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響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

2015年 05月12日 19:54 (火)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤

今回は少し赴きを変えて番外編。
第五話の「サンライズフェスティバル」で繰り広げられたマーチングバンドの世界を少し感じていただこうということで、先週日曜日に万博公園で開催された「ブラスエキスポ2015」の様子を紹介したいと思います。

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「サンライズフェスティバル」は作中では5月に太陽が丘公園にて開催される様子が描かれていますが、実際に太陽が丘公園では9月にマーチングバンド京都大会が開催されており、それを踏まえての場所設定かと考えられます。ただ、マーチングコンテスト一般にそうなのですが、通常は屋内で開催されるため、マーチングバンド京都大会は公園内体育館での開催で園内をパレードして歩くようなことはありません。その点、時期的にも5月で関西強豪校も参加する屋外でのマーチングイベントとしては万博公園で開催されるブラスエキスポがあり、こちらもモデルになっているものと考えられます。


午前は各都道府県に別れての練習演奏の披露、12時過ぎからはいよいよパレードが開始されます。

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ブラスエキスポのパレードは西・東に別れて行われますが、今回取材したのは西ルート。トップバッターを切ったのは京都桃山高等学校でした。




今回取材した中で最も注目していたのは、マーチングバンドでも「ダンス」を取り入れる異色の強豪校京都橘高等学校吹奏楽部です。

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作中では立花(りっか)高校で「水色の悪魔」の異名をとっておりますが、その衣装からしても「オレンジの悪魔」と呼ばれる橘がモデルになったのは間違いないですね。今回のパレードは初夏の野外での熱さ対策のためかオレンジのユニフォームではありませんでしたが「笑ったまま飛び跳ねる」その迫力の演技は見る者を唸らせるものでしたね。それではご覧いただきましょう。




続けては関西屈指の吹奏楽名門校・明浄学院高等学校吹奏楽部です。原作小説では関西大会強豪校として「明星工科高等学校」の名で出てきますが、これはこの明浄と大阪のこれまた名門校・淀川工科高等学校から付けられた名前かと思われます。特に明浄は吹奏楽コンテスト、マーチングコンテスト双方で活躍、優秀な成績を残しています。




最後にもう一校、こちらは作品には登場しませんが、マーチングコンテスト関西大会金賞常連、全国大会にも出場している京都の強豪校・京都すばる高等学校です。




さて、出場校のごくごく一部の紹介でしたがブラスエキスポ2015の紹介は以上です。

最後に吹奏楽部とマーチングバンドの関係について、素人ながら解説したいと思います。そもそも吹奏楽部コンテストの世界には二つの頂点があり、その一つが座奏で行われる吹奏楽コンテスト全国大会(名古屋国際会議場センチュリーホール(かつては普門館)11月)とマーチングコンテスト全国大会(大阪城ホール12月)です。両大会ともに都道府県大会を勝ち抜いた中から各地方の支部大会が行われ、さらに選び抜かれた精鋭たちが全国大会へと進みます。審査員の投票により金銀銅がつけれられ、金賞受賞校の中から次の大会へ進む学校が選ばれるわけですが、最終的に目指すのは栄誉ある全国大会金賞です。しかしながら吹奏楽コンテストとマーチングコンテストは上記のとおりほぼ日程をおかずして行われるため、通常はどちらかの大会に的を絞るようです(ごくまれに、関東の柏高等学校や関西の明浄のように両大会で全国大会出場、そこでも優秀な成績を収める学校もあります)。ただ、トランペットを例にとると、座奏では譜面を見ながら下向きで演奏しますが、マーチングでは行進しながら上向きで演奏するなどその練習方法は全く異なってくるため、両立するのは至難の業。その意味でも、原作では今回限りの登場となる「立花」高校は京都橘同様、マーチングに特化することにより他校では真似できない「笑顔のまま飛び跳ね、演奏する」実力を勝ち取っているとも言えるでしょう。また、逆に座奏での吹奏楽コンテスト全国を目指す北宇治高校にとっては、今回の「サンフェス」は毎年恒例の出場ながらも、強豪校の中で初めて腕試しをする機会であったとも言えますね。

さて、「サンライズフェスティバル」で強豪校に挟まれながらも存在感を示した「北宇治高校吹奏楽部」。全国を目指す第一関門である吹奏楽コンテスト京都府大会(今年は8月3日・京都コンサートホール)に向けて、六話以降熱い夏を迎えることになります。

*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。

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