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響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑫

2015年 06月24日 05:24 (水)

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響け!ユーフォニアム舞台探訪記①
響け!ユーフォニアム舞台探訪記②
響け!ユーフォニアム舞台探訪記③
響け!ユーフォニアム舞台探訪記④
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑤
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑥
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑦
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑧
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑨
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑩
響け!ユーフォニアム舞台探訪記⑪
響け!ユーフォニアム舞台探訪記・番外編〜マーチングバンド♪〜

トランペットソロパートをめぐる再オーディションにも決着がつき、夏休みに入った北宇治高校吹奏楽部はまさに8月の京都府大会を目標にラストスパートをかけていきます。そして自由曲「三日月の舞」の合奏練習の最中、滝は唐突に注文を入れます。

「いまのところ、ユーフォも入れますか?」「162小節目です。コンバスとユニゾンで。」

その時間にして僅かなフレーズですが高いハードルとなった「三日月の舞/162小節目」。困難を前にした久美子の脳裏にあるのは、ソロパートオーディションで麗奈が見せた圧倒的なパフォーマンスでした。

「うまくなりたい」「誰にも負けたくない」

これまでは「ユーフォは影が薄い」という言葉そのままに主人公としてはどこか冷めて、麗奈やあすかに比べると存在感が際立たなかった久美子ですが、いよいよ主人公に焦点を当てた第十二話「わたしのユーフォニアム」。背景とともに紹介していきましょう。

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第十二話:莵道高校
滝に指定を受けたパートをいざ練習してみても思うように音の出せない久美子は一人校舎裏で個人練習。と、そこにやってきたのは麗奈でした。

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第十二話:莵道高校
「わたし、麗奈みたいにうまくなりたい。わたし…わたし、麗奈みたいに特別になりたい。」
校舎裏で麗奈に吐露した言葉に込められた、コンクールにかける久美子の思い。

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第十二話:井川用水機場前


「熱いのか、冷めているのか、そもそも今までの自分はどんなだったのか。とにかく、あのオーディションでの麗奈を見てから、あの音を全身で受け止めてしまってから、私は完全に冒されてしまったのだ。うまくなりたいという熱病に。」
(黄前久美子)


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第十二話:井川用水機場前

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第十二話:井川用水機場前
そしていつものベンチで一人個人練習をする久美子ですが…。

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第十二話:井川用水機場前

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第十二話:井川用水機場前
ふと休憩した時に響いてきたトロンボーンの音色。

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第十二話:井川用水機場対岸
そこには滝に再び厳しく叱責された秀一の姿が。

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第十二話:井川用水機場前
今は共に「全国大会出場」という目標を達成する「仲間」として久美子もユーフォニアムで応えます。

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第十二話:井川用水機場対岸

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第十二話:宇治川
宇治川を挟んで夕闇迫る空に響き渡るユーフォニアムとトロンボーンの音色が、互いにエールを送り合うようでもあり、「努力で負けない」という二人の強い意志のぶつかり合いも感じられますね。

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第十二話:宇治川JR奈良線橋梁
こちらはこれまで出番がなかったJR。本作品初登場となりますねw

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第十二話:あじろぎの道

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第十二話:あじろぎの道
個人練習を終えた久美子がばったり出会ったのは吹部をやめた葵でした。

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第十二話:あじろぎの道
「こんな時間まで練習?」
「うん、コンクール直前だし…葵ちゃんはこれから塾?」
「そう。」

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第十二話:あじろぎの道
「ねぇ、全国大会行けそう?」
「う〜ん、どうかなわかんない。でもうまくなったと思う、春に比べれば段違いだよ。」

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第十二話:あじろぎの道
「そっか、滝先生さまさまだね。」

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第十二話:あじろぎの道
自身の判断ながらも、ある意味、葵が吹部を辞めざるを得なくなった状況を作り出した滝が、今や弱小校を本当に全国大会に連れて行くかもしれない。その可能性を感じれば尚更、途中で夢を共有できなくなった葵に対するすっきりしない感情が久美子にはあるのでしょう。

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第十二話:あじろぎの道
「じゃあ、頑張ってね。」
「うん…」

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第十二話:あじろぎの道
「…葵ちゃん!吹部辞めたこと、後悔してない?」
「してないよ、全然してない。わたし、吹部より受験の方が大切だったから…多分、部のゴタゴタがなくても辞めてたと思う。わたしには続ける理由がなかったから…。」

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第十二話:あじろぎの道

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第十二話:あじろぎの道
なんとも後味の悪い結末を残した葵の退部事件でしたが、これでひとまず物語の中では区切りがついたというべきでしょうか?

