08月 « 2017年09月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  » 10月

有頂天家族2舞台探訪記⑧

2017年 06月06日 09:17 (火)

uchotentop2.jpg


有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②
有頂天家族2舞台探訪記③
有頂天家族2舞台探訪記④
有頂天家族2舞台探訪記⑤
有頂天家族2舞台探訪記⑦

矢一郎が矢三郎と海星の関係を押し進めようとしている背景には、矢二郎の意見が、そして矢二郎の腹中には京都を出て旅に出る決意がありました。かつて矢三郎と海星の「赤い毛」の関係を承知していながらも海星に恋した矢二郎。結局は矢三郎に海星を託して(あるいは矢三郎を海星に託して)、自身は家を出るなんとも切ない話です。
一方、偽右衛門選挙が近づき、父の跡を継ぐために奔走する矢一郎は、矢三郎の提案で選挙の立会人に二代目に就任願い出ることになりますが…
下鴨家二代目、如意ヶ岳薬師坊二代目、二人の二代目を描く第九話「それぞれの二代目」、紹介しましょう。


b_uchoten2_c_0901.png b_uchoten2_p_0901.jpg
第九話:京都タワー

b_uchoten2_c_0902.png b_uchoten2_p_0902.jpg
第九話:京都駅
「おれも京都へ帰ってくる頃には、こいつが懐かしくなるのかねぇ。」

b_uchoten2_c_0903.png b_uchoten2_p_0903.jpg
第九話:京都駅
「矢二郎兄ちゃん!」
「遅れてすまん矢二郎。母上が見つからなくてな。」

b_uchoten2_c_0904.png b_uchoten2_p_0904.jpg
第九話:京都駅
「いいさ。母上にここで引き止められたりしてごらん。おれ行けなくなっちゃうよ。」
「ま、そうかもしれんな…」

b_uchoten2_c_0906.png b_uchoten2_p_0906.jpg
第九話:京都駅
「お母様は本当にお見送りが苦手なのね。」

b_uchoten2_c_0907.png b_uchoten2_p_0907.jpg
第九話:京都駅
「矢二郎兄ちゃん。お薬はちゃんと持った?」
「ああ、ちゃんとここに入れてあるさ。」
「飲むのを忘れては駄目だよ。蛙に戻っちゃうから。」
「で、まずはどこへ行くんだい?」

b_uchoten2_c_0908.png b_uchoten2_p_0908.jpg
第九話:京都駅
「そうさなぁ、まずは倉敷の小町温泉に住む狸たちを訪ねようと思う。その後のことは旅をしながらゆっくり考えるとしよう。」

b_uchoten2_c_0909.png b_uchoten2_p_0909.jpg
第九話:京都駅
「うちの兄から、分家に遊びに行ってやってと言われたのよね。律儀にありがとう。」
「もし四国に渡ることがあれば、金武町一門に挨拶してきてくれ。」

b_uchoten2_c_0910.png b_uchoten2_p_0910.jpg
第九話:京都駅
カチカチと火打石を打つのは第一期でも登場した下鴨家の習わし。
「これでバッチリ。きっと良い旅になるわよ、矢二郎くん。」
「ありがとう、おれが帰ってくるころには、玉瀾は姉さんだな。」

b_uchoten2_c_0911.png b_uchoten2_p_0911.jpg
第九話:京都駅
「お見送りの儀、誠にありがとうございます。」

b_uchoten2_c_0912.png b_uchoten2_p_0912.jpg
第九話:京都駅
「下鴨矢二郎、これより旅に出て、一回りむっくり大きくなって帰ってくる所存です。皆様も、どうかお元気で。」

b_uchoten2_c_0913.png b_uchoten2_p_0913.jpg
第九話:京都駅
こうして兄弟たちに見守られながら、「今のおれには帰ってくる場所がある。だから必ず帰ってくるさ」と言葉を残し矢二郎は西国の旅に出るのでした。

b_uchoten2_c_0914.png b_uchoten2_p_0914.jpg
第九話:BON BON CAFE
その頃、母は賀茂大橋西詰のビリヤード場に。第一期に続きBON BON CAFEの登場です。

b_uchoten2_c_0915.png b_uchoten2_p_0915.jpg
第九話:BON BON CAFE
「見送りにこないなんて、ひどいお母さんだと思ったかしら…でもあの子の手を離してやる自信がなかったのよ。もし顔を合わせて引き止めでもしたら、あの子はきっと行けなくなるから…」
「兄さんは元気に出て行ったよ。きっといい旅になるさ。」
「ええ…きっとそうね。あなたたちが自分で決めたことだもの。総さんはきっと許してくれます。」

b_uchoten2_c_0916.png b_uchoten2_p_0916.jpg
第九話:賀茂大橋

b_uchoten2_c_0917.png b_uchoten2_p_0917.jpg
第九話:賀茂大橋
「いつでも波風たてるよー」

b_uchoten2_c_0918.png b_uchoten2_p_0918.jpg
第九話:鴨川デルタ西側
「ずんずん立てるよー」

b_uchoten2_c_0919.png b_uchoten2_p_0919.jpg
第九話:鴨川デルタ西側
「いつでも平和を乱すよーガンガン乱すよー」

b_uchoten2_c_0920.png b_uchoten2_p_0920.jpg
第九話:鴨川デルタ西側
「矢三郎!ちょっと来てくれ!」

b_uchoten2_c_0921.png b_uchoten2_p_0921.jpg
第九話:BON BON CAFE
「赤玉先生が偽右衛門を選ぶ選挙の立会人をどうしても引き受けてくださらない。」

