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有頂天家族2舞台探訪記⑥

2017年 06月15日 20:15 (木)

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有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②
有頂天家族2舞台探訪記③
有頂天家族2舞台探訪記④
有頂天家族2舞台探訪記⑤
有頂天家族2舞台探訪記⑦

続・大文字納涼船合戦で弁天と二代目が対決してより数ヶ月がたち季節は秋。
二代目に敗れた弁天はそれ以来二代目との接触を断ち、京中は小康状態を保っていました。そんなある日、淀川教授は大学でまさかのセクハラ疑惑をかけられ、研究室を追い出されることに。これも寿老人の陰謀に違いないと思いつつ、淀川教授が天満屋によって、有馬温泉で開かれる金曜俱楽部に連れて行かれたと聞いた矢三郎は有馬温泉へと向かいますが…
金曜俱楽部、そして夷川早雲が再登場となる第六話「有馬地獄」そして第七話「金曜俱楽部再び」です。

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第六話:有馬温泉
さて、京大演習林から有馬温泉へと淀川教授を探しに来た矢三郎でしたが…

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第六話:有馬温泉・金の湯前
「有馬温泉に来た以上、湯に浸からぬは無粋ともいえる。」

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第六話:有馬温泉・金の湯
まずは日帰り温泉「金の湯」に浸かることに。

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第六話:有馬温泉・金の湯
湯に浸かりながら思い出したのは、自分の匂いが奇麗さっぱり消えてしまうくらいに有馬の湯を好んでいた父・総一郎のこと。

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第六話:喫茶パーラーいずみ

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第六話:喫茶パーラーいずみ
極楽湯に浸かった後は喫茶店へ。

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第六話:喫茶パーラーいずみ
「はぁ〜」

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第六話:喫茶パーラーいずみ
「やい、こら!」

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第六話:喫茶パーラーいずみ
「砂糖壷に喧嘩を売られる覚えはないぞ。」
「触るな!コンチクショウ!」

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第六話:喫茶パーラーいずみ
「俺だって遊びに来たわけじゃないぞ。金曜俱楽部の陰謀を阻止するためだ。」
「馬鹿らしい。わざわざ有馬くんだりまで、鍋に飛び込みに来たっていうわけ?」
「鍋と温泉を間違えてたまるか。」
「どうせあの生天狗に色目使ってるんでしょ。狸鍋食うやつに色目使うなんて頭おかしいんじゃない?ほんとムカつく。二代目があの女にとどめを刺してくれれば後腐れもなかったのに。」


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第六話:喫茶パーラーいずみ
「ぶ!口に気をつけろ。弁天様も有馬に来てるんだからな。」

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第六話:喫茶パーラーいずみ
と、喫茶店から外を見やると…

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第六話:喫茶パーラーいずみ
土産屋で買い物をする浴衣姿の弁天が金曜俱楽部の面々と一緒に。

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第六話:若狭屋

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第六話:若狭屋前
弁天は金曜俱楽部の男たちを引き連れ温泉街へ。

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第六話:市民の木前ポスト
ポストの陰から覗く矢三郎。
「なによ随分陽気そうなやつら。」
「お前もう宿に帰れよ…」
「もうちょっとしたらね。」

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第六話:赤い丸ポスト
金曜俱楽部一行を追跡調査。

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第六話:赤い丸ポスト
「寿老人の姿が見えないな。」
「どんなやつ?」
「金曜俱楽部の親玉で、裏切ると地獄に流される。」

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第六話:まめ清
「弁天様が一目置いてるぐらいだから、ただ者ではないんだろうな。」
「妬いてんのね。」
「わけのわからんことを…」

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第六話:瑞宝寺公園付近
金曜俱楽部一行はいつの間にか人影もあまりない温泉街の外れへとやって来ます。

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第六話:瑞宝寺公園付近

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第六話:保養研修所ありま
一行はそのまま廃墟のような旅館へ。

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第六話:瑞宝寺公園付近
「こんなとこに乗り込むつもり?」
「うん、お前は宿に戻れ。尻を暖めてのんびりしていろ。」

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第六話:保養研修所ありま
そして一行が入った旅館へ乗り込む矢三郎。
こちらの廃墟旅館のモデルとなったのは上述のとおり土木建築厚生会保養研修所ありまです。土木建築業の厚生会構成員向けの施設ですが、一般の方でも利用可能です。
保養研修所ありま

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第六話:保養研修所ありま
さて、実際ありまに宿泊してみましたが、外観以外は創作のようですね。

廃墟の中で出会ったのはなんと父・総一郎に化けた夷川早雲。前年末の偽右衛門選挙の騒動より悪事がばれて雲隠れしていた早雲は今日、有馬で淀川教授の代わりに金曜俱楽部に迎え入れられるとのこと。
そこで見せられたのは菖蒲画伯の家で見せられた「地獄絵」。と、早雲は不意をついて矢三郎を「地獄絵」の中に突き落とします。おのれ、早雲。

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第六話:井の頭公園
そこは何もかもが赤錆たような不気味な都市の景観。実は「地獄」のモデルとなっているのは東京・井の頭公園です。

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第六話:井の頭公園
そこで見つけたのは主人不在のラーメン「天満屋」でした。

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第六話:井の頭公園駅
地獄列車が駅に到着。電車は京王井の頭線、駅は井の頭公園駅がモデルのようですね。

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第六話:井の頭公園
駅へと急いでみると、なんと鬼がまたゾロゾロと下車してくる様子。

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第六話:井の頭公園
「鬼!おのれ早雲め、なんてことしやがる!」

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第六話:井の頭公園
「おう人間がおるで!」
「なんやて!どっから逃げて来たんや!」
「そんなのかまへん。簀巻きにして釜に放り込んだれや!!」

と、鬼に追い回される矢三郎でしたが、得意の化け術で筋骨隆々の赤鬼に化けてやり過ごすことに成功。すると、ラーメン屋に鬼女が現れて、「刻限」だということで同行することになります。

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第六話:井の頭公園
「鬼も亡者も一緒になって、ぐつぐつ煮込まれている奥地は非文明的なんだ。」
「へ、へぇ。」

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第六話:井の頭公園
「あんたも地獄の底から出て来たからには、蒸気機関を学んで、地獄の産業革命に追いつかなきゃいけないね。」
地獄に「産業革命」やら「蒸気機関」やら、一体この地獄はなんなんでしょうね…

さて、鬼女についていくと「地獄国技館」ではなんと弁天が鬼たちと相撲をとってるwというわけで、弁天と対戦するのを好機ととらえ、彼女と地獄を脱出することに成功する矢三郎でした。


「地獄の底を抜けますからね」
業火の照り返しを受ける弁天の顔は生き生きと輝いていた。
「しばらく息を止めておきなさい。ひどい臭いなのよ」
彼女は擂り鉢のそこにある黒い竪穴に向かって降下した。
そこはあの鬼女が言っていた通り、いまだに地獄の産業革命がもたらされていない闇の奥であり、入り乱れた亡者と邏卒の見分けもつかず、悪臭と闇の煮凝りを通り抜けていくかのようであった。私は息を止めて目をつむっていたが、恐ろしい音は絶え間なく耳から流れこんできた。切り刻まれる亡者たちの阿鼻叫喚が、この地獄という擂り鉢の底へ四方八方から流れ込んでいるのだ。叫びと叫びとはたがいに溶け合って一つの叫びになり、世界はただもう一切の始まりから終わりまで響き渡る一つの巨大な絶叫であった。
そのとき私は、この世界に響き続けている不気味な地鳴りの正体を知ったのである。
(『有頂天家族 二代目の帰朝』P284より)





*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

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