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第十二話:莵道高校


「そのときは、まだ10日ある。このまま練習を続ければ、なんとかなる、そう思ってた。」(黄前久美子)


ところが
「それからユーフォ。ここは田中さん一人でやってください。」
予想だにしなかった滝からの久美子を第162小節から外すとの宣告。


「それは、一瞬だった。反論の隙も猶予もなく、先生はそれだけ言うと演奏に戻った。そう、これは関西大会進出をかけた闘いなのだ。」(黄前久美子)


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第十二話:京阪黄檗駅
深く傷ついているはずなのに平然を装う久美子を励まそうと、緑輝の提案で「中路ベーカリー」にてパンを買い込んだようですね。ちなみに緑輝は六地蔵駅より中書島方面、久美子は宇治方面、葉月は京阪黄檗駅近くということで、三人は買い込んだパンを黄檗駅の中書島方面ホームで食べていたようです。

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第十二話:京阪宇治駅前

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第十二話:京阪宇治駅前
しかしこれまでの努力が一瞬にして無に帰した傷は思いのほか深かった様子で悄然として歩く久美子。

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第十二話:京阪宇治駅前
思い出されるのはわずかな時間ながらも充実していた苦闘の時間。

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第十二話:京阪宇治駅前
そしてそれをブツリと切られてしまった滝の宣告。

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第十二話:京阪宇治駅前

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい…」

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい…うまくなりたい!」

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第十二話:京阪宇治駅前
「うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい、うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
ただひたすらに悔しい。恐らくそれは、久美子が生まれて初めて味わうであろう、心底から沸き上がる熱情。

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第十二話:宇治橋

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい、うまくなりたい、うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい…!」

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第十二話:宇治橋
「うまくなりたい!」

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第十二話:宇治橋
「だれにも負けたくない!」

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第十二話:宇治橋
「だれにも…だれにも…」

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十二話:宇治橋
息を切らし、久美子は宇治橋西詰の欄干にしがみつきます。そして…

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十二話:宇治橋
「うまくなりたーーーーーい!」

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十二話:宇治橋
その様子を道を挟んで反対側で見ていた秀一。

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十二話:宇治橋
「そんなの、おれだってうまくなりてぇ!」

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十二話:宇治橋
「あたしの方がうまくなりたい!」
「おれの方がもーっとうまくなりてぇ!」


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十二話:宇治橋
「…悔しい…悔しくって、死にそう…!」

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十二話:宇治橋
その言葉に耳の奥底で甦ってきた「地獄のオルフェ」の旋律。

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十二話:宇治橋
それは中学最後の吹奏楽コンクール、「ダメ金」で涙を流した麗奈の姿。


「そのとき、わたしは知った。そのつらさを。そのとき、麗奈がどんな思いでいたかを、わたしは知ったのだ。」(黄前久美子)


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十二話:宇治橋

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十二話:宇治橋

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第十二話:宇治川(朝霧橋付近)

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第十二話:莵道高校
受験のために吹部を諦めた姉と向き合い、そして夜の学校で滝と向き合う時間。「ユーフォが好き」という心の底に宿る炎と、一度は自分を切り捨てたはずの滝の久美子に対する期待に気付かされ、久美子の気持ちは収斂していきます。

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近

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第十二話:羽戸山緑地公園付近
久美子が麗奈を電話で呼び出した展望台はOPで久美子が雨上がりの坂道をジャンプする場所の隣となります。

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第十二話:京阪宇治駅
「ごめんね。」
「今日のことなら謝ることじゃない。」
「でも折角協力してくれたのに。」

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第十二話:京阪宇治駅
「まだ終わってないでしょ。」
「うん、そうだね…」
「呼び出したのはそのこと?」

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第十二話:京阪宇治駅
「実はね、今まで滝先生と二人っきりだったから」
と、ここで麗奈の顔つきが変わりますw

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第十二話:京阪宇治駅
「それでね、滝先生がわたしの…ハッ!」

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第十二話:京阪宇治駅
「ユーフォくん!」
どうやら新キャラとしてユーフォくんがガチャで出たようですねw

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第十二話:京阪宇治駅
「ちょっと麗奈、これみて!」「久美子、今なんて…ねぇ?」
麗奈の足元にペットボトル転がってますwそりゃ麗奈は滝に「Love」なはずですからw

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第十二話:京阪宇治駅
「久美子!?」
「わたし、ユーフォが好き!」
「久美子〜!?」


「努力した者に神様が微笑むなんて嘘だ。だけど、運命の神様がこちらを向いてウィンクをし、」


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第十二話:京都コンサートホール(吹奏楽コンクール京都府予選会場)


「そして、次の曲がはじまるのです。」(黄前久美子)


ある意味久美子が情熱に「覚醒」した第十二話。勝負の世界に身を置くものなら一度は味わう挫折ですが、その挫折を転回点としてそこから去る者、再挑戦を誓う者、様々な物語が人の数だけあるでしょう。思い返せば「響け!ユーフォニアム」も、受験と部活の両立で悩んだ葵、夏紀をはじめオーディションで落選し大編成部門に出場できなかった幾多の部員、高校生活最後のコンクールでソロパートを絶対吹くため努力しながら叶わなかった香織、そして今回の久美子と挫折の連続の物語であったといってもよいでしょう。しかしその一人一人の挫折の上に築かれていく最高の「北宇治高校吹奏楽部の12分」。次回最終回、その真価が問われるときが来ます。



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「響け!制作委員会」及び宝島社にあります、ので。

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