b_uchoten2_c_0922.png b_uchoten2_p_0922.jpg
第九話:BON BON CAFE
「代わりに後任の天狗を推薦するとおっしゃるのだが…」

b_uchoten2_c_0923.png b_uchoten2_p_0923.jpg
第九話:BON BON CAFE
「どうせ、弁天様だろ。」

b_uchoten2_c_0924.png b_uchoten2_p_0924.jpg
第九話:BON BON CAFE
「いくらんなんでもあんまりではないか?親父を鍋にして食った人間を、狸界の頭領を選ぶ宴に招けとおっしゃるのか。」
「いっそ天狗なしでやるわけにはいかないの?」
「そうはいかん。偽右衛門の権威は、狸界の総意と天狗様の承認に基づく。この手続きをすっ飛ばしてみろ、偽右衛門なんてものは張り子の虎になってしまう。」

そんなわけで矢一郎や八坂様に乞われて赤玉先生懐柔にコープ桝形に向かうも、赤玉先生の弁天を後任として指名する意思に全くゆらぎがない模様。

b_uchoten2_c_0925.png b_uchoten2_p_0925.jpg
第九話:セブンイレブン京都葵橋寺町店
「如意ヶ岳薬師坊対策本部」が設置されたのはコーポ桝形すぐの寺町通との交差点にあるセブンイレブン。ちなみに、第一期でここは駐車場として登場しています。

b_uchoten2_c_0926.png b_uchoten2_p_0926.jpg
第九話:セブンイレブン京都葵橋寺町店
さて、首尾なしの報告をするも、二代目に立会人を依頼するという奇策を矢三郎が考えつきます。

二代目の元を訪れた矢一郎と矢三郎は、二代目の弁天に対する敵愾心と泣き落としで立会人への就任を承諾させますが…

b_uchoten2_c_0927.png b_uchoten2_p_0927.jpg
第九話:珈琲蔦屋
そして偽右衛門選挙の開始の儀式の朝。

b_uchoten2_c_0928.png b_uchoten2_p_0928.jpg
第九話:珈琲蔦屋
矢一郎は狸大もあるハンバーグを二個平らげて備えます。

b_uchoten2_c_0929.png b_uchoten2_p_0929.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
ちょうど一年前に矢一郎と故・早雲が偽右衛門の座を競った頂法寺(六角堂)。

b_uchoten2_c_0930.png b_uchoten2_p_0930.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「おや?随分大人しくしてるな。」
と、そこにいたのは袈裟を来た金閣銀閣阿呆兄弟。
「これはこれは矢三郎殿、いいお天気になりまして、さぞかしへそ石様もお喜びでしょう。結構なことでごじゃいます。」
「素敵なことでごじゃいます。なむなむ。」

b_uchoten2_c_0931.png b_uchoten2_p_0931.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「お前たち何かヘンテコなものでも食ったのか?」

b_uchoten2_c_0932.png b_uchoten2_p_0932.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「何をおっしゃいますやら。我々は、阿呆から脱皮することを目指し、兄の呉一郎から教えを受けて、日夜修行に励んでいるのでごじゃいます。」
「兄さんも僕も、やわらかでヒンヤリした蒸しパンのように心穏やかでごじゃいます。」
「矢三郎殿にも断然仏道をすすめ、もはや阿呆の時代ではごじゃいませんぞ。」

b_uchoten2_c_0933.png b_uchoten2_p_0933.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「そうか、頑張ってくれ、応援してる…」

b_uchoten2_c_0934.png b_uchoten2_p_0934.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
プップカップップップー
「閉門!」

b_uchoten2_c_0935.png b_uchoten2_p_0935.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「静粛に願います。」

b_uchoten2_c_0936.png b_uchoten2_p_0936.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「これより会議を開きます。それに先立ちまして、ありがたくもへそ石様よりお言葉を頂戴致しております。ここに拝読しますので、諸君のご起立を願います。」

b_uchoten2_c_0937.png b_uchoten2_p_0937.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「「風邪を引いたときは足を温めて頭を冷やす。これで医者いらず。ハチミツショウガ湯を飲むのもすこぶる良いぜ!」以上です。」

b_uchoten2_c_0938.png b_uchoten2_p_0938.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「さて、このたび偽右衛門に立候補される矢一郎くんは、非常に有望な新世代の狸であります。さらに、応援演説をされる呉一郎くんもまた、早雲くん亡き後、夷川家をしょってたつ、同じく有望な狸であります。」

b_uchoten2_c_0939.png b_uchoten2_p_0939.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「夷川早雲が長男、夷川呉一郎であります。我が父は、偽電気ブラン工場の近代化に尽力しましたものの、その晩節を汚したことを忘れる訳には参りません。」

b_uchoten2_c_0940.png b_uchoten2_p_0940.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「にも関わらず、矢一郎くんは両家の諍いを水に流して、共に生きようと言ってくださった。夷川は新しい偽右衛門に協力を惜しまず、狸界の未来に力を尽くす所存です。」
夷川家の全面協力の中、12月26日偽右衛門選挙の開催が決定。そして…

