、大吉山の展望台(大吉山風致公園)からの眺めとなっています。中の島の工事で景観は残念ながらアニメのような美しさはないですが、再現度はかなり高いです。

ちなみに、行かれる際は、宇治上神社と源氏物語ミュージアムの間、さわらびの道の途中に入山口があります。そこから、どれぐらいの時間が掛るかは覚えてないんですが、割と手軽に上ることができます。

ちなみに、余談ですが、名古屋国際会議場は、実際に全国大会の会場のようです。

No title

2015年04月10日 10:58

とても分かりやすいです!
いつか京都に行くとき参考させてもらいます
ありがとうございます

Re: No title

2015年04月13日 00:48

コメントいただきどうもありがとうございます!

大吉山風致公園は土曜日早朝に訪問し、撮影することができました(時間がなかったのでカットとあまり一致してませんが・・・)
名古屋国際会議場が全国大会の会場であったことは初めて知りました。調べてみると2011年までは東京の普門館だったようですね。名古屋まで撮影に行く途中、ネットで検索して勉強になりました。
何分、調査が後手後手に回りがちなのでまたご教示いただけることがありましたらよろしくお願いいたします!

Re: No title

2015年04月13日 00:49

ご覧いただきありがとうございます!
風光明媚な宇治を聖地巡礼とともにお楽しみくださ!

No title

2015年04月14日 09:48

初めまして。
素晴らしいレポートをありがとうございます。本当にそっくりですね!
私は遠くに住んでいるので直接見学は無理ですが、楽しく拝見させていただきました。
トラックバックをいただいて帰ります。^^

Re: No title

2015年04月19日 11:02

ブログをご覧頂きありがとうございます!
直接聖地に赴くことが困難な方にも現地の雰囲気をお楽しみいただけたらと思います。

No title

2015年06月25日 19:31

地元人間です。

高校は、莵道高校です。
まったくそのままで、校舎の中や、運動場もそのまま。
いつも懐かしく、自分の高校が出てるとうれしくてなりません。
ちなみに、莵道高校1期生です。
かれこれ30年前に通ってました。
原作者は、娘の中学の先輩で、吹奏楽部の低音で
教えてもらってたそうです。

位置関係が バラバラですが、バリバリ地元で
いつも生活してるとこが映ってうれしいです。
京アニは、近所すぎるくらいです。
自転車で5分くらいかな。

Re: No title

2015年07月20日 11:49

ご返信が遅くなり申し訳ありません。
探訪中、莵道高校現役生の方からTwitterでリプ頂いたりするのですが、まさか一期生の方とは!
宇治の観光センターでも莵道高校からお借りした机が聖地巡礼者の記念ノート記帳場になっていたり、何かと莵道高校さんから
協力を頂いてるようですね。

まさかの熱田区

2015年08月16日 00:25

名古屋国際会議場って……
メッチャ俺ん家の近くじゃん(笑)
自転車で前の道、通った事が……