b_uchoten2_c_0941.png b_uchoten2_p_0941.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「狸界の頭領である偽右衛門を決めるにあたって、立会人として、二代目のご臨席を賜ることとなりました。ご異議はありませんね?」
「意義あり!」

b_uchoten2_c_0942.png b_uchoten2_p_0942.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「べ、弁天様、ご光臨〜!」

b_uchoten2_c_0943.png b_uchoten2_p_0943.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「お師匠様から狸選挙の立会人になるように言われたのですけど、どうやら私は、お呼びでないようね。」

b_uchoten2_c_0944.png b_uchoten2_p_0944.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「あの英国かぶれが引き受けてくださるようでしたら別に構いませんけど。それにしても、どうしてそんな行き違いが起こったのか、事情が知りたい物だわ。ひょっとして、狸たちはわたしが立会人では不満なのかしら。」
そして天狗煙草で辻風を吹かす弁天。

b_uchoten2_c_0945.png b_uchoten2_p_0945.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
「あらあら、矢三郎。そんなところに隠れていたの?どうせあなたの差し金でしょう。」

b_uchoten2_c_0946.png b_uchoten2_p_0946.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
冷たくぴしゃりと言われ、申し開きもできない矢三郎。と、そこへ…

b_uchoten2_c_0947.png b_uchoten2_p_0947.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
ジャーン。

b_uchoten2_c_0949.png b_uchoten2_p_0949.jpg
第九話:紫雲山頂法寺
ジャーン。ジャーンン。

そして弁天と二代目の対決は次へと続きます。

矢一郎と「二代目」を主題に据えた第九話。残す話数は少なくなりましたが、物語は佳境を迎えます。


「波風立てて面白くするのよとは祖母の言葉である。その言に従って、俺に任せろと大見得をきってはみたものの、この目論みは狸の身の丈には合わぬ、大きすぎる博打であった。」



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2舞台探訪記⑦

2017年 06月04日 21:10 (日)

uchotentop2.jpg


有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②
有頂天家族2舞台探訪記③
有頂天家族2舞台探訪記④
有頂天家族2舞台探訪記⑤


「夷川早雲、冥土へ罷り越す…」

遠くは有馬の地で散った夷川早雲。
巨悪のあっけない落命でしたが、これをきっかけに下鴨家と夷川家の関係に変化が訪れます。長年に渡る両家紛争の原因の一つとなった矢三郎と海星の婚約破談。これが再び持ち上がってきますが…
決して矢三郎の前に姿を現さなかった海星。その謎が今明らかとなる第八話「夷川海星の秘密」、それでは紹介しましょう!

b_uchoten2_c_0801.png b_uchoten2_p_0801.jpeg
第八話:秋月橋
「総さんも夷川さんもあの世に行ってしまって。」
「母上…」

b_uchoten2_c_0802.png b_uchoten2_p_0802.jpeg
第八話:秋月橋
「夷川さんはね、自分から望んで婿養子に入ったのよ。」
「へえ…」
「そもそもはおじいさまがね、夷川家との確執をなんとかしたい、って言いだして。それで夷川家に和解の申し入れをしたんだけれども…」

b_uchoten2_c_0803.png b_uchoten2_p_0803.jpeg
第八話:秋月橋
「なんでも早雲は事前に夷川家と示し合わせていたとか。」

b_uchoten2_c_0804.png b_uchoten2_p_0804.jpeg
第八話:秋月橋
「和解するために夷川家に入ったのに、どうしてこんなことになってしまったのかしら…」

「…そうか、母上にはわからないか…」
「切ないねぇ…」

早雲の下鴨総一郎とその子供たちに対する憎しみ。その根底にあったのは母、桃仙をめぐる三人の関係にありましたが、それを桃仙自身は知る由もありません。

b_uchoten2_c_0805.png b_uchoten2_p_0805.jpeg
第八話:カフェウッディタウン

b_uchoten2_c_0806.png b_uchoten2_p_0806.jpeg
第八話:カフェウッディタウン
「あら、矢三郎ちゃんだけなの?」

b_uchoten2_c_0807.png b_uchoten2_p_0807.jpeg
第八話:カフェウッディタウン
さて、第一期でも登場したカフェウッディタウンをモデルとしたと思われる店舗が今回も登場しました。
写真は2013年時に撮影させていただいたものですが、公式には取材を受けていないそうです。

b_uchoten2_c_0808.png b_uchoten2_p_0808.jpeg
第八話:下鴨神社
カフェで玉瀾と珈琲を飲んでいた矢三郎ですが、雷鳴を聞いた途端に下鴨神社へ直行。
矢三郎が心配したのは当然、雷で化けの皮がはがれてしまう母のこと。

b_uchoten2_c_0809.png b_uchoten2_p_0809.jpeg
第八話:下鴨神社
「母上!」
「ひぃ。ぎりぎりもいいとこ…」
今回は母が行方不明になるまでに間に合ったようですねw

b_uchoten2_c_0810.png b_uchoten2_p_0810.jpeg
第八話:下鴨神社
「あら、玉瀾!」
「こんばんは。」
すると矢一郎もやって来て…

b_uchoten2_c_0811.png b_uchoten2_p_0811.jpeg
第八話:下鴨神社
なんと人間に化けた矢二郎!
大分化け力が元に戻って来たようですね。

b_uchoten2_c_0812.png b_uchoten2_p_0812.jpeg
第八話:下鴨神社
すると、木魚の音が響いて楼門に出てみると、なんと夷川呉一郎の姿が。

b_uchoten2_c_0813.png b_uchoten2_p_0813.jpeg
第八話:下鴨神社
「わたしは、父を見つけ出し、ここに連れてくる所存でありました。ですが、父は鬼籍に行ってしまいました。」
「呉一郎…」
「亡き父の悪行の数々、百万遍お詫びしても足りますまい。しかしながら、この愚かなる夷川の子等に慈悲を賜り、夷川家が下鴨家のよき仲間となれますように、ご鞭撻のほど希い奉る所存でございます。」

b_uchoten2_c_0814.png b_uchoten2_p_0814.jpeg
第八話:下鴨神社
「さあ、愚かなる我々の尻の毛をおむしりください。」
「「恐惶謹言!」」

b_uchoten2_c_0815.png b_uchoten2_p_0815.jpeg
第八話:下鴨神社
しかし矢一郎が言ったのは夷川早雲のことを許さないが、これからの両家を考えるべきではないか。そしてともに生きようと。ここに下鴨家と夷川家の和解は相成ったのでありました。

b_uchoten2_c_0816.png b_uchoten2_p_0816.jpeg
第八話:三年坂
さて、久し振りに矢三郎が赤玉先生の元を訪れると、なんと弁天が二代目と清水寺で逢い引きをするらしいとのことで、二人は清水寺へ。

b_uchoten2_c_0817.png b_uchoten2_p_0817.jpeg
第八話:清水寺警備室前
「見渡すばかり阿呆ばかりだ。これでは弁天の居所も分からぬ。」

b_uchoten2_c_0818.png b_uchoten2_p_0818.jpg
第八話:清水寺・仁王門
「弁天様なら目立つに決まっていますよ。」
作中に描かれている清水寺のライトアップですが、春の花見灯路、夏、秋の紅葉の年三回行われています。

b_uchoten2_c_0819.png b_uchoten2_p_0819.jpeg
第八話:清水寺
こちらは順路的には出口に近いあたりの紅葉トンネル。

b_uchoten2_c_0820.png b_uchoten2_p_0820.jpeg
第八話:清水寺・滝の家
「先生は甘酒でも飲んでいてください。私が探ってきますから。」

b_uchoten2_c_0821.png b_uchoten2_p_0821.jpeg
第八話:清水寺・滝の家
そう言い残すと矢三郎は人ごみの中、本堂の舞台へと向かいます。

b_uchoten2_c_0822.png b_uchoten2_p_0822.jpeg
第八話:清水寺・本堂


b_uchoten2_c_0823.png b_uchoten2_p_0823.jpeg
第八話:清水寺・本堂
そして逢い引きと称しながら一触即発の弁天と二代目が。
ちなみに清水寺は現在数年がかりの大改修のため、本堂の舞台は立ち入ることができません。

b_uchoten2_c_0824.png b_uchoten2_p_0824.jpeg
第八話:清水寺
弁天が「ろうそくのようでかわいい」と言い、二代目が「うす気味の悪い」と言った京都タワー。

b_uchoten2_c_0825.png b_uchoten2_p_0825.jpeg
第八話:清水寺・本堂
結局物別れに終わった二人の会合でした。

「どうしてあなたは帰って来たの?こんな国のこんな街へ。」

b_uchoten2_c_0826.png b_uchoten2_p_0826.jpeg
第八話:清水寺・滝の家
「お師匠様、こんなところで何をしていらっしゃるの?」
完全にうたた寝している赤玉先生w

b_uchoten2_c_0827.png b_uchoten2_p_0827.jpeg
第八話:清水寺・滝の家
「うぁ…べ、弁天!」
「風邪を引きます。早くお家へ帰りましょう。」

b_uchoten2_c_0828.png b_uchoten2_p_0828.jpg
第八話:清水寺(テスラさん提供)
こちらは本堂の舞台より直下を見たところですが、現在本堂は足場で覆われているため写真は撮影できません。

b_uchoten2_c_0829.png b_uchoten2_p_0829.jpeg
第八話:寺町商店街(御池通)

b_uchoten2_c_0830.png b_uchoten2_p_0830.jpeg
第八話:寺町商店街

b_uchoten2_c_0831.png b_uchoten2_p_0831.jpeg
第八話:寺町商店街
「呉一郎が矢四郎に新しい実験室をくれたらしいから、どんなものか見に行く。」

b_uchoten2_c_0832.png b_uchoten2_p_0832.jpeg
第八話:寺町商店街
「お、いいねぇ。そいつは俺も見たい。」

b_uchoten2_c_0833.png b_uchoten2_p_0833.jpeg
第八話:京都踏水会
二人がやって来たのは矢四郎が働く夷川の偽電気ブラン工場。モデルとなっているのは第一期でも登場の京都踏水会の建物です。

b_uchoten2_c_0834.png b_uchoten2_p_0834.jpeg
第八話:京都踏水会
工場に隣接する夷川家の邸宅や倉庫がある設定だと思われる場所は、消防団の施設のようで全く異なっていますね。

b_uchoten2_c_0835.png b_uchoten2_p_0835.jpeg
第八話:木屋町路地奥なごみや
そしてその夜、かつて総一郎が贔屓にしていた居酒屋で矢三郎と海星の縁談話を切り出す矢一郎ですが、矢三郎は猛反発。

へそを曲げてしまった矢三郎は母の実家、狸谷不動院に立て篭りますが、なんとそこにやってきたのは海星でした。そして明らかになる海星と矢三郎の間の秘密が明らかになります。


「海星はなんとか私に近づこうと試みたが、そのたびに私の化けの皮が剥がれる結末となった。毛深い姿で途方に暮れ、金閣と銀閣に追いまわされている私の姿を見るにつけ、海星はいよいよ私に近づけなくなった。
(中略)
それにしても、かくも重大な秘密を、かくも長い間、ひとり毛深い腹の中にしまいこんでいたとは信じられない。この健気さの途方もない無駄遣いは何と言うべきか。」

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P371より)




*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2舞台探訪記⑤

2017年 05月10日 06:44 (水)

uchotentop2.jpg


有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②
有頂天家族2舞台探訪記③
有頂天家族2舞台探訪記④


下鴨神社で数年ぶりの将棋対局を果たした矢一郎と玉瀾でしたが、矢一郎が投了した途端に玉瀾が将棋盤に吸い込まれてどこかへ。続いて矢一郎、矢三郎も飛び込んだところ、そこは見覚えのある父の「将棋部屋」でした。なんと将棋部屋は赤玉先生のアパートの一室につながっており、そこで「茶釜エンジン」を発見しますが…
季節は8月も半ば過ぎ、五山送り火を迎えた京都。今年、今宵も下鴨家と夷川家による納涼船合戦が送り火の空で繰り広げられる第五話「続・大文字納涼船合戦」です。

b_uchoten2_c_0501.png b_uchoten2_p_0501.jpeg
第五話:出町橋西詰
コーポ枡形を出た矢一郎・矢三郎は、玉瀾を見送るために出町橋の西詰へ。

b_uchoten2_c_0502.png b_uchoten2_p_0502.jpeg
第五話:出町橋西詰
「じゃあ、わたしはここで。ありがとう、矢三郎ちゃん。」
「なんのなんの。」

b_uchoten2_c_0503.png b_uchoten2_p_0503.jpeg
第五話:出町橋西詰
「そうだ、もうすぐ五山の送り火だ。玉瀾もうちの納涼船においでよ。」
「是非お伺いいたします!」

b_uchoten2_c_0504.png b_uchoten2_p_0504.jpeg
第五話:出町橋西詰
「それじゃ、また。」

b_uchoten2_c_0505.png b_uchoten2_p_0505.jpg
第五話:出町橋西詰
「お前また、余計なことを!」
「なんだよ、せっかく気を利かせてやったのにその言い草は。」

b_uchoten2_c_0506.png b_uchoten2_p_0506.jpg
第五話:出町橋西詰
「五山の送り火に浮かべる船がないのだ…。」

b_uchoten2_c_0507.png b_uchoten2_p_0507.jpg
第五話:出町橋西詰
「え!奈良の狸から遣唐使船借りるはずだったろ。」
「あの話はだめになった。」


どうやら夷川が金にものを言わせて奈良の狸を買収した様子で、矢二郎の「偽叡山電車」に茶釜エンジンを搭載して浮かべることに。矢一郎と玉瀾の告白も行われ、和やかな雰囲気になったタイミングで宿敵・夷川家の遣唐使船が接近して結局戦闘状態に突入。そこへ弁天が拝借してきた洋椅子を取り返しに来た二代目が登場して、狸の喧嘩は天狗の喧嘩に発展しますが…

白い浴衣姿の弁天と、黒ずくめの二代目は、狸たちが固唾をのんで見守る中、傾いた帆柱の真下で向かい合った。転落して船板にめりこんだ電光掲示板がばちばちと青白い火花を散らしている。弁天は怒りを腹に秘め、二代目は軽蔑を腹に秘め、たがいに睨み合っている。弁天は冷たい微笑を頬に浮かべた。
「倫敦でお会いしたときには、ひどく空が荒れていましたわね」と彼女は謎めいたことを言った。「虫が好かなかったのですよ、あの日からずっと」



「弁天がどこへ堕ちたか分かるな、矢三郎]
「はい。見ておりました」
「迎えに行ってやらねばなるまい。ついてこい」
「承知しました」

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P251及びP254より)

b_uchoten2_c_0508.png b_uchoten2_p_0508.jpg
第五話:西賀茂橋東詰
我々は西賀茂橋のたもとでタクシーを降り、川の左岸を歩いていった。

b_uchoten2_c_0509.png b_uchoten2_p_0509.jpg
第五話:西賀茂橋東詰
賀茂川はひっそりとした住宅や畑の広がる町を抜けて、巨大な獣のようにうずくまる北の山に向かっている。

b_uchoten2_c_0510.png b_uchoten2_p_0510.jpg
第五話:MKボウル上賀茂前
弁天は夏草の生い茂った賀茂川の中州にひとり座っていた。撃墜されたときに川に落ちたらしく、長い黒髪は乱れているし、浴衣も濡れて泥だらけである。青ざめた頬にも、生々しい泥の跡が一筋こびりついていた。

b_uchoten2_c_0511.png b_uchoten2_p_0511.jpg
第五話:MKボウル上賀茂前
私と赤玉先生が川べりに下りていっても、彼女はこちらを見ようとしなかった。

b_uchoten2_c_0512.png b_uchoten2_p_0512.jpg
第五話:MKボウル上賀茂前
赤玉先生は川を渡っていき、彼女のかたわらに立った。

b_uchoten2_c_0513.png b_uchoten2_p_0513.jpg
第五話:MKボウル上賀茂前
「悔しいかね」と問いかけるのが聞こえた。
弁天は小さく笑ったようである。
「…悔しいですわ」
「そうか。そうであろうな」と先生は優しい声で言った。

b_uchoten2_c_0514.png b_uchoten2_p_0514.jpg
第五話:MKボウル上賀茂前
「しかし天狗も時には堕ちるものだ」
弁天とならんで川面を眺めながら、先生は静かに言い聞かせるようにした。
「悔しかったら、強うなれ」

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P255-P257より)


彼女の横顔には二代目への青白い怒りが燃えていた。
しかしその顔を見た瞬間、言いしれぬ哀しみが私の胸をいっぱいにした。そのとき船上にいた狸たちの一匹として私の気持ちが分かったとは思えない。
ひとり私だけが確信していたのである。
弁天は二代目に負けるだろうと。

(『有頂天家族 二代目の帰朝』P251-P252より)





*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2舞台探訪記④

2017年 05月06日 20:26 (土)

uchotentop2.jpg


有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②
有頂天家族2舞台探訪記③

二代目に続いて帰朝した弁天は早速、その噂を聞きつけ二代目の新邸宅にやってきます。
弁天の美貌にも臆せず小娘扱いする「紳士的」対応に、「別に怒ってませんよ」といいながらも弁天は怒り心頭の様子。さてその頃、矢一郎は父・総一郎が始めた南禅寺の将棋大会を復活させるべく奔走しておりましたが…
矢一郎と玉瀾の過去、そして二人の交情が進展する第四話「狐将棋大会」を紹介していきましょう!

さて、対局は矢一郎の投了で終わりましたが、将棋盤に現れた謎の穴。穴に吸い込まれてしまった玉瀾は一体どこへ?
次回に続きます。

b_uchoten2_c_0401.png b_uchoten2_p_0401.jpeg
第四話:京都市動物園前
「大事なのは愛嬌です。」

b_uchoten2_c_0402.png b_uchoten2_p_0402.jpeg
第四話:京都市動物園前
「しかし媚びるのではありません。誇りを持って狸を演じる。それがコツです。」

b_uchoten2_c_0403.png b_uchoten2_p_0403.jpeg
第四話:京都市動物園
「それでは、留守をよろしく〜。」

b_uchoten2_c_0404.png b_uchoten2_p_0404.jpeg
第四話:京都市動物園
と、いうわけで、小遣い稼ぎに岡崎狸の代わりに動物園の檻に入る矢三郎でした。
矢三郎たちが入っていたのは、実際に京都市動物園でホンドタヌキが飼育されている場所になります。

b_uchoten2_c_0405.png b_uchoten2_p_0405.jpeg
第四話:京都市動物園
「我々狸が得意とする化け術は、檻の中では使えない。」
「化け術は自由の概念と密接なつながりがあるからなぁ。」

b_uchoten2_c_0406.png b_uchoten2_p_0406.jpeg
第四話:京都市動物園
「だから動物園の狸は、その道のプロフェッショナルである岡崎の狸たちが交代で務めるのが、昔からの習わしなのさ。」

b_uchoten2_c_0407.png b_uchoten2_p_0407.jpeg
第四話:京都市動物園
作中登場する動物園の観覧車は昭和31年完成の本州最古の現役観覧車とされているそうです。

b_uchoten2_c_0408.png b_uchoten2_p_0408.jpeg
第四話:京都市動物園
「素敵な狸ぶりね、矢三郎ちゃん。」
「玉瀾!どうしてこんなところに?」
「矢三郎ちゃんが岡崎の狸たちの代打で出ているっていうから、応援に行ってあげようと思って。」
そこに将棋を指していた矢二郎が現れ、話題は南禅寺の将棋大会のことに。

b_uchoten2_c_0409.png b_uchoten2_p_0409.jpeg
第四話:京都市動物園
「矢一郎さんが頑張って復活させたっていうのに来ないっていうの?そんなつれないことを言っては駄目よ。」

b_uchoten2_c_0410.png b_uchoten2_p_0410.jpeg
第四話:京都市動物園
「矢一郎さんは今でも将棋を指さないのね…」
「ああ…玉瀾が一番分かっている…」
「いつまで拘るのかしら…もう立派な毛玉なのに。」
「それをあいつに言ったかい?」

b_uchoten2_c_0411.png b_uchoten2_p_0411.jpeg
第四話:京都市動物園
「言えない…なんでか分からないけど、言えないの。」

「この世に毛深き恋のなかりせば…」

思わせぶりな口ぶりの矢二郎でしたが、その晩、いよいよ南禅寺で将棋大会が開催されます。しかし金閣・銀閣の阿呆兄弟に応戦した矢三郎、さらに堪忍袋の緒が切れた玉瀾が虎に変化し、用意に用意を重ねて来た将棋大会はおじゃんになってしまいます。

b_uchoten2_c_0413.png b_uchoten2_p_0413.jpeg
第四話:相生社
矢一郎に金閣・銀閣の揶揄いに応戦したことを叱責され、拗ねる矢三郎でしたが…

b_uchoten2_c_0413-5.png b_uchoten2_p_0413-5.jpeg
第四話:相生社・連理の賢木
木の上から矢一郎の隠し穴を発見。
さて、こちらの木は相生社に隣接する連理の賢木といい、縁結びのスポットとして有名であり、「京の七不思議」の一つともされています。

b_uchoten2_c_0414.png b_uchoten2_p_0414.jpeg
第四話:南禅寺・三門
母は玉瀾を矢一郎の嫁に、との考えでしたが、母の「優しい弟がなんとかしてくれる」との言葉に逆らえず、そのまま南禅寺へと向かいます。

b_uchoten2_c_0415.png b_uchoten2_p_0415.jpeg
第四話:南禅寺・三門
三門に佇むのは南禅寺家当主で玉瀾の兄である、南禅寺正二郎。

b_uchoten2_c_0416.png b_uchoten2_p_0416.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「やあ、矢三郎君。」

b_uchoten2_c_0417.png b_uchoten2_p_0417.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「玉瀾の様子はいかがですか?」
「相変わらずの天岩戸でね。ひとたび立て篭ると決めたら、兄の言うことなんて聞きませんよ。」

b_uchoten2_c_0418.png b_uchoten2_p_0418.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「この度は、色々と申し訳ありませんでした。」

b_uchoten2_c_0419.png b_uchoten2_p_0419.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「気にしなさんな。雨降って地固まることもありますから。」

b_uchoten2_c_0420.png b_uchoten2_p_0420.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「兄貴は色々とどんくさくて。」
「僕は矢一郎のことがよくわかるのだが、父親が洛中にあんなに名高い狸だったら、終始父親に見張られているような気がして、間違えなくていいことも間違えたりするものですよ。」

b_uchoten2_c_0421.png b_uchoten2_p_0421.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「でも僕は、矢一郎のことが好きですよ。」

b_uchoten2_c_0422.png b_uchoten2_p_0422.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「将棋の神様がね…。将棋に惹かれて取り憑かれて、この世から姿を消した者たちのことを、南禅寺では「将棋の神様に連れて行かれた」と言ってね。」

b_uchoten2_c_0423.png b_uchoten2_p_0423.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「いずれ玉瀾も将棋の神様に連れて行かれるのではないかと、僕は気が気ではないんだ。」
そして玉瀾を将棋の神様に連れて行かれるのを引き止めてくれる人、その人こそ矢一郎であって欲しいという兄の妹に対する思いやりでした。

b_uchoten2_c_0424.png b_uchoten2_p_0424.jpeg
第四話:南禅寺・三門
三門に籠る玉瀾の説得に登る矢三郎。

b_uchoten2_c_0425.png b_uchoten2_p_0425.jpeg
第四話:南禅寺・三門
阿呆将棋で矢三郎に笑わされた玉瀾は、昔、赤玉先生に雲ヶ畑の大杉に吊るされたとき、矢一郎と暗闇の中を探しに向かった日のことを思い出していました。

b_uchoten2_c_0426.png b_uchoten2_p_0426.jpeg
第四話:南禅寺・三門
「で、玉瀾はどうするんだい?まだ意地を張るつもり?」
「阿呆将棋はもう結構よ。」
さて、作中丹念に描かれている三門の仏間ですが、外の通路より拝観はできますが撮影禁止となっています。

b_uchoten2_c_0427.png b_uchoten2_p_0427.jpeg
第四話:下鴨神社・御手洗池
そして矢三郎の一計により、玉瀾と矢一郎は数年ぶりに将棋で対局する中、心を通わせていくのでありました。

「ここに一つ、毛深き恋の物語がある。恋に落ちる雄狸と雌狸は、運命の赤い毛で結ばれているという。運命の赤い毛が、母を狸谷不動から糺ノ森に引っ張って来たように、今度は南禅寺に絡み付いた。今まさに、狸君と狸嬢の毛深くも慎み深い交情が進行中である。」




*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。

有頂天家族2舞台探訪記③

2017年 04月28日 21:36 (金)

uchotentop2.jpg


有頂天家族舞台探訪記(第一期)
有頂天家族2舞台探訪記①
有頂天家族2舞台探訪記②


一泡吹かせようと、「地獄の鬼」に化けた矢三郎に仰天する天満屋でしたが、そこで取り出したのは二代目がなくした「独逸製空気銃」ー

転んでもただでは起きぬ、脅威の粘り強さを見せる謎の男・天満屋。ところがちょうどそのとき、天満屋が「自分を地獄に突き落とした張本人」と憎しみを募らせる弁天が世界一周から帰還。二代目の帰朝で騒然とする京の狸界隈でしたが、そこに見るものを震えさせる天下無双の弁天が帰って来たとあっては、二人の間に何か起こらぬわけがない…
いよいよ「波風」が立ち始める第三話「欧羅巴の香り」です。

b_uchoten2_c_0301.png b_uchoten2_p_0301.jpeg
第三話:狸谷山不動院・交通安全自動車祈祷殿
さて、矢三郎と母・桃仙は実家の狸谷不動院にやってきます。

b_uchoten2_c_0302.png b_uchoten2_p_0302.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「ここの石段、ちょこっと削れているでしょ?」

b_uchoten2_c_0303.png b_uchoten2_p_0303.jpg
第三話:狸谷山不動院
「これはお母さんが飛び跳ねたから。」
「デタラメ言ってら。」

b_uchoten2_c_0304.png b_uchoten2_p_0304.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「デタラメなもんですか。何千回も上り下りしたのだから削れて当たり前。そうしたら、総さんたちが上って来たんですよ。」
「たしか、タケノコ探検隊とか言って。」
「タケノコではなく、ツチノコでしょ。」

b_uchoten2_c_0305.png b_uchoten2_p_0305.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「そうそう、ツチノコ。」

b_uchoten2_c_0306.png b_uchoten2_p_0306.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「父上は、ツチノコを捕まえようとして、母上を捕まえたわけだ。」

b_uchoten2_c_0306-1.jpg b_uchoten2_p_0306-1.jpg
第三話:狸谷山不動院・本堂

b_uchoten2_c_0307.png b_uchoten2_p_0307.jpeg
第三話:狸谷山不動院・三社明神堂
こちらは本堂と向かい側にある小さな社。

b_uchoten2_c_0308.png b_uchoten2_p_0308.jpeg
第三話:狸谷山不動院・三社明神堂
「こんにちわー」
「おやおや、誰かと思ったら桃仙じゃないか。」

b_uchoten2_c_0309.png b_uchoten2_p_0309.jpeg
第三話:狸谷山不動院・三社明神堂
「矢三郎と会うのも、久しぶりであるなぁ。」

b_uchoten2_c_0310.png b_uchoten2_p_0310.jpeg
第三話:狸谷山不動院・三社明神堂
「お久しぶりです、お兄さん。」

b_uchoten2_c_0311.png b_uchoten2_p_0311.jpeg
第三話:狸谷山不動院・三社明神堂
「お母さんにお願いがあって来たのだけれど。」

b_uchoten2_c_0312.png b_uchoten2_p_0312.jpeg
第三話:狸谷山不動院
そして連れてこられたのは本堂脇から入るハイキングコース。

b_uchoten2_c_0313.png b_uchoten2_p_0313.jpeg
第三話:狸谷山不動院
山道を進むと…

b_uchoten2_c_0314.png b_uchoten2_p_0314.jpeg
第三話:狸谷山不動院
そこには狸の群れがwそしてその中にひときわ真っ白な毛玉、それが桃仙の母、すなわち矢三郎たちの祖母でした。

b_uchoten2_c_0315.png b_uchoten2_p_0315.jpeg
第三話:狸谷山不動院
なんとも要領を得ない会話ながらも矢二郎の化け力を治す薬と、「波風たててね、うんと立ててね」と意味深な言葉を祖母からもらった矢三郎でした。

b_uchoten2_c_0316.png b_uchoten2_p_0316.jpeg
第三話:狸谷山不動院
矢三郎の頭に残ったのは「ここはお兄ちゃんが頑張るところなんだからね」という祖母の言葉。

b_uchoten2_c_0317.png b_uchoten2_p_0317.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「おばあ様は不思議なことおっしゃったわね。」
「何を頑張るんだろう?さっぱり分からないや。」

b_uchoten2_c_0318.png b_uchoten2_p_0318.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「それにしても暑いわね〜」

b_uchoten2_c_0319.png b_uchoten2_p_0319.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「夏ですからね。夏といえば五山の送り火ですね。」
「今年も楽しくなるといいわね。」

b_uchoten2_c_0320.png b_uchoten2_p_0320.jpeg
第三話:狸谷山不動院
さて五山の送り火といえば納涼船。下鴨家の納涼船は一昨年前に夷川家の仕業で壊れたままで、今年は奈良の遣唐使船を借りる算段を矢一郎がつけているとのこと。

b_uchoten2_c_0321.png b_uchoten2_p_0321.jpeg
第三話:狸谷山不動院
「矢一郎はてんてこ舞いなんだから。将棋大会といい、納涼船といい、あなたも少しは手伝いなさい。」
「ふぅん、やなこった。」

b_uchoten2_c_0322.png b_uchoten2_p_0322.jpeg
第三話:烏丸六角交差点
狸谷不動院で預かった薬を矢二郎に届けるために六道珍皇寺を訪れた矢三郎は、二代目がホテルオークラを引き払ったと聞かされ、早速、矢四郎を連れて引っ越しのお祝いに。

b_uchoten2_c_0323.png b_uchoten2_p_0323.jpeg
第三話:新町通六角上る
やって来たのは頂法寺から烏丸通を隔てて反対側、新町通りにある古いビルディング。
ちなみに手前右に写っているのは紫織庵(旧・川崎家住宅)で、かつて古民家でしたが現在は指定有形文化財で「京のじゅばん&町家の美術館」として一般公開されています。(入場500円)
紫織庵

b_uchoten2_c_0324.png b_uchoten2_p_0324.jpeg
第三話:新町通三条上る
二代目が邸宅を構えるビルは現地にありませんが、新町通六角から少し北に行った三条通付近に似たような外観のビルがあります。三条通は元々、明治大正にかけて京都随一の繁華街として洋館が建立され、現在に至まで数多く残っていますね。



*引用画像は全て比較研究目的で掲載しており、著作権は全て「有頂天家族2」製作委員会にあります、ので。